Friday, 5 August 2016

私はついてる!(と思う)



さて、この自転車。道端で何となく撮影したものでもなく、まだハンドルの位置と向きを調整してないほどのおニューである。

これ、とあるイタリア全土のチェーンのスーパーマーケットのキャンペーンで当たったのだ。
1枚のレシートで○○ユーロ以上(確か30ユーロとかだったかと)購入したら、キャンペーンサイトからレシートの番号を入力して抽選に参加するというもの。

7月後半に当選メールが届いた時には、登録したことすら忘れていたので、なんのこっちゃ?と思ったけど、そうだ、そういえば登録した!と思いだした。

まぁ、ラッキー☆

ただ、、、。
メールには、「登録したレシートをご持参の上、購入店舗までお越しください」とある。

レシート、、、。

登録したことすら忘れてた私は、レシートなんて保管してるわけない。
あぁぁぁぁ! 幸運が転じて、ぬか喜びの悪夢か?

「レシートがないよう、、、」と相方にぶつくさと言いながら週末を過ごし、週が明けて、そのスーパーから電話がかかってきた。(登録した時に電話番号も入力してるから。)
「当選してるのですが受け取りにはいついらしていただけるのでしょうか」と。
レシートがない旨を告げると、「あぁ、それは残念! 難しいですねー」と。

で・も!
受け取ったメールには、登録したレシートの日付と購入時間が書かれている。
し・か・も!
このチェーンのスーパーは近所にもあってよく行くけれど、そのときに限って車で15分くらい離れた、同じチェーンの普段はいかない方のスーパーで買い物をしてたのだ。
さ・ら・に!
このときに限って、バンコマット(銀行口座から直接引き落とされる、いわゆるデビットカードのイタリア名称)で買い物してたので、銀行口座の記録から、そのお店で購入したことが証明できる。だから、買い物合計金額ならばわかる。

そんな理由から、レシート自体はないけれど、諸々のことをはっきりと覚えてるのだ。

自転車を受け取れるかわからないけれど、スーパーからかかってきた電話を相方に渡して、銀行口座の記録ならばある旨を伝えてもらった。

「あ、それなら、きっと店の記録からレシートの記録を出せると思いますよ。とりあえず来てください」と。

やったーーーー! 自転車をもらえるーーー!

また15分ほど車で走って、そのスーパーまで行ってみた。
電話をくれた店長さんに対応してもらって、店のコンピュータから日付と時間、合計金額からデータを出してくれた。

「買ったものなんて、覚えてませんよねー」という店長さんに、「いやいや、結構覚えてます。あれと、これと、、、」と説明する。
わざわざ車で遠いスーパーまで出かけたあの日は、相方と二人して煮詰まっていて「今日はハンバーガーナイトだ!」と、ハンバーガーを作る材料を買ったことなどなど覚えていたのだ。
これが、近所の同じチェーンのスーパーだったら、絶対に覚えていないところを、本当にラッキーなことに買ったものまで覚えてた。しかも、驚くことに、相方までもが買ったものを覚えてたのだ!

「見事に合ってますねー」と私たちが告げるものと店の記録を見比べて、レシート記録を印刷してくれて、最終的には自転車をゲット!

ラッキーーーーー☆☆☆

受け取ってからいまだにハンドルを調整してない(調整はしたけど、しっかりと締める道具が足りなかった)から乗ってないけど、あとは、自転車が趣味の義弟に任せて投げっぱなしになっている。(ペダルまでは自分で取り付けましたよ。)

自転車に乗ることは少ないので、いつ使おうかなぁと思ってるとこだけど、「当たった」という事実が嬉しい。

実は、わたしはくじ運が割と良い(と自分で思っている)。
よくある結婚式の二次会のビンゴなどでは、20人くらいの小さい会から100人くらいの大きい会でも、3回か4回は一等賞のディズニーランドチケットをもらったことがあるし、別の機会にも東京-パリの往復航空券が当たったことがある。(宝くじに当たったことはないけどね。)

そう、私はツイているのだ(と信じてる!)。

そして昨日の夜。
義母宅で食事をした後、家族とおしゃべりをしているときに、外で遊んでいた甥っ子のひとりが来て「ふくろうがいる」と。
みんなで庭に出て見てみると、家の前の電線に止まってた!



数年前にも、義母宅で、義母と義母の友達と3人でおしゃべりしているときに、庭にある倉庫になっている棚の上に飛んできたこともある。
決してふくろうが多い地域ではないけれど、いるらしいという噂はあると話していた義母。今の家に20年近く住んでいる義母でさえ、ふくろうを見たのはこれで2回目。つまり、どちらも私がいるときなのだー。

さぁ、このふくろう。どんな福を持ってきてくれるのかなー。



2 comments:

  1. Totoさん、当選おめでとうございます。自転車も便利な足ですし、新しい自転車がスーパーの抽選であたるだなんて、かなりの強運ではありませんか。ペルージャのうちでは、近所に歩道がなくてカーブが多くて危ないし、坂道が多いので自転車はあっても乗れないと思うのですが、お住いのところであれば自転車で生活もぐんと楽しくなり、行動範囲が広がりそうですね。

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    1. なおこさん、ありがとうございます!
      この辺りはPianura padanaのちょうどど真ん中のようなところで、見事に真っ平らな土地で自転車は楽々です。でもチェントロまで徒歩5分、駅にも8分くらい、スーパーはとほでもいけるところもあるけど質に期待できないとこなので、車で行くという生活になってます。これを機に自転車をもっと使おうかなと思ってます。

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