3月末、ACI(イタリア運輸局が運営する自動車の手続きをする事務所、と私は理解してます)から電話がありました。
免許ができましたとな!
おおおおお! できたか〜!
12月3日に書類を提出し終えたので、やく4カ月、、、。遅いっ!
運転したくてたまらないわけではないし、必要性も緊急度が低いので、4カ月運転しないのも、1年運転しないのも同じようなものだけれど、とりあえずできました。
ボローニャ滞在中に電話をもらい、帰ってきてからパスクア明けに早速ACIに行きました。
電話で「日本の免許証を預けないと県の運輸局が免許を発行してくれない」というので、まずは日本の免許証を預けに。
これで日本の免許証は「取り上げ」というわけです。
で、翌日の午後には県の運輸局からACIの担当者が免許証を持ってきてくれるというので、また翌日の午後にいくことに。
なんとっ! ご丁寧にも、「免許を運輸局から持ってきましたよー」との電話連絡までくれましたっ!
これ、イタリアでは驚くべき待遇のような気がしてならないんですけどっ。
で、手にした免許証。
ごく普通のカードです。地がピンクで、左上にEUの旗マーク。その中央にイタリアの「I」の文字が。
氏名、生年月日、出生地、発行日、発行地、有効期限、番号、運転できる種類(日本でいう、普通とか中型とか)が示されてます。裏には、運転免許を取得した日付が入ってます。
相方に「感動する?」と聞かれましたが、、、。
ぜんぜん。なんで感動しなきゃいけないのよ。
感動するよりも何よりもね、顔写真が、、、。
頭の上部、ちょっとかけてるんですけど、、、。
私、どちらかというと、いや、どちらかといわずとも、「でこっぱち」。
その自慢のデコが切られてるんですけどっ。
この免許証、笑い草にしかなりませんがな。
他の在伊日本人の方のブログで、手続き担当者が写真と書類をホッチキスで止めたから、ホッチキスの芯が写っているという方もいらっしゃいましたが、それもひどい。
有効期限は10年後の誕生日だけれども、イタリアの免許の更新っていい加減。
手続き自体は視力検査などきちんとしているけど、免許は表に「更新したよっ!」ってシールを貼るだけ。
相方が去年更新したけれど、プラスチックカードの免許証が折れてるにもかかわらず、新しいものは発行されずシールを貼るだけ。
お金を出したら新しいものを発行してくれるのだろうか、、、?
私は今後何年、デコの切れた運転免許証で過ごすのだろうか、、、?(少なくとも10年はあるわけだ。)
自慢のデコが切られていようが、これで堂々とイタリアで運転できるようになったわけです。
まずは、マニュアル車に慣れることから始めないとね。(日本の免許を取って以来、マニュアル車を運転したことがない、、、)
かかった費用はこちらでーす。(2012年 クレモナ県にて。代行手続きは代行機関により金額が異なるので参考までにしてください。)
・写真代(スピード写真):5ユーロ
・領事館で日本免許の翻訳 + 「この書類に間違いございません」的な書類作成:39.50ユーロ(2012年11月)
・領事館作成の翻訳書類をイタリア国内正式書類扱いにしてもらう県庁の手続き印紙代:4.62ユーロ(2012年11月)
・免許書き換え手続き手数料 + 代行手数料(ACI):160.66ユーロ
以上、209.78ユーロでした。
これにプラスして、領事館や県庁などに行く交通費がかかったというところでしょうかね。
免許は手にしたけど、いつ運転するかなぁ、、、。
余談ですが、免許に記載されている発行日は2013年3月8日。ACIから免許ができた旨の連絡電話があったのは3月26日。旅行中、パスクア休暇など、すぐに免許を取りに行けなかったけれど、免許を手にしたのは昨日、4月3日。
今回の手続き、時間はかかったと言えど、「手にした物の発行日が数カ月前でした」なんてことにならなくて済んでます。よくできましたっ!
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