Wednesday, 29 January 2014

ガス屋のチョコは甘いか、苦いか



イタリア在住の方で、ここと契約をしている(したことがある)方は、このロゴを見てすぐにわかるでしょう。

このロゴが入った封筒が自宅ポストに入っていると、私と相方は「捨てられるものなら捨てたい」「見なかったことにしたい」と思うもの。

こちら、イタリアのガス会社のロゴ入りチョコです。


ガスや電気を輸入に頼るイタリア。(逆に原発を持っていないことは誇っています。)
とにかく、高い。

暖房を使うこの時期、ガス代はとんでもないことになります。
光熱費は大概、2〜3カ月分まとめて届くのですが、夏場と冬場を比べると1回の請求に10倍くらいの差が出ることも(日数で比べてません、1回の請求分です)。

ビンボーなわが家は、この時期にガスの請求書を見ると、まずはため息。
1回で払えないし、払えたとしても買い物も家賃も滞ってしまうので、ガス屋のオフィスに行って分割払いの手続きをしてきます。

昨日も相方に行ってきてもらいました。
帰ってきてポケットから取り出したのは、写真のチョコレート。

こんなんを作って、どこに配ってるのだろうか。こんなのを作るくらいならば、ガス代を安くしてくれと私は言いたい。

これはガス屋の窓口の人が相方にくれたわけではなく、手続き中にテーブルに置いて合ったものを相方がもらってきただけ。
そして「(こんなに高いガス代を請求する)ガス屋のチョコだから甘くないよ、苦いはずだよ」と言って私にくれました。
同じような嫌味を、もしかしたらガス屋にもぶつけてきたかもしれませんねー。
あぁ、そんな嫌味をぶつけたくらいじゃガス代なんて安くならないのに。でもそんな一言でもぶつけにゃ帰れないビンボー消費者の心理。

前は冬が終わった頃に冬場のガス代を一気に請求されて、アパートの住民で「お宅もきた?」と大騒ぎしたことがある。去年の秋にも同様に大騒ぎした。
だって、(田舎町の)家賃より高いこともあるんだもーん。払えるわけないじゃない。
最近は、その家賃より高い数字は2回に分けてくるようになったけど、それでも大変な私たち。
大騒ぎして、明細をよーく目を凝らして見たとしても、こんなシステムにしたのはどこの天才(○○とは紙一重)だ?と怒りたくなる誰も理解できない換算方式。
ひょっとしたらこの請求書は何かの間違い?と思って、明細を見たとしても、分かりえないまま放ったらかしになり、ガスを止められちゃかなわんとばかりに払うしかないのだ。

稼ぎの少なさが悪い? 全体的に収入に見合わない支出のイタリア社会が悪い?
どっちもどっちだけど、断然、後者だと思う、、、。

実際、甘いチョコでしたけどね。




3 comments:

  1. お気持ちすご〜く共感できます!!!うちにも今月いつもの倍以上の請求金額がきまして、2〜3ヶ月分かと思いきや、1ヶ月分の請求で、うちの相方もガス会社変えようかなあ〜と悩みだしておりますが、会社を変えたところで、あまり大差はないんでしょうね...... しまいに相方からは"毎日お湯で食器洗いをしているせいだ!!!" なんて軽く愚痴を言われ、最近はゴム手袋して毎日水で食器洗いをしている日々です。

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    1. 共感していただけて嬉しいです! コメントを読んで思わず「せつないっ!」と声をあげてしまいました。ゴム手袋して水で食器洗いだなんて。相方さんは食器洗いを自らする方ですか? 本人も辛さを味わってるのならいいけれど。(ちなみにうちは食後にじゃんけんして食器洗い係を決めてます。)
      ガスはアウトノモなのですが、全体の管理は大家さんに頼っているので、ガス会社は大家さんと同じところに、という感じです。うちができることは、暖房使用時間を短縮するくらい。あぁ、これもせつないです。

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    2. 今、気になって、先日届いた請求書を見直しました。期間は1カ月半。思ってたより短かったです、、、。1カ月に換算しても、ぶるぶるっと震え上がる数字ですね、本当に。(泣)

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