Saturday, 24 December 2016

時に日本語に戸惑う

日本にいる間、ショッピングセンターなど、もちろんウロウロします。
今日も直しに出していたブーツが仕上がったので受け取りに行ったついでに、近所のショッピングセンターで服を見てました。

「そちらのワンピースは、それほど《オナガザル》なりませんので、、、、」と話しかけてきた店員さん。

え?
オナガザル、ですか?
数秒、ワンピースを見つめながら考えてしまった。

私が見ていたのは、たっぷりとしたシルエットのシンプルなグレーのニットのワンピース。
《オナガザル》とは、、、。

知らないうちに、流行の言葉ってものが出てくるけど、そういうもんでもなさそうだし、店員さんは、いたって真剣。

想像がつく方、いらっしゃいますかー。

数秒の間に一生懸命考えたところ、この店員さんが発した言葉は「そちらのワンピースは、それほど《お長く》もなりませんので、、、」だったのかと判明。
丈の長いワンピースだけど、前身ごろが少し短めだから、それほど長く感じられませんよと言いたかったらしい。

私の聞き間違いにもほどがあるけれど(常々、聞き間違えることは多い)、それにしても、長いに「お」をつけますか。
誰か、止めてくれないのかな。(あえて、私が止めればよかったんでしょうか、、、)






Friday, 23 December 2016

冬至って?

「冬至」は、冬のサインなのでしょうか、もっと先を見て、春のサインなのでしょうか。

冬至の日に相方と話していて「今日は冬至だ。本格的に冬が始まる」と言われました。

ん? そうなの?

私は、冬至が過ぎれば「日が長くなる」から、「春が来るぞ」の感覚だったので、一気にひゅるるるるーーーーっと冷たい北風を吹きつけられた感があり、違うでしょ、と反論。

相方にすれば、万国共通で冬至は本格的な冬の始まりだそうで、私の感覚がおかしいと。

さて、みなさま、どう思われますか。

冬至が過ぎて、昨日と今日、関東南部は日中は20度近くまで上がる暖かい日々。
明日からまた気温は下がるようですが、12月半ば過ぎて20度近くまでいけば、やっぱり春が来るぞーって思ってもおかしくないと思うんだけど、、、なぁ。

Monday, 14 November 2016

種類が豊富。長期帰国中のSIMカード、決めました

ただいま日本です。
9月10月とまたいで3週間ほどマドリード滞在でしたが、その間、急に日本に帰る用事ができて、で、今は日本。いやー、移動って簡単になったもんだ(お金を払えば)。

大概、帰国時にはソフトバンクのプリペイド式の携帯を使ってました。
私がその携帯を購入したのは数年前。電話機ごと購入せねばならず、もちろんスマホのようなものであればそれなりに高いわけですが、私が購入した時に在庫があったのは2100円ほどのガラケー。それに月極めの通話料(メール込み、インターネットなし)3000円(税別)で数年間過ごしてました。1か月ほどの滞在だったので、期間としてもちょうどよかったし。
それにチャージしないで放っておいた場合、最後のチャージが切れた日から1年間は番号は保持されるというもの。1年に1度帰国して、1か月分使うために3000円ほど払っていればずっと同じ番号を持てるのでラクチンだったのですが、、、。

今回は3か月の滞在とあって、もうちょっと安く上がるのではなかろうかと思って調べてみました。

それが、よくわからん。
いろんなプランが多すぎて、、、。なんだかどんどんサービスが増えている様子。

こうなったら一番便利なのは、取り扱っている大手電器店で質問する。これ、一番早いですよね、本当に。しかも、みなさん親切過ぎるほど親切だし。

というわけで、横浜西口ヨドバシカメラに行ってきました。いやー、ずらっとそろってる、そろってる。
イタリアで言うなれば、スーパーで売ってるパスタの種類がたくさんあり過ぎてわかんないよーというくらい、短期利用のSIMの種類があるのではなかろうか。

即、そこら辺の店員さんを捕まえて、「3か月ほど、海外から持ってきたSIMフリーのiPhoneで使いたい、しかも解約時に手数料のかからないもの」と希望を伝えたところ、イタリアのパスタほどの種類がずらっと並んだ短期用SIMの種類から3か月の使用でオトクなものということで、二つに絞られました。
(実際、ずらっと並んだSIMの種類も、一つのプランで普通のSIM、ナノSIM、マイクロSIMって3種類あるため、それだけ数が多かったわけです。)

ひとつは、3か月使い切りで2GBまで使える約4000円のネット用SIM。電話番号はつかない。

もうひとつは、クレジットカードを持っていれば契約できるというFREETELという会社のSIM。Docomoの回線を使用するので問題もなさそうだし、電話番号ありなしが選べる。店員さんの話を聞いていると私の使用状況をふまえてオトクに思えたので、あまり悩まず、こちらにすることにしました。

このFREETELという会社のサービスは、特に旅行者向けに出ているものでもなさそうです。パケット定量制、使った分だけ払うプラン、電話番号ありなしなど、いろんなプランがあるようですが、詳しくはFREETELを検索してくださいませ。今や、大手電器店でこれまでの携帯大手三社に並んでカウンターがあり、そこでもすぐに説明してくれます。

私が契約したFREETELのSIM、店頭で契約してその場で開通してもらえるものは、初期費用に3000円近くかかります。
ただし、同じプランであっても、店頭で契約用のコードだけを299円(ニクキューという商品)で買って(税別)、家に帰って自分でネットから登録手続きすると早くて翌日には指定の住所にSIMが届くというものもあるとのこと。

その場でSIMはもらえないけど、10倍も変わるこのお値段。
1日くらい待ったって、どってことないわよ、というわけで、このニクキューを購入して家に帰って即登録。
登録に必要なのは、氏名など基本情報はもちろんですが、他にはこのニクキューのパッケージにあるコード番号、クレジットカード番号、本人確認書類(これは電話番号付きのSIMを申し込む場合のみかも。ネットのみの場合でも必要かどうか知りません)のみ。朝11時までに登録すれば、当日処理して翌日にはSIMが届くのだとか。

こんだけでいいの?というほど簡単な登録で、登録できているのかどうなのか不安もありましたが、きちんと届きましたよ、SIMが。

店頭でニクキューを購入した時に、店員さんが声をかけてくれたのですが、海外のスマホでSIMフリーと言ってもうまく動かないことがあったそうです。その店員さんいわく、フランスから来た方が使えず、ベルギーの方は使えたという事例があったとか。
この辺りは、契約を終えてSIMを挿入してみないとわからないわけで、最初から3000円とか4000円も投資して結局動かないというよりは、299円と初回の月額基本料金だけの投資の方がよいでしょうということに。確かに。

おそるおそるSIMを入れてみると、、、むむむ。よくわからん。ローミングで最初っから勝手にDocomoになってたし。SIMを受け付けない場合、どんな画面が出てくるのか知るよしもない。

あ、SIM入れただけじゃなくて、設定が必要なんだ! 同梱の紙をよく読まなければ!

