Tuesday, 7 February 2012

寒さ対策は万全に

先日、寒いねぇと友達と話していて、自分がいつも家で過ごすときに来ているものを言ってみた。
下から、もこもこブーツ型スリッパ(底はゴム)、靴下2枚重ね、レッグウォーマー、レギンス、なんかしらのボトムス(ちょい起毛素材のチノパンとかロングスカートとか、ちなみにジーンズは履けないことないけど、ちょびっと苦しい)、下着、腹巻き(つけないことも)、キャミソール(ブラ替わり)、長T、セーター、その上にフリース。タートルネックを来ていないときは首にも何か巻く。

これが外に出るときになると、スリッパがブーツに、靴下は1枚に、ブーツの形によってはレッグウォーマーがなくなり、フリースがダウンコートに変わる。

ということは、、、。

家と外と、あんまり重ね着度が変わらなくね?
えぇっ! 今まで気がつかなかった事実!

確かに、私が普段過ごしている部屋(キッチンダイニング)は他の部屋に比べて寒いと相方といつも話していた。
今年は寒波のせいでいつも以上に身にしみる寒さ。何とかせねば!と私は立ち上がった!

やることは単純。
すきま風を防ぐだけ。
この季節になると、綿入りの丸棒が売られている。表は布地、中は綿というかポリでもいいから綿状のもの。長さ1〜2メートルくらい。直径8〜20センチくらい。
最初はこれを何に使うのかわかんなかった。なぜだかうちの家族が使っているのをみたことなかったから。
人に聞いてやっと解決。窓枠やドアの下のところに窓に沿ってに置いて、すきま風の侵入を防ぐもの。おぉぉ、なるほど。
去年の暮れに中国系スーパー(安い)で私たちも買ってきた。ま、悪くない。文句を言うならば細すぎたっ! 実は意味をなしてないのではないかってくらいのお気持ち程度、すきま風を防いでくれる。(安物を狙った私たちが悪かったけど、ないよりまし。)

それでも寒い。なぜなら、この綿入り棒は窓やドアの下しか防いでくれないから。
このキッチン、同じ壁に縦に長い窓が二つあって、私の机は窓と窓の間の壁に面して設置してある。
右の窓はどうやらきっちり閉まるらしく、脇からすきま風を感じない。
左の窓はびゅーびゅーだ。私、去年はよくガマンしたなぁ。
(同じように見えて右と左の窓の閉め方(左右の合わせ方)が違う。)

ならば。
窓枠などからすきま風を感じるときはスポンジ状で両面テープのついたパッキンを貼るって対処がある。日本にもあるし、こちらにもある。

でもね。
お高いのよ。
いや、それほど高くないかもしれないけど、わしらのようなキュウキュウ生活している者には高いわけ。

だから。
作った!


いつでも邪魔したがりのネコが主役になっちまった写真だけど、下にある両面テープ貼り途中の物がそれ。

工場で捨ててしまう布地をもらってくることがあるので、それを利用して、適当な幅に切って折畳み、押さえのミシンがけして両面テープを貼ってできあがり。

それをずずずずずずぅっとすきま風を感じる窓の脇の、窓枠と窓の接するところに貼り付けて完了。







窓を開けて貼り付けてるだけで手はかじかじ。貼ってから確認するにも、手はかじかんじゃって冷たくて風を感じるも何もない。
ほっぺを近づけてみた。

(当然かもしれないけど)機能してるーーーーー!

とっても満足じゃ。

設置してから2時間ほど。左右の窓を確認する。
”即席すきま風除け”を設置したのは左の窓。右はすきま風を感じなかったから。
いまや、右の窓の方がすきま風を感じるように!

こ、、、これは、右の窓もつけねば、、、。


あ、ちなみに、イタリアの家、全部がこんなってわけじゃないですよ。
新しめの家はこんな事態は少ないか、うちのようなひどさはないと思う。
未だに100年、200年、300年、400年位前の建物に住んでいる人も多いイタリア。(もちろん窓枠など直すことは多いと思うけど。)
我が家は今年で150周年を迎える家。昔の家は天井が高くて暖まりにくいという難点もあるので、工夫を施さないと快適には過ごせない。

さぁ、もう一仕事だ。



〈追記〉
ちなみにうちの窓は木枠にペンキが塗ってあるものだよー(こちらでは一般的なんじゃないかと)。加えて、観音開き。アルミサッシのスライド開閉じゃないって考えたら、上記のような即席すきま風封じも役に立ちそうでしょ。

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