いや、なんかね。感謝の涙を流したくなる日なんだわ。
私、ヨガを教えてるんですけどね。今日は初めてプライベートレッスンなるものを開催してくださいとの依頼を受けて開催させてもらったわけ。
最初は一人のところが、最終的には4人に。
もー、こりゃ、わたしゃ、大喜び。
集まってくれた方々は、、、。
「片膝を曲げられません。」
「片方の肩を手術したので、あまり上げられません。」
「ヘルニアを患いました。」
とか、問題ありな方々。(お歳もそれなりの方々なので、それなりの問題をお持ちでしょう。)
唯一、身体に問題がない方もいると思いきや、この方、いらちでねぇ。ポーズをとってても、我慢できなくてすぐに止めてしまう。
ま、ほぼヨガ経験初めてな方々なので、この方々の都合には問題なし。
問題は、、、あたしよっ。
ここまで身体を動かせない方を教えるの、あまりなくて、、、。実際に対面して、正直なところ、ちょい焦ってしまったっ。
ヨガ指導の経験がまだ2年位で少ないこともあるけど、私は勉強&指導経験不足。
今日は自分を伸ばす素晴らしい機会を与えてもらったと思う。
今、本当にもっと勉強して実践を積みながらヨガを教えていきたいって、改めて気付かせてもらった。
色々な目的でヨガを実践している人がいて、複数の人が集まると同じ目的で集まるかどうかは難しい。
こちらがオープンでどなたでもどうぞ、といえるレッスンならば、日々のエクササイズ+αを目的に来る人が多いから、気軽にどうぞとできるかもしれない。
でも、肩があがりません、膝を曲げられません、というと話は別。「普段は動いてないからここで動きたいの」 という人とは一緒には動きにくい。きっと、膝や肩の動きをごまかしながら、もしかしたら他の部位に負担をかけて動いてしまうかもしれない。それはよろしくないでしょう。
できることならば、必要な部分に働き掛けて、生活しやすいように、体全体を動かしやすいようにバランスをとるようにしたい。
どうしたらよいか。
本人達はわかっている。できないところはやりません、こちらも無理をしないでください、とお互い了解の上でレッスンを始めた。
クラス中も、無理をしないで対応してくれている。
心配しながらも、90分のレッスンを終えた。
レッスンの終わりに近づいて、口々に「背中が伸びてる感じがする」など、の感想がちらほら。
え? そんなに違いが出ているの?
私がびっくり。
そして、レッスンが終わってから、「次回はどうしたらいい?」って。
今回は、とりあえずトライアルのような感じで参加者のご自宅を使って行ったけれど、皆さん、続けたいと希望されている様子。
んまっ。なんて、ありがたいっ!
膝が動かなかった方は「見て、ここまで曲げられるようになったのよ」と周りも驚くほどに曲げて見せてくれる。
肩があげられなかった方は「5月に手術しなければいけないけど、片手でもいいかしら?」って続ける意欲満々。
すっごーい!
私、実はこんな効果は期待してなかったの。
あまりにも嬉しい反応に、マジ感動よ、私!
今までは、自分が感じてきた感覚を相手も感じてくれてるとわかって、それはそれで本当に嬉しくて感動していたけど、今日はそれ以上。
身体を動かすってすごいんだな〜。
これは、ますますヨガの勉強を深めねば。
つい先日から、友達の薦めでヨガとアーユルヴェーダの勉強を開始したけど、プラスして、今ある痛みとともに歩んでいくヨガを勉強せねば。
元々、自分の病歴もあってか、身体にも心にも、チャレンジしていくヨガではなく、セラピーに近いヨガを教えていきたいと考えていた。
自分がその方向に歩み始めたからか、その方向を実践したい方々が集まってくれる。
これは、私にもっと勉強を深めなさいよっていう啓示でしょう。
ありがたいことに、この春からわさわさと身辺が忙しくなっている。
渡伊する前に仕事を辞めてぐたーっとしていて、渡伊していわゆるカルチャーショック(天候やら言語やら、社会活動の激減やら)でどんよりしていた私が、活動的になる機会を与えられているように感じる。
この波に乗るかどうかは私の力量。
乗りたい。この波を捕まえたい。(元(テケテケ)サーファーとしては!)
今日、この感覚に至る機会を与えてくれた皆様に感謝して、日々精進したいと意気込む私です。
去年の秋、カターニアの街中にあったこの木のように、街の雑踏の中にあっても、強く大きく成長していきたいと思う日なのでした。
良かったねーーー。
ReplyDelete波に乗っちゃえ~~~。
Keiさん、ありがとー。乗らな、ね〜〜〜。
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