Tuesday 5 March 2013

春の訪れとともに届いた幸せの豆

3月に入って、本当に暖かくなってきましたね〜。
今日も日中は、ウールのコートとストールで暑いくらい。微妙な温度調節が必要な3月です。

本日、ヨガのプライベートレッスンをご希望されたお客様のところに行ってきました!
事前にメールでやりとりをしていたのですが、想像通りのとてもかわいらしい方で、ヨガ抜きでも色んな話ができそうで嬉しくなって帰ってきました。

今日は電車で出かけたのですが、行きも帰りも電車が遅れて散々なことに。
帰りは50分遅れと表示されていた途中から乗り換えるはずの電車がキャンセルに。
もともと1時間に1本しかない地方電車。乗換駅に着いた時間から次の電車までは1時間半。バスに切り替えるも、1本出たばかりで、次のバスまでまた1時間半。
また相方を呼び出してしまいました。ははは。

帰る途中、相方が「ポストに国際郵便で大きいものが届いてた。多分、日本からだよ」と言ってたのですが、この相方、ポストの鍵を普段は持ち歩かない(私には言わないけど、家の中でなくしたと思われる)。
「日本から郵便が届いている」と思うとワクワクするじゃーないですか。ポスト開けて持ってきてくれたら嬉しいのにっ。

家に帰ってポストを開けると(私は常に鍵を持ち歩いてます)、友達から手紙が。封筒サイズは普通だけど、もりっと盛り上がっていて、何かが入っている様子。

開けてみると、、、。

桜のカードも一緒にいただきました!

こーんなかわいいお豆さんの根付けとカードが。わーい♡

贈ってくれた友達はヨガの先生。ヨガ指導よりも、海外から見えるヨガの先生の通訳を中心に活動していて、勤勉でいつも前向きな大切な友人です。
ずっと、東北の被災地の方に向けてレストラティブヨガを心と身体のストレスリリースのために広めようという活動も続けています。

前回、日本に帰ったとき、都内で開催しているこの活動のためのチャリティークラスに参加してきました。
私もレストラティブヨガの指導をしてますが、このヨガ、自分で自宅で行っても、時間が気になったりしてなかなか身体が緩められない(緩まない?)もの。これが、先生の指導の下で行うと、ぜーんぜん身体と心の緩み具合が違うんですよ。
久しぶりにレストラティブヨガクラスを受けられて、ほよよ〜んと大満足して「やっぱりいいなぁ」と再確認したところ。
石巻から届いたというこの「ちいさなちいさな幸せの豆」、ご縁があって私の手元に届きました。

宮城県石巻市の"おちゃっこ鹿妻(ばっぱコーポレーション)"というコミュニティで作られたこのお豆さん。
中にはこんなメッセージが。

ちいさな ちいさな 幸せの豆
・水がのめる幸せ
・ごはんが食べられる幸せ
・ふとんで眠れる幸せ
・家にかえれる幸せ
・笑いあえる幸せ
幸せはすぐそこに…

そうなんですよ、幸せはすぐそこにあるのですが、意識していませんでした。本当に。
この幸せを何ものかに奪われて初めて、大切さに気付くことかもしれません。
疲れた身体でも、鍵を開けて入る家がある。ひねれば水が出る蛇口がある。「食べるものないのよ」なんて戸棚や冷蔵庫にある材料を無視してつい言ってしまうこのセリフ。こうしてキーボードを叩いている私のすぐ横にもひざ掛けにしているシングルベッドサイズの大きなブランケットが。最近、相方とのちょっとした勘違いを思い出すだけで笑える自分。
そうなの、そうなの。この「すぐそこにある幸せ」。

幸せは、身体や心で感じないとダメなのではないかと思う。だって、今私の目線に入るところにある水のフィルターポット。コップに注げばすぐに水を飲める。これを「幸せ〜♡」って感じることって、何回あるんかなぁ。

ヨガでよく言われる"Mindfulness"。
ひとつひとつの動作を意識して、心をこめて行うこと。
例えば、口に入れたごはんの一噛み、一噛み。よーく味わっていただくこと。植物に「元気に育てよ」と願いを込めて水をあげること。話しかけてくる相方に適当な相槌を返さず、きちんと聞くこと(←あぁ、感じ悪い妻だわ〜)。

このちいさな豆を見るたびに思い出せそう。身の回りにある幸せ。

もうすぐ3月11日がきます。あれから2年。
幸せをわけてくださった石巻のおちゃっこ鹿妻、東北エリアにお住まいの方々、そして友人のTちゃんに感謝して、遠くからですが皆様の幸せと喜びの多い日々を願っております。


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