Wednesday 19 October 2011

It's a small world!!! - カターニアで出会った人

先日から書いているように、シチリアのカターニアに行ってました。
目的は相方の仕事だったので、私が到着してからも相方は缶詰め状態で仕事を続けねばならず、一人でぶらぶらしてました。

一人歩き初日。街のことがわからないので、とりあえずエトナ通りを北上してみることに。
ふらーっと歩いて、ふらーっと入ったバールでジェラートを買い、食べ歩きしながらふらふら〜っと来た道を戻っていくと、、、。

前方にあるバールのテラス席から立ち上がったかわいい女の子がニコニコしている。
私のこと、見てる?

この手のニコニコ顔はやばい。
ほら、今もたくさんいるのかな。
「すみません、私、手相の勉強をしているんです」って話しかけてくる人。ちょっとあれを思い出してしまった。まさか、イタリアにそんなもんあるわけなかろう。
いずれにせよ、なぜか人に話しかけられやすい私。そんな顔してるのか?

何年か前に、”手相の勉強”だけでなく、新手のものも出てきて「すみません、私、人相学を勉強しているんですが、、、」という人に何度か話しかけられたことある。
初めて「人相学」な人に話しかけられたときはびっくり。ものすごい興奮して続けざまに「あなたのオデコがあまりにも立派なので!」と。断る隙も出せないようにする、新しい”勢い大作戦”か?
これには固まった。えぇ。私のオデコは広く丸いです。立派と言えるかもしれません。でも、そんなに興奮しなくとも、、、。話しかけやすい顔+話しかけやすいネタを持った顔なんだろうか。

とにかく。
その女性の笑顔はあまりにも感じが良く、私も「え? 私? まさか、、、」と思ってた。
近くまで来たとき、「すみません」と声をかけられた。

えー? やっぱ、私なのー?

初めてのシチリア。知り合いなんていない。わざわざ立ち上がって声をかけてくる人って何?

立ち止まってみる。
「こちらに住んでるのですか? 英語は話せますか?」と聞いてくる。
よくわからないので話を聞いていると、、、。

なーんとっ!
そのとき私が持っていたバッグ、前にブログでも紹介したバルセロナの『Cyan』のバッグのデザイナーさんだったの!

デザイナーのエヴァとローザはバルセロナ在住。たまたまバケーションで訪れているカターニアのバールでお茶をしているところで、自分たちがデザインしたバッグを持っている人が目の前を通りすぎたから、 二人もびっくり。
最初はすーっと通り過ぎたけど、「戻ってきた!」ってことで声をかけてくれた。

すっごーーーーい! It's a small world!!!!

私も感激しちゃって、大興奮!
この時間にここを歩いていなかったら、二人に会えなかったのかと思うと、昼寝をたっぷりしてから動き出して良かった〜。

私はジェラートを手にしたまま立ち話してたのでドロドロと溶け始め、いっそいで食べた後、お茶をしている二人のところにおジャマさせてもらっておしゃべりしてきました。

バッグのこと、二人の今回のバケーションのことなど、話を聞かせてもらえましたよ。
とってもステキな二人。偶然の出会いに本当に感謝!

「写真を撮らせて」とエヴァが私の写真を撮っていったけど、帰りの飛行機で相方の仕事道具を持って帰らなければいけなかったので服は最小限にと、シャレたものはCyanのバッグ以外何も身に付けてなく、ちょっと恥ずかしかったー。
でも、フェンシング世界選手権開会式後の関係者パーティーの場では、ワンピース来てCyanのバッグを持ってオシャレしてきたので。(私は関係者のオマケだけど。)

縁を感じてしまうわ。あぁ、またバルセロナに行ってCyanの次の作品が見たいー!
本当にシンプルで主張しすぎず、クラッシックだけど目を引くバッグを作っているので、注目ですよ。
ネット販売も企画中とのことなので、日本で手に入る日も近いかも。(日本への販売は彼女達の友人でバルセロナ在住の日本人の方がお手伝いしてくれるとのことなので、コミュニケーションなど安心ですよ。)



左がローザ、右がエヴァ。
二人に出会って、Cyanのバッグがもっとステキに見えて、大切なものになりました。

Cyanのサイトはこちら

2 comments:

  1. おーっ、ソレでアノ写真だったのかっ!!!!
    超納得♪ いい出会いだったね。

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  2. 385さん、
    アノ写真ってアノ写真のことだよね。そうそう。ちょっと恥ずかしかったわー。

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