何やら、ネットに必要な設定をインストールして、繋げていたWifiを切断して、ネットを試してみた。
おぉぉ。使える〜。繋がった〜。

そんなわけで、今、FREETELのSIMをイタリアで購入したSIMフリーのiPhoneで使用してます。通話もきちんと使えます。
まだ使用開始して数日ですが、外でネットもすいすい動いるようです。家や外でも使えるところはWifiに切り替えています。

初期の購入費用は店頭で299円と税金。
私のSIMカードは電話番号つきのものです。初期の購入費用のニクキューは、電話番号ありなしかかわらず299円です。

来月辺りに請求されるであろう料金は、SIM発行料(初回のみ)の394円。
それから『使った分だけ安心プラン』の999円〜1199円(100MBまでなら999円、1GBまでなら1199円で、私の予想は1GBは使わないので1199円、最大20GBまで使えます)、番号付きのSIMには毎月ユニバーサルサービス料とやらの3円。それから、電話をかけた場合、SMSを送った場合の追加の通話料。この合計に税金です。
初期には700円(ニクキューとSIM発行料)ほど余計にかかりますが、月々は私の場合はおそらく1200円ちょっとと通話料。これでスマホで今までしてることが十分にできます。

今回は3か月も滞在するし、何かと電話が必要になるということがあって、電話番号付きのSIMにしましたが、データ通信料のみがかかるSIMにすれば、1か月、1GBまでで499円(税別)。これはオトクかと思います。

ちなみに通話料金は、発信に30秒20円。着信は0円です。
高めですが、オプションプランもあって、契約後に申込無料で30秒10円というオプションもありました。この30秒10円オプション以外には、月々399円払えば1分以内の電話はかけ放題とか、月々840円で5分以内の電話はかけ放題とか、通話の割安プランもいろいろです。

しかも、このFREETELのSIMはアップルストア、LINE、Whatsappのデータ通信料は無料だそうです。
海外への発信は、イタリアが相手ならば1分100円ですが、Whatsappのデータ通信料が無料らしいので、この金額でイタリアに電話かけることはないかと。

以前に使用していたプリペイド式では、通話と携帯メールはできたものの、ネットができないので、ネットに頼っている生活から一変して何かするたびに下調べ(地図を見たり、電車の時刻を調べたり)が必要でしたが、それがいらないので便利。

FREETELでなくとも、7日間、14日間、1か月用など、短期にオトクなSIMは、パスタの数ほど(笑)ありました。いやー、便利、便利。

便利だなーって思うけど、それだけ自分がスマホの生活に頼ってるってことなわけで。
私がスマホデビューしたのはイタリアに来て1年目の頃。なぜなら、日本語でメッセージやメールを打ちたかったから。でも、実質、外でデータ通信できるような契約にしたのはそれより何年も後のこと。それまで自宅のみのスマホユーザーだったので、家ではコンピュータがあれば十分やんって思って過ごしてたのに。

スマホはヘビーユーザーではないけれど、やっぱりこの利便性は否定できないんだなぁ。


Wednesday, 19 October 2016

引き寄せの法則、ある意味できてる!

ちまたを騒がす『引き寄せの法則』とやら。(むちゃくちゃ騒がしているわけでもないと思いますが。)

信じているような、信じていないような、、、。しかもきちんとわかっているような、わかっていないような、、、な感じですが。

今年の初め、実家に帰っていた時に、お正月に近所の神社に行って、はっきりとくっきりと、しっかりと願ったことがあります。

「この町から脱出できますように!」

ここの町に住み始めてから、直観的に好きか嫌いでいうと、それほど好きではありません。
決して悪い町ではありませんが、好きではありません。(ちなみに、相方の生まれ育ちの町です。)

わけわからん理由かもしれませんが、「空気が動かないから」好きではないんです。
私の感覚なので、好き嫌いの部分は置いておきましょう。

それで、神頼み!ともいうような願いを、年始の神社のお参りでお願いして、何かあるたびに「脱出!」ばかり考えてました。

脱出を思い起こさせるアイテムがあれば手にしてみたり(具体的には、ドラえもんのどこでもドアが描かれているアイテムとか、どこにでも行くぞーという気分で購入したりするんです、かわいいもんでしょ)、インターネット関連でパスワードを変えろと言われれば、新しいパスワードに関連する言葉を盛り込んだり、とか。

そんなことをチビチビと続けたこの2016年。まだ数か月は残ってますが、どうなっているかというと。

例年に比べて町を脱出はしてます。確実に。
この結果に、自分でもちょっと驚きです。

1月はほぼ日本に帰っていて、4月に1週間ほどスペインへ。6月終わりから7月はじめにシチリアへ。8月には少しだけイギリスへ。9月末から10月初めにスペインへ。そして、スペインにいる間に決めたのですが、もうすぐ数ヶ月間は日本に帰ることになってます。

確かに、「町を脱出」してるでしょ。

いやー、願っただけあるわぁ。

なんて、感心してる場合ではなくて、、、。
本来は、この町を出て他の土地で生活したいと思っているので、私の願いは「この町を脱出したい」だけでは足りなかったのかと。
でも、結果的に今年の生活を見ていると、「脱出」自体はしているわけで。

うーむ。微妙な感じだけど、これぞ「引き寄せの法則」というものなのかも、と実感しちゃったりして。
引き寄せの対象をもっと具体的にすることにして、前向きに行こうかと。

余談:
先ほどから、「ひきよせ」を変換すると「引き寄席」になって変換しなおしてますが、寄席に行きたいのも事実。来月から日本ですが、行けたら寄席に行こーっと。


Wednesday, 12 October 2016

旅行中の携帯電話料金:先ほどの続き

今朝、旅行中の携帯電話料金について(文句を)書きましたが、書いた後に、T社の対応をしてくれた相方に、T社が何と言っていたか聞いてみました。
昨日は、その電話を受けた時に、友達の店でラジオを直していたところだったので聞けませんでしたので。

