Wednesday 11 June 2014

ヨーロッパ圏格安航空の手荷物はいつも注意が必要!

ヨーロッパ近郊を飛行機で移動するとき、非常にありがたいのは格安航空会社のチケット。
うまく利用すれば、かなりお手軽価格でヨーロッパ圏を移動できてしまう。

で・も。
もちろん格安ではナショナルフラッグクラスの飛行機会社と同じサービスが受けられるわけではない。
・機内預け入れ荷物は別料金
・座席予約も別料金(航空会社にもよる)
・機内フード・ドリンクサービスは有料(ナショナルフラッグでも欧州便では有料のところもあるけれど)
などなと、、、。

機内持ち込み荷物の制限に関しては有名。
基本的には、飛行機の機内持ち込みサイズは決まっているのでそれに従うだけですが、、、。
・たとえポシェットのような小さいバッグでも、二つ目のバッグを許可しない。(服に隠れて見逃されることもありますが)
・バッグの大きさを計るため、カゴのようなサイズチェック用の枠があり、空港によっては全旅客のバッグの大きさをチェックする。

機内持ち込み荷物のみのとき、私はボストンバッグやリュックような柔らかいバッグで行くようにしています。
最初は単に小さいスーツケースを持っていなかった(日本に置いてきてた)だけですが、その間、普通サイズのリュックで移動を続け学びました!

バッグの大きさを計るチェック用の枠に、小さいスーツケースが入らない人をよく見かけます。
しかも、あと少し!というところで入らないので、いつも係員と小競り合いになっているんですよ。
もちろん、私が利用するのは発着のどちらかがイタリアなので、イタリア人と係員の小競り合いを見るのは非常に非常に見苦しいもの。声を荒げる、無視して通り抜けようとする、誰彼構わず文句を言い散らす、、、。

5月にプラハからイタリアに戻ったときはひどかったです。
easy jetを利用しましたが、プラハの空港のゲートの待ち合いに入るときに全員のバッグの大きさをチェックしていたんです。
ここでチェックするか?と正直驚きでもありましたが、、、三分の一くらいの人のスーツケースが、あと少し!というところで拒否されて機内預け入れ手続きになったんです。
本当にあと少しなんです。かわいそうなほどに。
だから、スーツケースについている車輪を壊して取る人数名、係員と言い合いになる人数名、仕方なく預け入れにしたけれどイタリア到着後まで文句を言い続ける人数名、、、。

他にも、ベルガモのオーリオ・セーリオ空港だったと思いますが、荷物のセキュリティチェックに入る前に、係員が搭乗券をチェックするところで「これは?」と思ったバッグのサイズを持っている人のみサイズチェックをしていました。入らなければ、セキュリティチェックを受ける前に敢えなく通り抜けもできないという状態。
あと、バルセロナのエル・プラット空港では重量も計ったこともあります。(計らなかったこともあるので、必ず計るわけではないかもしれません。)

いずれにせよ、リュックやボストンバッグのようないわゆる形の定まらないバルクバッグの扱いになるものは、サイズチェックの枠に押し込める!(中に壊れやすいものを入れていたら注意ですが。)
今回のプラハから戻るときは、最初はボストンバッグが入らないか?と思いきや、ぎゅぎゅぎゅっと押し込み合格! (押し込んだ勢いでカゴに頭をぶつけて周りから笑われた。その後、すんなりと取り出せなかったけど、規定の枠に入れば問題ない。)

荷物が多いけど、ゴロゴロと引っ張るトローリーでなくても大丈夫という方は、これがお勧めです。(荷物が多けりゃ、お金出しても預け入れ荷物にするって?)

追記:機内持ち込みサイズチェックで拒否されてコロコロを壊して取ったイタリア人、本人の意思ですよ。そうまでしても預けたくなかったというのが笑えますけど。

追記(2015年4月17日):いつの間にやら、ヨーロッパの格安飛行機でも手荷物以外に小さい荷物を持てるようになってます。半年ほど前だけれど、飛行機を利用したときにはそうなってました。何か言われやしないかとドキドキしましたが、サイトに明記されているので多分大丈夫です。でもサイズは守った方がいいですよ。ちなみに日本の国内線と若干サイズが違うこともあるので、必ず各社のサイトをチェックしてくださいね!



2 comments:

  1. Totoさん、そんな壮絶な言い争いが空港で繰り広げられていたなんて…… 少々のことは多めに見てしまうイタリアですが、少々にもきりがないので、だめならだめとあきらめる引き際も肝心だと思うのですが、それでも主張してみるのも、イタリアのお国柄なんですよね。

    Totoさんはご無事に旅行ができたようで何よりです。EasyJetは使ったことがないのですが、ライアンエアーはあります。時間には正確なようですが、安全性に問題があると読んだこともあり、やっぱり利用前には十分にいろんな点を検討したいと思っています。

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    1. なおこさん、そうなんです。プラハの空港係員に毅然とした態度が素晴らしかった。イタリア人同士ならばどうなっていたことか。プラハの空港は特に厳しかったです。イタリアの空港では機内持ち込み荷物を全旅客分計測したのはまだ見たことないので、「イタリアから出国するときは同じスーツケースで飛行機に乗れたのに、帰りは乗れないのか?」と怒るわけです。きっとスーツケースを購入するときも「機内持ち込みOK」と謳って販売されているんでしょうね。(あるいは露店で買った適当なものだったか)
      それにしても、車輪を取ってまでも機内持ち込みにしたいのか?って逆に思ってしまいましたが。

      飛行機に乗るぞというときは、価格の下調べは好きなのでしつこく調べてしまいます。わが家はミラノエリアの空港3つにアクセスできますが、空港への往復だけでメインのマルペンサ空港は他の二つの倍くらい時間もお金もかかるので、この部分も加味して考えます。安全面は、、、やはりネームバリューか、ナショナルフラッグに魅かれますが(伊のナショナルフラッグは置いておいて、、、)、事故が起きるときは同じなのかなと。

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