実は、何を投稿しようとしてたんだっけ、、、?ってボケ状態なので、写真を見直して、あー、こんなんだったというものをご紹介しようかと。
ヴォルカーノ島の野外温泉。人が水着で入っているの、見えますか。
昔は無料で入れたらしいけど、今は有料(確か3ユーロくらい?)です。
海岸で遊んでいたので、子供たちを置いていくわけにもいかず、外から眺めるだけにしときました。
ヴォルカーノ島は近づくだけで硫黄の臭いがプンプン。鼻は慣れるけど、この野外温泉の近くを通ると一層強まります。
硫黄なんだろうけど、私には硫黄よりも、秋田の玉川温泉の岩盤浴場の臭いを思い出させる感じでした。
詳しいことはわからないけれど、硫黄を含む鉱物が温まるとあんな臭いを出すのかな。
キョウチクトウ |
道路の脇のあちこちに、見事に大きなキョウチクトウ、
それから、あちこちにサボテン。うちわ型の巨大なサボテンは、カターニアからミラッツォに向かう車からも、何でこんなに?というくらいありました。
野生のフィノッキオを使う料理を教えてもらったことがあるのだけど、わが家の近所にはないのでそのまま忘れてました。でも、葉っぱを使うのか、根を使うのか、まったくもって聞かなかったので残念。
(追記:左の写真、匂いと他の人の発言からすっかりフィノッキオ(フェンネル)だと思ってましたが、野生のニンジンの花だそうです!)
初めて見た、ケッパーの花。いや、花だけじゃなくて植物そのものを初めてみました。(手前の細い葉は多分オリーブかと。)
エオリア諸島はケッパーの名産地。昔から、植物を育てられる少ない土地をきれいに耕して、ケッパーを育てているそうです。
種が飛んでくるのか、ケッパー畑じゃなくとも、そこらじゅうにあります。
泊めてもらった親戚のところでは、近所のケッパーやオリーブを積んできて、自宅で塩漬けにしてました。
それから15年ぶりくらいにプルメリアの花を見ました!
これは親戚の家のテラスのもの。道路ではさすがに見なかったかな。
私たちが到着した時、「つぼみが出てきた」と義妹の伯母さん、エンマが話していたところ、私が帰る前には咲きました。見れて良かったー。温かいところにいるんだなーと実感!
番外編で面白いものを二つ。
古い教会に飾ってあったプレゼーピオ(クリスマスのお話を人形で飾って語る、いわばドールハウスのような、、、規模はさまざまです)。
漁師町バージョンだった!
笑えたわー。
生まれたばかりのイエス・キリストを訪れる、いかにも「海の男」風のおじさん!
おじさんの後ろでは、マンドリンらしきものを弾いてるおじさんが!
この馬小屋にたどり着くまでは、リーパリの町っぽくなっていて、ベランダには漁師風なセーターが干してあったり、道では釣りかごらしきものを修理してたり、なんてシーンが再現されてました。
それから、リーパリでは旅行者が移動するための乗り合いタクシーがいっぱい。タクシーと岩場を越えてビーチに行くためのボートがセット価格になってることが常。
これも客引きが結構うるさくて、値段を交渉しつつ、親切なタクシー業者を見つけたら滞在中はその人に連絡取れるように電話番号を聞いておくのがベスト。聞かなくとも、宣伝で渡されることが多いけど。
そんな中、これがいいなぁと思ったのがこちら。
このタクシー、いいわぁ♡
当然、タクシー屋が自分たちの移動宣伝用に使ってるだけでしょうけどね。
でも、ライトも付けて、ベルもついて、タイヤもしっかりしてそう。
子供の頃、後ろ足でこぐ、ローラースルーゴーゴーってものがあったけど、わが家にはなくて、近所の友達の赤いのを借りて遊んでたけど、ここ数年、なぜかそれを思い出して欲しいなぁと思ってたんですよ。
大人用のしっかりしたものは、結構高いんですよ。
買ったところで、どこに行くの?と考えると買えませんが。あまりにも出かけなさすぎるので。
早速、家で留守番してる相方に「リパリのタクシーはこんなんだ!」とこの写真を送ったら、「かっぱらって、乗って帰っておいで」と言われました(笑)。私が欲しがってることを知ってるのでね。
毎度ながら、レストランの紹介などはまったくないですが、エオリア諸島はやっぱり地中海の島。何を食べてもおいしかったです。
食事は毎日家で食べて、お昼はパンとチーズとトマトなどを持っていくお弁当スタイル。エンマおばさんが作ってくれたイカ墨スパゲティやイカの詰め物、カジキなど、わが家の近所では全く持って手に入らない海の幸をいただけて私は大満足でした!
「島」という雰囲気が、瀬戸内の島のおばあちゃんちに遊びに行っていた小さい頃を思いださせてくれて、はじめてきた感じのしない懐かしさのある旅行になりました。快く迎え入れてくれたエンマのおかげだし、誘ってくれた義妹に感謝!
Totoさん、すてきな夏休みを美しい島々で満喫されましたね! エオリア諸島は、夫が以前に訪ねたことがあって、時々いつかまた戻りたいと旅行の候補に上がりつつ、残念ながらまだ訪ねたことがありません。Totoさんの喜びあふれる文と美しい風景の写真に、わたしもいつかぜひ行ってみたいなと思いました。
ReplyDelete野生のフェンネルの花は黄色くて、茎からいくつも枝分かれしたあとに花が咲きます。写真からだけでは似た花が多いので分かりにくいのですが、中央が黒いし、花の形から野生のニンジン、carota selvaticaではないかという気がするのですが、ひょっとしたらシチリアには、イタリア中部とは異なる野生のフェンネルの花が咲くのかもしれませんね。
なおこさん、こんにちは! 早々と旅行に行ってしまって、まだ旅行気分満載のイタリアではすでに取り残された気分になってます(笑)。
Deleteエオリア諸島はお奨めです。歩くことが大好きななおこさんならば、ヴォルカーノ島の何もない山を登ってみるとか、面白いかもしれません。私は上っていませんが、見るからに山肌があらわで、下から上っている人がはっきりと見えるようなところです。影になるところがまったくないので、日差しの強いときは避けた方がいいかもしれません。
フィノッキオの花は、勝手にフィノッキオ独特の匂いと他の人の発言で「フィノッキオ(フィノキエット)」と判断してたのですが、Carota selvaticaというものもあるんですね! 確かに今ネットで調べたら、なおこさんの仰る通り、Carota selvaticaですね。フィノッキオの花は全然違う! 訂正しなきゃ! ありがとうございます。
よく見かけるものは50〜60cmくらいでした。背が高いものは細いながらも2m近くまでしっかりと伸びていました。中央はおっしゃる通り、黒い点になっている花が多かったです。私の写真はあえて黒い点がない花を選んでます。
黒ニンジンは一度だけ近所のスーパーで見かけたことがあります。これだけ生えているのならば、もっと出てこないかしら、、、なんて思うのですが、人気ないのか、食用に育てることが難しいのかもしれませんね。