相方いわく、「②のプランを更新した後に発生した①のプランで引き落とされた分の12ユーロを返金する」とのことでした。

ちなみに、そのプランとは、
ヨーロッパとアメリカ限定で「1日4ユーロで、500MBのローミング、通話受信/送信200分(100分ずつ)、SMS100件」利用可能というプラン。いずれのサービスを利用したと同時に4ユーロがチャージから引き落とされます。(こちら、おそらく当日の夜中0時まで。)
②ヨーロッパとアメリカ限定、かつイタリア以外の国で生まれた契約者(国籍だったかも)限定で「申込に12ユーロかかり、海外からいずれのサービスを使い始めた時から10日間、2GBのローミング、通話受信/送信500分(250分ずつ)、SMS500件」というプラン。申込の12ユーロに使用量が入っています。契約者の国は契約時に提示するCodice Fiscale(日本で言うマイナンバーのあたると思います)のコードで判断され、イタリアの場合は20ユーロ。

もうT社にクレームしませんが、細かく見ると、返金はこれでは足りません。

18日間の旅行のうち、初めの10日間は②のプランで問題なく過ごし、10月4日に②のプランの初回分が「本日で切れますが更新しますか?」とT社よりメッセージが来たので更新しました。

されど、この「本日で切れますが、、、」と届いたのは、実際の期限切れより2日後。即座に更新したものの、その前日分(10月3日)は②のプランでカバーされていないわけです。だから①のプランが勝手に適用され、10月3日は①のプラン分が引き落とされていたわけです。

10月4日に②のプランを更新した後も3回にわたり①のプランが勝手に適用されて、4ユーロが3日分、合計12ユーロが引き落とされ、クレームしたことでこの12ユーロが戻ってきたわけです。

*T社のサービスのお知らせはSMSで届きますが、これに必要に応じて返答しても料金は発生しません。だからどちらの海外旅行プランを使ってない場合でも、T社のサービスお知らせ関連SMSで10月3日の料金を引き落とされたわけではありません。

が、しかーし。

実のところ、10月3日に①のプランで2回連続して4ユーロが引き落とされていたんですよ。片方はどう考えても間違いです。
だから、私としては、あと4ユーロ返せー!と叫びたいところなわけで。
叫べるものならば、プランの終了日を2日も経ってから知らせるなーとも叫びたい。
(叫ぶだけなら自由に叫べるけど、むなしい。)

「もうクレームを手伝ってもらう気はないけれど」と前置きしてこれを相方に説明すると、言葉に詰まった相方。
しつこい私に辟易している? 昨日は友達の頼まれ事の最中にそんな電話がかかってきたから、もううんざりって思ってる?と心配したけれど、言葉に詰まった相方の気持ちは「そうやって何万人もの契約者からチビチビとだまし取る電話会社が許せない」とのことでした。

相方も夏の旅行で余計に取られているし、使いもしないカスタマーサービスプランとかで毎週チビチビと請求されていたり、受け取りたくもないSMSを受け取っただけ(クリックしたりしてないと本人談)で数ユーロ取られていたりと、嫌な思いをしているので、面倒なことを頼んでくる私よりも、電話会社にうんざりしてた様子。

されど、今のところ、家のネットや電話契約に相方の携帯番号が含まれているので、どこか他にものすごく良いプランがあらわれない限り、契約を変えるつもりはありません。
私も、自分の携帯プラン以上に安くて都合が良いものがないので、今のところは変えるつもりもありません。どこの会社もサービスは似たり寄ったりだし。

あぁ、消費者人生。


旅行中の携帯電話料金、見直してますか?


普段は家にこもりっきりの私でも、今年は何だか旅行が多い年になってます。
今まで2泊ほどのイタリア国外旅行ならば、ローミングもせずに宿泊施設やカフェのWifiを利用してましたが、今年は仕事の連絡等もあって、ローミングをかなりの頻度で利用しました。

私のスマホにはイタリアのT社のプリペイドプランを利用しています。私が受けられるT社のは海外旅行プランはこちら。

使用場所:ヨーロッパとアメリカ限定。
金額:1日4ユーロ。
500MBのローミング、通話受信/送信200分(100分ずつ)、SMS100件」利用可能というプラン。
いずれのサービスを利用したと同時に4ユーロがプリペイドのチャージ分から引かれます。(こちら、使い始めから24時間ではなく、おそらく当日の夜中0時まで。)

使用場所:ヨーロッパとアメリカ限定。
条件:イタリア以外の国で生まれた契約者(国籍だったかも)限定。
金額:12ユーロ(申込要。簡単だけど)
海外からいずれのサービスを使い始めた時から10日間、2GBのローミング、通話受信/送信500分(250分ずつ)、SMS500件」というプラン。申込の12ユーロに通話料等の使用料が入っています。
契約者の国はSIM自体を契約する時に提示するCodice Fiscaleのコード(日本で言うマイナンバーのあたると思います。16桁コードの12〜15桁目が出生国を現します)で判断され、イタリア生まれ(国籍?)の場合は20ユーロかかります。

今年はヨーロッパ内の旅行なので、上記の二つを使ってました。

が、しかーし。

重要なのはここ。私と同じような状況(T社の契約で、ごく一般的なローミングプランを利用する方)は、必ず旅行中に何のためにいくらプリペイドのチャージから引き落とされていたか確認することをお薦めします。

8月にロンドンに行った時、相方と二人そろって、それぞれ12〜16ユーロほど余計にプリペイドのチャージから引き落とされていました!

利用したのは2日間ほどだったので1日に4ユーロが引き落とされるはずのところ、1日に4ユーロが複数回引き落とされ、旅行中に「あなたのチャージが0に近づいています」とやらのメッセージを受け取るはめに。
原因は、スマホからローミングをしてネットに繋げるときに、勝手に別のローミング分までチャージされてしまうことのようです。

それから、先週末までひとりで2週間半ほどマドリードにいました。2週間以上家を離れるので「12ユーロなら安い!」ということで②のサービスを利用。

現地に到着して2日目に②のプランを使い始め、プラン開始からそろそろ10日という夜中0時3分ころに「あなたの②のプランが本日で終了します。継続しますか?」というメッセージがT社から届きました。とても便利だったので継続を申請し、その1時間後くらいに継続料金として12ユーロが引き落とされたので、安心してローミングを使い始めていたところ、、、。

数日経ってよくよくチェックしてみると、継続料金の12ユーロを引き落とされる前日からずっと、毎日4ユーロが引き落とされていました。しかも、そのうち1日は4ユーロが2回も引き落とされている!
明らかに継続した②のプランではなく、①のプランの料金です。

*実際、継続案内が届いたのは使用開始から12日目だったみたいです。だからその前日分が引き落とされたというのは正しかったわけで。でも、1日に2回も引き落とされるのは正しくありません。ややこしいんです、本当に。

ロンドンの経験もあったので、またか、、、と思い、T社のサービスにクレームすれば良いのですが、これまた面倒くさい!
クレームなどの連絡方法は私の安いプランではSMSでしか受けてくれない。プレミアプランのような感じで月々にもう少し払っている契約者ならば、直接電話をして受け付けてもらえるけれど、私のプランでは受付はSMSのみ。SMSに簡潔にイタリア語をまとめる技など持ち合わせてない私は、奇妙なイタリア語を書いて勘違いを生んだ様子。
その場は仕方なく放っておき、イタリアに戻って相方に手伝ってもらいながらクレームをつけることにしました。

