昨日の保険証の話で思いだしましたが、新しい滞在許可証、A5判の紙でできたEU市民(イタリア市民)の家族用のもので初めてEUに入ったときのこと。
年末年始に一時帰国して、イタリアに戻るときにフランクフルトで乗り換えました。
フランクフルトのチェックでどうだったかというと、、、。
若い女性係員が、私の新しい滞在許可証をじーっと見つめる。指でつまんで、ぴらっぴらっと裏、表とひっくり返し、またじーっと見つめる。
隣のおじさん係員に「何これ?」と聞いている。
隣のおじさん係員も見たことないらしく「どこの国?」と。
「イタリア」と女性係員が答えると、おじさん係員は何とも言えない顔で首をかしげる。
女性係員は、離れたブースの係員に「これ、何? どうしたらいいの?」と大きな声で聞いている。私の滞在許可証の角を指でつまんで、ぴらっ、ぴらっと。
別のブースから別の係員がやってきて、じーっと私の滞在許可証を見つめる。
いくら見つめてもねぇ、、、。それしかない。
「それ、イタリア人の家族用滞在許可証として、イタリア政府が発行するもんなんですよ。私はそれしか受け取れませんし、、、」と訴える。
隣のおじさん係員が「最近発行されたものですか?」と私に聞く。
「はい、2015年です」と答える。
別のブースから見に来た係員と、女性係員が何を話しているのかドイツ語なのでわかりませんが、明らかに「ま、いいよ」と言っている雰囲気。(←私が都合よく取りすぎ?)
でも、「ま、いいよ」ってな感じに、パスポートと共に返されて、無事EU入国。
ほんの数分のことですが、係員の「なんだこりゃ?」な表情と、最終的な「ま、いいんじゃないの(イタリアだし)」といった雰囲気が感じられました。
他のEU諸国的にはありえない(であろう)この状況。いつか改善される日、イタリア発行のEU市民の家族用滞在許可証がカード化する日は来るんでしょうかねぇ、、、。
あまり使うものでもないので、こっちも「ま、いいか」って感じになっちゃいます、ホント。
Saturday, 2 April 2016
健康保険証、その後
あっという間に滞在許可証の更新を終えて数ヶ月が経ちました。(その間、何もブログ更新してない。)
滞在許可証の更新とともに、健康保険証(Tessera Sanitaria)の更新手続きを行い、仮のカードを受け取って過ごすこと数ヶ月。(経緯はこちら。)
医療系のネット化も進み、今では公立病院の検査予約や診察予約をネットでほぼできます。(以前は、コールセンターに電話するか、病院に直接赴いて予約。このシステムは今でも健在。)
検査結果も、診察記録も、ネットで見れます。画像の記録がない検査結果などは、ネットからダウンロードして印刷しとけば、病院に検査結果を受け取りに行く必要もありません。
先日、血液検査を受けて、結果が出たとSMSで連絡が届き、いざネットからアクセスしようとしたら、、、できない(最終的には自分の間違いだったのですが)。
よくよくアクセスに必要なコードが書いてある健康保険証を見ると、期限が切れてる。
そうだった。仮でもらっていた健康保険証は3月末前に切れてたのだ。
私は持病の定期検診があるので、年に2度は検査と診察がやってきます。先日の血液検査を元に、別の検査も受けなければならないし、診察ももうすぐ。
期限が切れていても保険証は使えるとわかっていつつも、切れてるものは「切れました」と手続きしに行かなければならない。
すぐにこういう手続きを行うところ、ASLに行ってきました。(申請する場所が近くて良かった!)
手続きは「新しい保険証が届かないんですけど、、、」って行くだけなので、簡単なもの。
「あと2ヶ月以内には届くはずです」と言われました。
なぜ届かなかったのか。
おそらく、滞在許可証を申請したときにもらう「半券」というもの(申請中であることを示すもの)で保険証更新の手続きして、滞在許可証原本を受け取ってから、それを提示していなかったからではないのかと思われます。
手続きには滞在許可証原本を持っていっていたので、提出するとコピーを取ってました。
いや、それともただの手続きの不備か? このあたりは謎ですね。
結局のところ、ネットから自分の検査結果を見るためのページにログインできなかった原因もわかりました。
古い保険証と仮の保険証のコードが違うんです、、、。古い保険証でネットの登録をしてるから、仮の保険証ではアクセスできなかった。私がアクセスするために参照した保険証を間違えたわけです。なるほど〜。だけど、ややこしいわいっ。
そして現在。私は仮の保険証を期限が切れたままで使い続けてます。
今日も別の検査を受けに行きましたが、検査予約自体はきちんとできているので、保険証を提示せずとも問題ありません。来週も別の検査があり、その後にも診察が二つあります。予約してあるし、問題になる心配もしてません。
でもねぇ、、、。早く欲しいなぁ、期限がきちんとした保険証。
滞在許可証の更新とともに、健康保険証(Tessera Sanitaria)の更新手続きを行い、仮のカードを受け取って過ごすこと数ヶ月。(経緯はこちら。)
医療系のネット化も進み、今では公立病院の検査予約や診察予約をネットでほぼできます。(以前は、コールセンターに電話するか、病院に直接赴いて予約。このシステムは今でも健在。)
検査結果も、診察記録も、ネットで見れます。画像の記録がない検査結果などは、ネットからダウンロードして印刷しとけば、病院に検査結果を受け取りに行く必要もありません。
先日、血液検査を受けて、結果が出たとSMSで連絡が届き、いざネットからアクセスしようとしたら、、、できない(最終的には自分の間違いだったのですが)。
よくよくアクセスに必要なコードが書いてある健康保険証を見ると、期限が切れてる。
そうだった。仮でもらっていた健康保険証は3月末前に切れてたのだ。
私は持病の定期検診があるので、年に2度は検査と診察がやってきます。先日の血液検査を元に、別の検査も受けなければならないし、診察ももうすぐ。
期限が切れていても保険証は使えるとわかっていつつも、切れてるものは「切れました」と手続きしに行かなければならない。
すぐにこういう手続きを行うところ、ASLに行ってきました。(申請する場所が近くて良かった!)
手続きは「新しい保険証が届かないんですけど、、、」って行くだけなので、簡単なもの。
「あと2ヶ月以内には届くはずです」と言われました。
なぜ届かなかったのか。
おそらく、滞在許可証を申請したときにもらう「半券」というもの(申請中であることを示すもの)で保険証更新の手続きして、滞在許可証原本を受け取ってから、それを提示していなかったからではないのかと思われます。
手続きには滞在許可証原本を持っていっていたので、提出するとコピーを取ってました。
いや、それともただの手続きの不備か? このあたりは謎ですね。
結局のところ、ネットから自分の検査結果を見るためのページにログインできなかった原因もわかりました。
古い保険証と仮の保険証のコードが違うんです、、、。古い保険証でネットの登録をしてるから、仮の保険証ではアクセスできなかった。私がアクセスするために参照した保険証を間違えたわけです。なるほど〜。だけど、ややこしいわいっ。
そして現在。私は仮の保険証を期限が切れたままで使い続けてます。
今日も別の検査を受けに行きましたが、検査予約自体はきちんとできているので、保険証を提示せずとも問題ありません。来週も別の検査があり、その後にも診察が二つあります。予約してあるし、問題になる心配もしてません。
でもねぇ、、、。早く欲しいなぁ、期限がきちんとした保険証。
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