昨日、わが家の裏で起きた交通事故のお話を。
(ギャグでもなく、オチもなく、本当の交通事故のお話です。)
わが家の裏、ほんの30から40メートルほどの一方通行です。
文章で説明するならば、その一方通行が東西に通っていて、道の入り口側も出口側もT字路。南から、北から、それぞれの方向からこの東西に走る道に入り、南へ、北へ、それぞれの方向へ出ていくと言えばいいでしょうか。
この道に入るとき、北から来た車が優先的に入って、南から来た車は一旦停止して北から来る車がないときに入ります。信号の少ないイタリア、よくある方法です。住宅街だし。
こういう構造だから事故が起きたのかな?って想像してませんか?
いやいや、そうではないのですよ、これが。
構造がどうであろうが、ぎょえーっと怖くなる事故なんです。
昨日の夕食時間帯、救急車の音がして近所で停まりました。
お、近くだ。
次はパトカー。
むむ? これも裏で停まった様子。
さらにパトカー。
およよよ?
遠くからもう一台救急車が近づいてくる。
裏で停まったー!
しかも、さっきの救急車もすぐに発車しない。てこずってる?
何事?
夕飯もほぼ終わっていたので、片づけを放って見に行きました。
そこに入る道はそこそこな渋滞。裏の一方通行は閉鎖されているけど、北から来る車はこの東西の道に入らず南に向かって抜けられるので、一応はとろとろと動いてました。
同じ野次馬の人たちに聞くと、車を運転していた人が、なんと心臓発作を起こし事故を起こしたんだとか。
ひょえー! 防ぎようのない予測不可能な事故だー!
相手がバイクで、誰かが倒れているとかいう話も。
あからさまには近づけなかったけど、ちょうど知り合いのバールの裏がこの道。バールの裏からちょっとのぞいて見ると、事故処理班っぽい人たちが布を持って囲んで現場を見えないようにしてました。おっと、大変なことになっているのか?
話を聞いてて何だか怖くなって家に帰りました。だって、死人が出たとか言う人もいるんだもん。
運転中の心臓発作。誰も予測できないし、出合い頭のバイクも気の毒としか言いようがない。
翌日の今日、地元新聞に出ていた記事で事実が判明。
死人は(現在)なし。心臓発作を起こした運転手も無事。あー、良かった!
相手はバイクではなく、何が相手だったのかというと、、、その角にあった家(アパート)。そのアパートの共用玄関からおばちゃんが1人出かけようとした瞬間に車が突っ込んできて、(ぶつかったかびっくりしたか)真後ろに倒れて頭を打って大変なことになったんだとか。
幸いなのは、90度の曲がり角で車はスピードを落とす場所。突っ込んだ勢いが弱く、建物への被害も小さかった様子。
※バイクがいたのかどうかは、新聞記事の内容を又聞きしただけなので定かではありません。
運転中に心臓発作を起こす可能性と、家を出た瞬間に車が突っ込んでくる可能性。
どちらも低い、、、ですよねぇ。
スピード違反でもない、わき見運転でもない、飲酒運転でもない、事故。
暑い日になんとなく、背筋にちょっぴりぞぞぞっと来るような事故なのでした。
Totoさん、こんにちは。運転している最中に自分に起こるかもしれないし、対向車の運転手に起こるかもしれないし、万に一の可能性ですが、本当にこわいですよね。この暑いのに、帰宅時に渋滞に巻き込まれて、大変な思いをした人もいるでしょうが、亡くなる人が出なかったのが幸いです。
ReplyDelete数か月前だったか、ローマからアドリア海岸に向かうE45を走っていた運転手が、途中で発作を起こして車が停まり、何度電話しても連絡がつかないので、伴侶が警察に呼びかけて、superstradaで停まり、意識のない弾性を発見したという記事を読んだのを覚えています。
イタリアでは車間距離が少ないのがこわいのですが、やっぱり車間距離をとり、携帯電話などは決して使わずに、道路の状況にすぐに対応できるようにしておくのが、人と自分の身を守るための最善の道でしょうか。
なおこさん、こんばんは。
Deletesuperstradaで意識不明になっているというのは怖いですね。それなりのスピードを出していたと思われますし。
つい先日、これも近所ですが、曲がり角で一時停止している車に後ろから別の車がぶつかった事故を目撃したんです。ぶつかった車もかなりスピードをゆるめていたので、なぜぶつかったの?というような状況。私はぶつかった音がして気付いたのですが、もしかするとぶつかった車の運転手は携帯で話していたのかもしれませんよね。
自分で予防策がとれることは実行しておくに限りますよね。去年は、友人の両親が怪我を負う事故を起こしましたが、シートベルトしてませんでした。シートベルトしてない割に孫を助手席で抱っこしてたんですよ。孫が無傷だったのが幸いでした。
こうして書いてみると、身近で事故は起きるもんだなと実感してます。