その日からは、これ以上引き落とされることを防ぐために、必要以上はローミングをしないようOffに。ローミングをOnにしたときは、使った後はきちんとOffにするようにしていました。(←そうしないとアプリが勝手に繋がりにいっちゃうことがあるからね。)

日曜にイタリアに戻り、早速月曜からT社のサービスに連絡。
SMSのやりとりから、SMSに対応するT社の担当者が②のプランを詳しく理解していないかもしれないという様子も窺え、「調べてこちらからご連絡します」という返事を最後にSMSでの対応を終えて連絡を待ってました。

昨日の夕方、T社から電話があり、相方に対応してもらったところ「12ユーロを返金しました」という結果を伝えられました。
これ、おそらく②の継続料金をお返ししましたということかと。

電話を受けた時、友達のお店でラジオを直していたところで、友達を待たせたくないという気持ちもあり、私は敢えて相方に追求しませんでしたが、、、実際に①の料金が積み重なって引き落とされた金額は合計20ユーロ。
安い②のプランを継続したのに、①のプラン、しかも1日に2回引き落とされてる日もあるのにこれで支払わなければならないのは、納得いかないところ。
でも、相方はこういう交渉事がものすごく苦手で嫌がることもあって、ぐっと言葉をのみ込みました。

あぁ、こんなとき、自分で追求できるイタリア語力があれば・・・・

イタリアの携帯電話会社のサービスクオリティはどこも似たようなもの。電話会社は携帯も含め時々乗り換えたりしましたが、今使用しているプランは他に比べて安く、現在はT社でも提供していない安さなので、ここ数年は定着しています。

長くなりましたが、、、
プリペイド方式が一般的に定着しているイタリア。旅行中以外でも時々、プリペイドからの引き落とし状況をチェックすることをお薦めしまーす!
私はスマホで見れるT社の専用アプリと、T社のウェブサイトの"マイページ"のようなものから確認してます。
(相方は、SMSを受け取っただけで、それに返事をしたわけでもないのに、1回4ユーロ、合計8ユーロが勝手に引き落とされていました! これはT社の責任でもないので、涙をのむしかありません。)


ドン・キホーテとサンチョ。マドリッドより。
疲れていたので遠くからとったため、背景と混ざってしまって、、、。
写真のセンスないな、私。近寄れば良かった。


Saturday, 17 September 2016

まだまだだな、イタリア配送事情と通販事情

いやいや、文句とか不満ってものはつきないもので。どこにいても。

先日、イタリアのアマゾンで買い物しました。アマゾンの倉庫から配送されるもので、送料が無料になる29ユーロ以上の買い物(以前は19ユーロだったのにっ!)には満たなかったので、送料も支払いました。
どうしても、来週の水曜日までには欲しいもので、できることならばそれよりも早く手に入れたいので、通常配送ではなく、少しだけ早い配送に。でも特急の配達ではありません。通常配送にほんの少しだけ足した送料でした。これならば、払ってもいいだろうと。

注文したのは9月13日。配送予定は9月16日。
9月15日には「発送しました」メールが届いて安心してたところ、16日の午後になって「申し訳ございませんが、お届けまであと2〜3営業日かかります」との連絡が。

イラッとしますわ、ほんと。このやりどころのない怒りもどうすりゃいいのか。

配送をチェックしてみました。

Amazonイタリアの配送追跡


アマゾンのサイトの配送状況によると、9月15日17:42にミラノから発送、同日8:10にピアチェンツァを経由とある。これ、時間的にありえないので、同日ではなく16日の間違いかと。
その後、日時が特に書かれておらず)クレモナの宅配便センター支局に委託とある。
(↑こう読んでいるけど、時間系列がおかしいし、前後関係もわかりにくい配送状況です。)



宅配便業者の名前と追跡番号があったので調べてみました。

宅配便業者の配送追跡

9月15日に17:42にミラノから発送。16日10:35にクレモナの宅配便センターで待機状態(ご丁寧に予定通りに配達できないとまで書いてある)。そして、17日10:36に(なぜかまた)クレモナの宅配便センターに到着、とある。

非常にわかりにくい。
とにかく、今はクレモナにあるらしい。宅配便センターが開いているなら取りに行きたいとこだけれど、今日は土曜日。行く気はしない。
今日の時点でこれならば、必ずや月曜日には到着するだろうと期待するばかり。

配送料を支払ったにも関わらず、予定通りに届かないことにイラッとするだけじゃなく、色んなことにイラッとしている私。

1.先月、相方が急ぎで必要なものがあって、わざわざAmazon Primeに登録している友人に頼んで買い物をしたところ、同じ状況に出くわした。Amazon Primeって翌日配達のはずなのに、2〜3営業日遅れて到着(週末もあったので、日数的には4〜5日かかった)。おかげで、その間は仕事ができず。
たとえ大きな都市に出かけても、何もかもがすぐに手に入る国ではない。価格とスピード(サイトに謳われているAmazon Primeのスピード)を頼りに注文しても、こんな結果になることもある。

2. 私が注文したものは、8月末に別の書店からも取寄せを試みている。「在庫あり」と書かれているから注文したものの、1週間後になって「まだ供給業者から物品が届きません。あと7日ほど時間をください」とメールがあった。しかも、供給業者に在庫があるかもわからず、とりあえず時間をくださいと言いたげなメール。「在庫あり」とは何ぞや? 飾りか?
顧客センターを通じて連絡をとって注文はキャンセル扱いになり、今、Paypalに返金されることを待っているけど、キャンセルから1週間、まだ返金されていない。連絡せねば。

3. わが家の位置にはものすごく不利な配送ルート。ミラノから南東へ約100キロのピアチェンツァへ行って、そこから北東へ20キロほどのクレモナに行っている。わが家はちょうどミラノとクレモナの間でミラノからは40キロほど。仕方ないけど、私には都合の悪いルートなのだ。

