Sunday, 3 March 2013

久々に映画館へ 『Pinocchio』

イタリアの映画館、外国語映画は(ほぼ)ぜーんぶイタリア語吹き替えだし、イタリア映画はもちろんイタリア語。
観たいなと思うものがあっても「イタリア語だしな」と悩んでる間に、上映期間が終わってしまうという、、、。よほどの大人気作でない限り、妙に短い上映期間。

今日は、相方がやたらと気合いを入れて、「これを観に行きたい!」と話していたものが今週上映だったので行ってきました。




『Pinocchio』
監督:Enzo D'Alò

音楽は、Lucio Dalla。声優としても出演してます。(先日、亡くなってから丸一年が経ちましたね。)







お話はあのピノッキオ。イタリア人イラストレーターのLorenzo Mattottiの絵を使って制作に5年を費やしたそうです。

ピノッキオって、子供向けの絵本も、ディズニー映画やロベルト・ベニーニの映画、他にもイタリアの古い映画(テレビ?)など、脚本家のセンスで、各作品でオリジナル本の内容から表現されるところが違うんですね。私はきちんとオリジナル本を読んでいないから、そんなことを考えもしなかった!
6歳の甥っ子も連れて行ったのですが、帰る途中で相方と甥っ子がお互い感想を言いあいながら「あのシーンはなかったね」など、そういった話題が出ました。帰ってから甥っ子が「あのシーンはこうだったけど、僕の本はこうだよ」って、本を持ってきて見せてくれました。ふむふむ、なるほどね〜。

この先月リリースされたばかりのピノッキオは、とにかく色がすごい。パステルで描いたものなので、全体がCG作成されたアニメとは違ってレトロで柔らかい印象を与えるけど、とにかく綺麗。
話も知っているし、小さい頃に観たアニメのような感じがして、新しい映画なのにどこか懐かしい。

現代のアニメ技術で「うぉ〜!」って歓声をあげたくなるようなシーンもいいけれど、こちらのレトロで綺麗なアニメもオススメですよー。
日本でも公開されるかな?


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