Wednesday, 12 October 2016

旅行中の携帯電話料金、見直してますか?


普段は家にこもりっきりの私でも、今年は何だか旅行が多い年になってます。
今まで2泊ほどのイタリア国外旅行ならば、ローミングもせずに宿泊施設やカフェのWifiを利用してましたが、今年は仕事の連絡等もあって、ローミングをかなりの頻度で利用しました。

私のスマホにはイタリアのT社のプリペイドプランを利用しています。私が受けられるT社のは海外旅行プランはこちら。

使用場所:ヨーロッパとアメリカ限定。
金額:1日4ユーロ。
500MBのローミング、通話受信/送信200分(100分ずつ)、SMS100件」利用可能というプラン。
いずれのサービスを利用したと同時に4ユーロがプリペイドのチャージ分から引かれます。(こちら、使い始めから24時間ではなく、おそらく当日の夜中0時まで。)

使用場所:ヨーロッパとアメリカ限定。
条件:イタリア以外の国で生まれた契約者(国籍だったかも)限定。
金額:12ユーロ(申込要。簡単だけど)
海外からいずれのサービスを使い始めた時から10日間、2GBのローミング、通話受信/送信500分(250分ずつ)、SMS500件」というプラン。申込の12ユーロに通話料等の使用料が入っています。
契約者の国はSIM自体を契約する時に提示するCodice Fiscaleのコード(日本で言うマイナンバーのあたると思います。16桁コードの12〜15桁目が出生国を現します)で判断され、イタリア生まれ(国籍?)の場合は20ユーロかかります。

今年はヨーロッパ内の旅行なので、上記の二つを使ってました。

が、しかーし。

重要なのはここ。私と同じような状況(T社の契約で、ごく一般的なローミングプランを利用する方)は、必ず旅行中に何のためにいくらプリペイドのチャージから引き落とされていたか確認することをお薦めします。

8月にロンドンに行った時、相方と二人そろって、それぞれ12〜16ユーロほど余計にプリペイドのチャージから引き落とされていました!

利用したのは2日間ほどだったので1日に4ユーロが引き落とされるはずのところ、1日に4ユーロが複数回引き落とされ、旅行中に「あなたのチャージが0に近づいています」とやらのメッセージを受け取るはめに。
原因は、スマホからローミングをしてネットに繋げるときに、勝手に別のローミング分までチャージされてしまうことのようです。

それから、先週末までひとりで2週間半ほどマドリードにいました。2週間以上家を離れるので「12ユーロなら安い!」ということで②のサービスを利用。

現地に到着して2日目に②のプランを使い始め、プラン開始からそろそろ10日という夜中0時3分ころに「あなたの②のプランが本日で終了します。継続しますか?」というメッセージがT社から届きました。とても便利だったので継続を申請し、その1時間後くらいに継続料金として12ユーロが引き落とされたので、安心してローミングを使い始めていたところ、、、。

数日経ってよくよくチェックしてみると、継続料金の12ユーロを引き落とされる前日からずっと、毎日4ユーロが引き落とされていました。しかも、そのうち1日は4ユーロが2回も引き落とされている!
明らかに継続した②のプランではなく、①のプランの料金です。

*実際、継続案内が届いたのは使用開始から12日目だったみたいです。だからその前日分が引き落とされたというのは正しかったわけで。でも、1日に2回も引き落とされるのは正しくありません。ややこしいんです、本当に。

ロンドンの経験もあったので、またか、、、と思い、T社のサービスにクレームすれば良いのですが、これまた面倒くさい!
クレームなどの連絡方法は私の安いプランではSMSでしか受けてくれない。プレミアプランのような感じで月々にもう少し払っている契約者ならば、直接電話をして受け付けてもらえるけれど、私のプランでは受付はSMSのみ。SMSに簡潔にイタリア語をまとめる技など持ち合わせてない私は、奇妙なイタリア語を書いて勘違いを生んだ様子。
その場は仕方なく放っておき、イタリアに戻って相方に手伝ってもらいながらクレームをつけることにしました。

その日からは、これ以上引き落とされることを防ぐために、必要以上はローミングをしないようOffに。ローミングをOnにしたときは、使った後はきちんとOffにするようにしていました。(←そうしないとアプリが勝手に繋がりにいっちゃうことがあるからね。)

日曜にイタリアに戻り、早速月曜からT社のサービスに連絡。
SMSのやりとりから、SMSに対応するT社の担当者が②のプランを詳しく理解していないかもしれないという様子も窺え、「調べてこちらからご連絡します」という返事を最後にSMSでの対応を終えて連絡を待ってました。

昨日の夕方、T社から電話があり、相方に対応してもらったところ「12ユーロを返金しました」という結果を伝えられました。
これ、おそらく②の継続料金をお返ししましたということかと。

電話を受けた時、友達のお店でラジオを直していたところで、友達を待たせたくないという気持ちもあり、私は敢えて相方に追求しませんでしたが、、、実際に①の料金が積み重なって引き落とされた金額は合計20ユーロ。
安い②のプランを継続したのに、①のプラン、しかも1日に2回引き落とされてる日もあるのにこれで支払わなければならないのは、納得いかないところ。
でも、相方はこういう交渉事がものすごく苦手で嫌がることもあって、ぐっと言葉をのみ込みました。

あぁ、こんなとき、自分で追求できるイタリア語力があれば・・・・

イタリアの携帯電話会社のサービスクオリティはどこも似たようなもの。電話会社は携帯も含め時々乗り換えたりしましたが、今使用しているプランは他に比べて安く、現在はT社でも提供していない安さなので、ここ数年は定着しています。

長くなりましたが、、、
プリペイド方式が一般的に定着しているイタリア。旅行中以外でも時々、プリペイドからの引き落とし状況をチェックすることをお薦めしまーす!
私はスマホで見れるT社の専用アプリと、T社のウェブサイトの"マイページ"のようなものから確認してます。
(相方は、SMSを受け取っただけで、それに返事をしたわけでもないのに、1回4ユーロ、合計8ユーロが勝手に引き落とされていました! これはT社の責任でもないので、涙をのむしかありません。)


ドン・キホーテとサンチョ。マドリッドより。
疲れていたので遠くからとったため、背景と混ざってしまって、、、。
写真のセンスないな、私。近寄れば良かった。


2 comments:

  1. もっとお客を大切にしてくれればいいのに、客ではなく自社の都合のいいように勝手に解釈して解決してしまうなんてひどいですね。海外旅行が楽しい時に、電話会社のおかげで困った思いをするなんて! さすがスペイン、ドン・キホーテの彫像があるんですね♪

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    1. なおこさん、ありがとうございます。知らず知らずのうちに、数ユーロが減っていくなんて、多めにリカリカする人は気付かないですよね。私たちは使う分だけリカリカするようにしているので、早く気付けて良かったです。
      マドリッドの街は銅像がたくさんあって、歴史をよく知らない私には誰が誰だかわからないのですが、これだけは!と思ってドン・キホーテ像を見に行きました! 夜は眠らないにぎやかな街でしたよ。

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