4. 立て続けに2軒の書店でこんな目に遭ったことにイライラが募るけど、今回、配送追跡を見てひどいなぁと。日本で国際航空貨物・宅配業の会社で、しかもシステム担当で働いていたので、この配送追跡記録のひどさには唖然。こんな記録が出てきたら青くなって対処してたとこだと思う。
どこの会社もハンドスキャナーでピッとバーコードを読込んで発送から配送完了まで全課程を管理しているはず。無線付きのスキャナーならばスキャンしたら即座に、ついてなくても、スキャナーを読込むためのドックに挿したら即座にスキャン情報がサーバーなり、データセンターなりに送信されるもの(まさか、こういうシステムになってないとか?)。上記の2社で時間に違いが出ることは目をつぶろう。でも、アマゾンでは日付のつじつまが合わないし、配送業者ではクレモナで「センター待機」の翌日に「センター到着」の記録があるのはおかしいでしょう。アマゾンと照らし合わせて「待機」がクレモナではなくピアチェンツァの間違いだったとしても、この2都市を混同するのは私にはおかしいとしか思えない。イタリアでもそれなりに大手の配送業者が、クレモナとピアチェンツァを同じコードで管理するとは思えない。
日本の元同僚に愚痴りたいとこなのだ。

これで、明後日の月曜にきちんと配送されれば、終わりよければ、、、って感じで文句もすーっと消えていくけど、どうしても21日までには間に合ってほしい。間に合わなければ使い物にならないんだから。

じーっと待つ子になるこの週末。いや、配送が絶対にない週末は忘れることにしよう。水曜まであと3日あるしね。

イタリアで通販を何回か試して、配送に遅れが出たこともあれば、きちんと配送日に届いたこともあります。追跡のできない郵便では、早めに届いたこともあります。2番目に書いたように、キャンセルにいたったもの(顧客センターに「○日までに欲しいから無理ならキャンセルしたい」と書いたら、向こうからキャンセルしてきた)は初めて。まだまだだなーと思うイタリア通販事情。
ちなみに、他のヨーロッパ国の通販は割ときちんと届いてます。一度、イギリスから本を取寄せた時、郵便でなかなか届かず、3週間以上経った時に書店が無償で同じ本を送ってくれたことがありました。後から送られた本が届き、そのしばらく後に先に送られた本が届いたこともあります。どこで止まってたんだか、多分イタリア国内だなとしか思えない。(追跡なしの郵便なので、ありがたく2冊いただき(えへへ)、1冊は友人にプレゼントしました。)

それにしても、Amazon Primeまで対応できるようになって、イタリアのアマゾン、すごいじゃないって思ってたけど、実際にはこうなのかーと思うとがっかりだわ。時間に余裕をもって注文したつもりだったのにな。

Monday, 29 August 2016

ひょんなことから、気になってた「あれ」が何となく判明

くだらない話です。本当に。
でも、長年気になってたことが、何となく分かった気がして。
もしかしたら、同じように思っている人、いるのではないかしら。

話題は「パンツ」です。下着の「パンツ」。

6人ほどで集まって、ごはんを食べているとき、『こだわり』の話題になった。

「あの人は、サンドイッチの具の重ねる順番に異常なこだわりがあって、順番が違うと食べないほど」
とか、
「あの人は、種が入っているもの(オリーブとか、さくらんぼとか)は、口に入れるだけで実を食べない」(←種の触感がダメなんだそうで)
とか、当人には当然だけど、他の人にはそうではないという『こだわり』とか、好みの話題。

それぞれが自分のこだわりを考え始めて、ある人が「パンツにこだわりある人、いる?」と聞いてきた。

「あたし、パンツといやぁ、毎日換える」と私が応えた。何となく。
質問を投げ掛けた人は、「僕は1日2回」と。

ほぉ、ほぉ。そんな人もいると聞いたことがある。「へー」って瞬間であった。

で、、、他の4人。「パンツを毎日着替える」私にも、「パンツを1日2回」着替えるその人にも、しら〜っとした目線。

ってことは、、、。この人たち、パンツを毎日換えてないんだー!

いや、個人の自由ですけどね、こんなの。良いとか悪いではなく、全くの自由。
ただね、ずっと疑問だったのよ。
割合として偏りがあるかもしれないけど、6人のうち4人が、毎日取り換えてないのかなと想像できるわけで、、、。毎日取り換える私からしたら、えーってあまり心地よい反応にはならない部分で。

くだらない話題ですんません、ホント。ビデ文化のイタリアだしね。
毎日換えられるだけのパンツを持ってて、洗濯もできてて、幸せモンです、私。はい。

Friday, 5 August 2016

私はついてる!(と思う)



さて、この自転車。道端で何となく撮影したものでもなく、まだハンドルの位置と向きを調整してないほどのおニューである。

これ、とあるイタリア全土のチェーンのスーパーマーケットのキャンペーンで当たったのだ。
1枚のレシートで○○ユーロ以上(確か30ユーロとかだったかと)購入したら、キャンペーンサイトからレシートの番号を入力して抽選に参加するというもの。

7月後半に当選メールが届いた時には、登録したことすら忘れていたので、なんのこっちゃ?と思ったけど、そうだ、そういえば登録した!と思いだした。

まぁ、ラッキー☆

ただ、、、。
メールには、「登録したレシートをご持参の上、購入店舗までお越しください」とある。

レシート、、、。

登録したことすら忘れてた私は、レシートなんて保管してるわけない。
あぁぁぁぁ! 幸運が転じて、ぬか喜びの悪夢か?

「レシートがないよう、、、」と相方にぶつくさと言いながら週末を過ごし、週が明けて、そのスーパーから電話がかかってきた。(登録した時に電話番号も入力してるから。)
「当選してるのですが受け取りにはいついらしていただけるのでしょうか」と。
レシートがない旨を告げると、「あぁ、それは残念! 難しいですねー」と。

で・も!
受け取ったメールには、登録したレシートの日付と購入時間が書かれている。
し・か・も!
このチェーンのスーパーは近所にもあってよく行くけれど、そのときに限って車で15分くらい離れた、同じチェーンの普段はいかない方のスーパーで買い物をしてたのだ。
さ・ら・に!
このときに限って、バンコマット(銀行口座から直接引き落とされる、いわゆるデビットカードのイタリア名称)で買い物してたので、銀行口座の記録から、そのお店で購入したことが証明できる。だから、買い物合計金額ならばわかる。

そんな理由から、レシート自体はないけれど、諸々のことをはっきりと覚えてるのだ。

自転車を受け取れるかわからないけれど、スーパーからかかってきた電話を相方に渡して、銀行口座の記録ならばある旨を伝えてもらった。

「あ、それなら、きっと店の記録からレシートの記録を出せると思いますよ。とりあえず来てください」と。

やったーーーー! 自転車をもらえるーーー!

また15分ほど車で走って、そのスーパーまで行ってみた。
電話をくれた店長さんに対応してもらって、店のコンピュータから日付と時間、合計金額からデータを出してくれた。

「買ったものなんて、覚えてませんよねー」という店長さんに、「いやいや、結構覚えてます。あれと、これと、、、」と説明する。
わざわざ車で遠いスーパーまで出かけたあの日は、相方と二人して煮詰まっていて「今日はハンバーガーナイトだ!」と、ハンバーガーを作る材料を買ったことなどなど覚えていたのだ。
これが、近所の同じチェーンのスーパーだったら、絶対に覚えていないところを、本当にラッキーなことに買ったものまで覚えてた。しかも、驚くことに、相方までもが買ったものを覚えてたのだ!

「見事に合ってますねー」と私たちが告げるものと店の記録を見比べて、レシート記録を印刷してくれて、最終的には自転車をゲット!

ラッキーーーーー☆☆☆

受け取ってからいまだにハンドルを調整してない(調整はしたけど、しっかりと締める道具が足りなかった)から乗ってないけど、あとは、自転車が趣味の義弟に任せて投げっぱなしになっている。(ペダルまでは自分で取り付けましたよ。)

自転車に乗ることは少ないので、いつ使おうかなぁと思ってるとこだけど、「当たった」という事実が嬉しい。

実は、わたしはくじ運が割と良い(と自分で思っている)。
よくある結婚式の二次会のビンゴなどでは、20人くらいの小さい会から100人くらいの大きい会でも、3回か4回は一等賞のディズニーランドチケットをもらったことがあるし、別の機会にも東京-パリの往復航空券が当たったことがある。(宝くじに当たったことはないけどね。)

そう、私はツイているのだ(と信じてる!)。

そして昨日の夜。
義母宅で食事をした後、家族とおしゃべりをしているときに、外で遊んでいた甥っ子のひとりが来て「ふくろうがいる」と。
みんなで庭に出て見てみると、家の前の電線に止まってた!



数年前にも、義母宅で、義母と義母の友達と3人でおしゃべりしているときに、庭にある倉庫になっている棚の上に飛んできたこともある。
決してふくろうが多い地域ではないけれど、いるらしいという噂はあると話していた義母。今の家に20年近く住んでいる義母でさえ、ふくろうを見たのはこれで2回目。つまり、どちらも私がいるときなのだー。

さぁ、このふくろう。どんな福を持ってきてくれるのかなー。



Tuesday, 2 August 2016

リーパリの思い出、今年の夏休み

ブログを書くというものは、間が開いてしまうとダメですねー。もう日焼けした肌もかなり元に戻ってきた気がします。海で遊んでいるときは、毎日サッカーで日焼けしている甥っ子たちに比べても、にわかで日焼けした私の方が色黒だったのに(←私は日焼けを吸収しやすい)。
実は、何を投稿しようとしてたんだっけ、、、?ってボケ状態なので、写真を見直して、あー、こんなんだったというものをご紹介しようかと。



ヴォルカーノ島の野外温泉。人が水着で入っているの、見えますか。
昔は無料で入れたらしいけど、今は有料(確か3ユーロくらい?)です。
海岸で遊んでいたので、子供たちを置いていくわけにもいかず、外から眺めるだけにしときました。

ヴォルカーノ島は近づくだけで硫黄の臭いがプンプン。鼻は慣れるけど、この野外温泉の近くを通ると一層強まります。
硫黄なんだろうけど、私には硫黄よりも、秋田の玉川温泉の岩盤浴場の臭いを思い出させる感じでした。
詳しいことはわからないけれど、硫黄を含む鉱物が温まるとあんな臭いを出すのかな。





キョウチクトウ
私が訪れた6月末から7月初めのリーパリは、花も見事に咲いてました。
道路の脇のあちこちに、見事に大きなキョウチクトウ、フィノッキオ(フェンネル)野生のニンジン(Carota Selvaticaの間違いでした! コメントをくださったなおこさん、ありがとうございます!)、カッペリ(ケッパー)、ブーゲンビリアなどなど。
それから、あちこちにサボテン。うちわ型の巨大なサボテンは、カターニアからミラッツォに向かう車からも、何でこんなに?というくらいありました。




フェンネル野生のニンジンの花
花の形をとりたかったので、あえて一輪、正面から撮ってます。

野生のフィノッキオを使う料理を教えてもらったことがあるのだけど、わが家の近所にはないのでそのまま忘れてました。でも、葉っぱを使うのか、根を使うのか、まったくもって聞かなかったので残念。
(追記:左の写真、匂いと他の人の発言からすっかりフィノッキオ(フェンネル)だと思ってましたが、野生のニンジンの花だそうです!)






初めて見た、ケッパーの花。いや、花だけじゃなくて植物そのものを初めてみました。(手前の細い葉は多分オリーブかと。)

エオリア諸島はケッパーの名産地。昔から、植物を育てられる少ない土地をきれいに耕して、ケッパーを育てているそうです。
種が飛んでくるのか、ケッパー畑じゃなくとも、そこらじゅうにあります。
泊めてもらった親戚のところでは、近所のケッパーやオリーブを積んできて、自宅で塩漬けにしてました。








それから15年ぶりくらいにプルメリアの花を見ました!
これは親戚の家のテラスのもの。道路ではさすがに見なかったかな。

私たちが到着した時、「つぼみが出てきた」と義妹の伯母さん、エンマが話していたところ、私が帰る前には咲きました。見れて良かったー。温かいところにいるんだなーと実感!








番外編で面白いものを二つ。


古い教会に飾ってあったプレゼーピオ(クリスマスのお話を人形で飾って語る、いわばドールハウスのような、、、規模はさまざまです)。


漁師町バージョンだった!
笑えたわー。

生まれたばかりのイエス・キリストを訪れる、いかにも「海の男」風のおじさん!

おじさんの後ろでは、マンドリンらしきものを弾いてるおじさんが!

この馬小屋にたどり着くまでは、リーパリの町っぽくなっていて、ベランダには漁師風なセーターが干してあったり、道では釣りかごらしきものを修理してたり、なんてシーンが再現されてました。



それから、リーパリでは旅行者が移動するための乗り合いタクシーがいっぱい。タクシーと岩場を越えてビーチに行くためのボートがセット価格になってることが常。
これも客引きが結構うるさくて、値段を交渉しつつ、親切なタクシー業者を見つけたら滞在中はその人に連絡取れるように電話番号を聞いておくのがベスト。聞かなくとも、宣伝で渡されることが多いけど。

そんな中、これがいいなぁと思ったのがこちら。


このタクシー、いいわぁ♡

当然、タクシー屋が自分たちの移動宣伝用に使ってるだけでしょうけどね。
でも、ライトも付けて、ベルもついて、タイヤもしっかりしてそう。

子供の頃、後ろ足でこぐ、ローラースルーゴーゴーってものがあったけど、わが家にはなくて、近所の友達の赤いのを借りて遊んでたけど、ここ数年、なぜかそれを思い出して欲しいなぁと思ってたんですよ。

大人用のしっかりしたものは、結構高いんですよ。
買ったところで、どこに行くの?と考えると買えませんが。あまりにも出かけなさすぎるので。

早速、家で留守番してる相方に「リパリのタクシーはこんなんだ!」とこの写真を送ったら、「かっぱらって、乗って帰っておいで」と言われました(笑)。私が欲しがってることを知ってるのでね。

毎度ながら、レストランの紹介などはまったくないですが、エオリア諸島はやっぱり地中海の島。何を食べてもおいしかったです。
食事は毎日家で食べて、お昼はパンとチーズとトマトなどを持っていくお弁当スタイル。エンマおばさんが作ってくれたイカ墨スパゲティやイカの詰め物、カジキなど、わが家の近所では全く持って手に入らない海の幸をいただけて私は大満足でした!
「島」という雰囲気が、瀬戸内の島のおばあちゃんちに遊びに行っていた小さい頃を思いださせてくれて、はじめてきた感じのしない懐かしさのある旅行になりました。快く迎え入れてくれたエンマのおかげだし、誘ってくれた義妹に感謝!


Monday, 18 July 2016

早々と、エオリア諸島でバカンスしてました

早々と、6月末から1週間、エオリア(エオリエ)諸島でバカンスしてました!
相方を放っておいて! わーい! 毎日、海だったー!

リーパリ島の天辺の辺りからの景色。
中央にあるのはリーパリのお城
行き先はエオリア諸島のリーパリ島。シチリアの北にある7つの火山島群の一島です。
義妹の叔母様がシチリアの方と結婚されて長年住んでいるので、そこに義妹と甥っ子二人とお邪魔してきました!

行く前から、義妹と甥っ子達からどれだけいいとこか聞いていたけど、、、いや、良かったよ、本当に。だって、海しか行くとこないんだもーん。これ、私が幼少時に過ごしてきた夏の過ごし方ですよ。しかも、キレイな海!



リーパリ島のPietra Liscia沖
この写真は1日だけゴージャスに船の周遊ツアーに乗っかって、途中で泳いだ時の風景。(飛び込み台から飛び込む甥っ子)

ちょうどこのエリアは軽石が採れるエリア。
軽石産業が発達していた頃に、海に粉砕された軽石が流れて生態系に悪影響を及ぼすことがわかり、産業は即座に廃止になったものの、流れた細かな真っ白の軽石だけは海の底に溜まり、この辺りの海の色は明るめのブルーなんです。
写真の向こうに岸が見えますが、これほどの距離がありながらも、海の底が透けて真っ白な砂が見えるほどキレイなんですよ!






リーパリ島のPietra Liscia
ちなみに、即座に廃止になった軽石産業。海岸にはまだ軽石工場の残骸が遺されてます。

写真のような大きな施設もあれば、もっと小型な施設もありました。

小指の先ほどの小さな軽石は海辺に浮いてますが、完全に粉砕されたものは沈んでいます。




この地域には通称「Spiaggia Bianca(スピアッジャ・ビアンカ)」と「White Beach(ホワイトビーチ)」と呼ばれている海岸があります。何で片方がイタリア語で片方が英語なのかわかりませんが、要するに「白い海岸」という意味。海岸自体に大差はなかったです。



サリーナ島
周遊中も、景色の見どころはかなり近くまで近寄ってくれます。
洞窟のようになっているところも、こんな近くまで寄れるんかいなと心配になるところまで船を寄せてました。
そこまで船を寄せられるということは、島の岩壁は割と垂直になっているのでしょうね。

こちらはサリーナ島北部にある岩の門。
こんなところが数箇所ありました。










ポッラーラ
サリーナ島にはこーんなとこも。
中央左の海辺に少し色がついて見えるのは、海水浴客で、その後ろに四角く開いたがトンネルの入り口になっていて、右側の岩壁の上にある小さな村(見えないけど)に繋がっているそうです。
秘密のプライベートビーチ気分じゃないのー。地元の人とか漁師専用かな。(有名な絶景なので船の人たちから毎日見物されてるけど。)





ポッラーラの岩壁
上の写真のすぐ右側はこんな岩壁。
(浮輪があるのは、そこで停泊して泳いだから。)
この岩壁の辺りは、ポッラーラという地区のようです。

今さらながら知ったけど、映画『イル・ポスティーノ』の撮影地だったんですってね。







船長さんがアナウンスで「ひざまずいて祈る法王の岩です。わかりますかぁ?」とガイドしてくれた岩。

周りの人が「おお!」と声を挙げる中、横にいたおばあさんと「どこじゃ、どこじゃ?」と必死に探してしまいました。
広々としたところで、「わかりますか?」って言われても、なかなかねぇ。









わかりました!
この岩です!

何となく、「ひざまずいて祈る法王」の姿をしてます! 確かに!
隣のおばあちゃんと、「見逃さんでよかったー」と喜んじゃいました。





先ほど、『イル・ポスティーノ』の撮影地と書きましたが、島にはそれに由来するこんなモニュメント(と呼んでいい?)もありました。

実はこの映画、日本で上映された時にチェックしていたものの、観る機会を逃したまま観てないんですよ。
義妹いわく「難しくてわかんない」とのことですが、いつか観てみたいと思います。



ゴージャス体験ってことで参加したツアーは、私たちが乗った船で1日25ユーロ。
船に乗ってガイド付きのクルージングをするだけだけど、朝の10時に出発して夕方4時半くらいまでで7つの島のうちの2島をぐるりと周遊。
途中で3回、沖に停泊して泳ぎ、他にも2回、リーパリ島の北にあるサリーナ島に上陸して散策時間と昼食時間をもらえたりと、値段も悪くないんじゃないかと思います。(ちなみに交渉済の値段です。大人二人と子供二人のところ、大人は一人25ユーロ、子供一人は半額、もう一人は無料でって交渉してます。もちろん、交渉役は義妹だけど。)

コースは色々あるけれど、私たちが参加したのは、リーパリ島とサリーナ島の周りをぐるりと一周するツアーで、帰りがけにリーパリ島に戻るお客さんを乗せるために南側にあるヴルカーノ島に寄るというコースでした。(船に乗る以外、タオルの貸し出しや昼食などはまったくついてません。)

これ以外は、毎日場所を替えて、あちこちの浜で海水浴。ほーんと、それだけ。
でも、それだけってとこが、気持ちよかったー!
初めて寄せてもらった親戚の家だったけど、夏休みにおばあちゃんちに帰省したような気持ちがよみがえりました。

今回は写真を撮ってるので(!)、また次回、リーパリの思い出を記録しようと思います。

Thursday, 14 July 2016

麦茶の季節は、イタリアで手に入るこれで麦茶に

やっぱりこの季節になると麦茶が欲しくなる。
日本から持ってきた麦茶パックを、薄くなるまで何度もちびちびと出して使っているけれど、昨日は素早く飲みたい!と思って、友人から聞いた方法を試しました。

エスプレッソコーヒーで有名なイタリアでは、国民誰もがコーヒーを飲むのではないかと思うほどどこでもコーヒーが飲めますが、コーヒーそのものを避ける人にはコーヒーの替わりになるものもあります。
Caffé d'Orzo(カフェ・ディ・オルゾ)、麦コーヒーです。
モカマシンで通常のイタリア式コーヒーのように作るタイプもあれば、お湯を注ぐだけの顆粒タイプもあります。
一時期、わが家でコーヒーを飲む量を減らそうということになって、麦のコーヒーを買い始めました。しばらくはリピートして飲んでいたのですが、いつの間にか普通のコーヒーを朝だけ飲む習慣に替わり、家では日中はほとんどコーヒーを飲むことがなくなり、その頃買ってあった麦コーヒーは、無残にも消費期限が切れたまま放置。
この夏になって、やっとこさ、使おっかなー、と取り出しました。

これ、麦なだけあって、麦茶の替わりになると友人から聞いたのは数年前。いつか試そうと思いつつも日本から持ち帰った麦茶があったので試してなかったのですが、残っている麦コーヒーを捨てるのも何なので作ってみました!

1リットル入るケースにスプーン2杯くらいの水に溶けるタイプの麦コーヒーを入れて水を注ぐだけ。冷やせば立派な麦茶に! ちょっと色は濃いめの麦茶になります。

最初はちょっと変わった味の麦茶かもなーって印象を受けるけれど、数杯も飲んでれば慣れてくるもの。おいしくいただけます。

これで今後はわざわざ麦茶を日本で買うこともなくなりそ。夏の楽しみが簡単にできるようになってうれしー!

Saturday, 2 April 2016

新しい滞在許可証で初めてEUに入ったとき(ドイツ)

昨日の保険証の話で思いだしましたが、新しい滞在許可証、A5判の紙でできたEU市民(イタリア市民)の家族用のもので初めてEUに入ったときのこと。

年末年始に一時帰国して、イタリアに戻るときにフランクフルトで乗り換えました。
フランクフルトのチェックでどうだったかというと、、、。

若い女性係員が、私の新しい滞在許可証をじーっと見つめる。指でつまんで、ぴらっぴらっと裏、表とひっくり返し、またじーっと見つめる。
隣のおじさん係員に「何これ?」と聞いている。
隣のおじさん係員も見たことないらしく「どこの国?」と。
「イタリア」と女性係員が答えると、おじさん係員は何とも言えない顔で首をかしげる。
女性係員は、離れたブースの係員に「これ、何? どうしたらいいの?」と大きな声で聞いている。私の滞在許可証の角を指でつまんで、ぴらっ、ぴらっと。

別のブースから別の係員がやってきて、じーっと私の滞在許可証を見つめる。

いくら見つめてもねぇ、、、。それしかない。
「それ、イタリア人の家族用滞在許可証として、イタリア政府が発行するもんなんですよ。私はそれしか受け取れませんし、、、」と訴える。

隣のおじさん係員が「最近発行されたものですか?」と私に聞く。
「はい、2015年です」と答える。

別のブースから見に来た係員と、女性係員が何を話しているのかドイツ語なのでわかりませんが、明らかに「ま、いいよ」と言っている雰囲気。(←私が都合よく取りすぎ?)

でも、「ま、いいよ」ってな感じに、パスポートと共に返されて、無事EU入国。

ほんの数分のことですが、係員の「なんだこりゃ?」な表情と、最終的な「ま、いいんじゃないの(イタリアだし)」といった雰囲気が感じられました。

他のEU諸国的にはありえない(であろう)この状況。いつか改善される日、イタリア発行のEU市民の家族用滞在許可証がカード化する日は来るんでしょうかねぇ、、、。
あまり使うものでもないので、こっちも「ま、いいか」って感じになっちゃいます、ホント。

健康保険証、その後

あっという間に滞在許可証の更新を終えて数ヶ月が経ちました。(その間、何もブログ更新してない。)

滞在許可証の更新とともに、健康保険証(Tessera Sanitaria)の更新手続きを行い、仮のカードを受け取って過ごすこと数ヶ月。(経緯はこちら。)

医療系のネット化も進み、今では公立病院の検査予約や診察予約をネットでほぼできます。(以前は、コールセンターに電話するか、病院に直接赴いて予約。このシステムは今でも健在。)
検査結果も、診察記録も、ネットで見れます。画像の記録がない検査結果などは、ネットからダウンロードして印刷しとけば、病院に検査結果を受け取りに行く必要もありません。

先日、血液検査を受けて、結果が出たとSMSで連絡が届き、いざネットからアクセスしようとしたら、、、できない(最終的には自分の間違いだったのですが)。
よくよくアクセスに必要なコードが書いてある健康保険証を見ると、期限が切れてる。
そうだった。仮でもらっていた健康保険証は3月末前に切れてたのだ。

私は持病の定期検診があるので、年に2度は検査と診察がやってきます。先日の血液検査を元に、別の検査も受けなければならないし、診察ももうすぐ。
期限が切れていても保険証は使えるとわかっていつつも、切れてるものは「切れました」と手続きしに行かなければならない。
すぐにこういう手続きを行うところ、ASLに行ってきました。(申請する場所が近くて良かった!)

手続きは「新しい保険証が届かないんですけど、、、」って行くだけなので、簡単なもの。
「あと2ヶ月以内には届くはずです」と言われました。

なぜ届かなかったのか。
おそらく、滞在許可証を申請したときにもらう「半券」というもの(申請中であることを示すもの)で保険証更新の手続きして、滞在許可証原本を受け取ってから、それを提示していなかったからではないのかと思われます。
手続きには滞在許可証原本を持っていっていたので、提出するとコピーを取ってました。

いや、それともただの手続きの不備か? このあたりは謎ですね。

結局のところ、ネットから自分の検査結果を見るためのページにログインできなかった原因もわかりました。
古い保険証と仮の保険証のコードが違うんです、、、。古い保険証でネットの登録をしてるから、仮の保険証ではアクセスできなかった。私がアクセスするために参照した保険証を間違えたわけです。なるほど〜。だけど、ややこしいわいっ。

そして現在。私は仮の保険証を期限が切れたままで使い続けてます。
今日も別の検査を受けに行きましたが、検査予約自体はきちんとできているので、保険証を提示せずとも問題ありません。来週も別の検査があり、その後にも診察が二つあります。予約してあるし、問題になる心配もしてません。

でもねぇ、、、。早く欲しいなぁ、期限がきちんとした保険証。