Wednesday, 20 February 2013

この冬のインフルエンザ対策・結果は…

去年の暮れ、12月の初めに、インフルエンザ対策にホメオパシーを取り入れたことを書きました。

1週間に一度、ホメオパシーの砂糖粒が詰ったカプセルを開けて舌下に入れて、ゆっくりと溶かしていくというもの。

一箱に12カプセル入っていて、12週間分。12月の1週目から続けていて、今日で飲み終わりました。

で、その間、インフルエンザにかかったかというと、、、。

かかりませんでしたっ!

ただし、普通の風邪は1回かかりましたけどね。12月の半ば、日本帰国直前に、咳と微熱が出ておとなしくしてました。(帰国の飛行機は強めのせき止め薬を飲むことになったけど。)

とにかく、高熱がかーっと出るものにはかかりませんでした。

ホメオパシーが利いたのかな?

何の対策をしなくても、毎年インフルエンザにかかるわけではないし、今まで人生で2度しかかかったことないし、ホメオパシーが利いたのかどうかは定かではないけれど、高熱で辛い思いをしなかったので良かったです。

来年もこれで対策しようかなと思ってます。
イタリア在住の方、もしくはホメオパシーが手に入りやすいところ在住の方。この対策、いいかもしれませんよ〜。







Monday, 18 February 2013

イタリアのテレビで残念に思うこと

ずいぶん前に、イタリアのテレビのへんてこなセンスに驚いたことを書いたことがある。

今日も驚いた。

料理番組が多いイタリア。
人気の料理人が、ゲストを呼んで一緒に料理したり、一般人と料理合戦したり、いろいろ。
(言葉とか、動作とか)観ててわかりやすいし、何かしながら、「テレビでもつけよー」ってときに、他に興味のある番組がないと、料理番組を観たりする。

でもね〜。
料理番組に限らず、どの番組にも言えること。

季節感がないんだよね、この国の番組構成。

今日のように合気道に行く日は、早めに18時頃にごはんを食べることにしているんだけど、ごはんのお供にテレビをつけた。(ひとりで食べたしね)
この夕食準備時のいい時間帯、しかも外は寒〜い2月。

氷をガンガンに入れてミキサーで回して作る”ガスパッチョ”はないだろうよ、、、。
誰が「今日の夕飯はこれにしよう」とか、「明日買い物に行って材料を買ってこようかな」などと思うだろうか。

残念だなぁ、いい番組なのに。

わが家は無料で観れるケーブルテレビしかない。
有料のチャンネルでは、季節に合った、あったか〜くなれるような料理をいつも紹介しているのだろうか。
きっと、これを疑問に思ったまま、これからもここに暮らすのだろうなと思いながら、日本のハヤシライスのルーで作ったハヤシを食べる私なのでした。



Wednesday, 13 February 2013

テレビのお供に、カード織り

カルネヴァーレで、雪が降って、その次はサンレモ音楽祭、ですね。
何の関連もないけれど、毎日何か起こるっていいじゃぁないですか。

『サンレモ音楽祭』という言葉は何度も聞いた事がありました。そういう何やらがあるんだなという感じで。
イタリアに住み始めて、この言葉を聞く機会はもっと増え、去年テレビをつけたらそれらしきものを放送してるじゃないですか。
イタリアの音楽界のことは全くわからないけれど、こういう歌合戦番組を観るのは嫌ではない。それにビッグゲストとか来るみたいだし。
去年は何気なくテレビをつけたら放送していたけど、今年は「サンレモ、観るぞ」と軽く気合いを入れて観てます。

サンレモ音楽祭はよしとして、、、。
イタリアに来てから、テレビを真剣に観るって事はなくなりました。真剣にというか、テレビを観ているときに、他の事をせずにテレビだけの時間というか。
イタリアではドラマとか観ないしね。

大概テレビを観るときは、手作業してます。
編み物とか、繕い物とか。

昨日はサンレモのお供に、初挑戦の『カード織り』を。

以前から気になってはいたものの、何が何やらよくわからない。カードをクルクル回して織物をしていくということしかわからない。
イギリスの通販で見つけて、思わず購入してしまおうかと思ったけど、よくわからないしなぁと手を出していなかったもの。

年末年始に日本に帰ったときに、本屋さんでキットを見つけました!
即買いっ!

材料は箱入りだったので、スーツケースに入れるために分解して運び、やっと腰を落ち着けて挑戦してみました。


今回はキットに入っている麻糸で。

基本の練習用の模様はもう少し単純なものだけど、縦糸の通し方など、基本的なことを参考にして、付属の小さな本に載っていた別の模様にいきなり挑戦。

初めてにしては満足いく仕上がりに。
縦糸を用意してカードに通し、縦糸をまとめて、手前を自分の腰に巻いたベルトのバックルにしばりつけ、向こう側を机の脚などにしばりつけて固定する。これが織り態勢。
写真の右側、糸の途中についている茶色い四角いものがカードです。4つの角に穴が開いているだけの厚紙のカード。
横糸を通し、カードを回し、とんとん。横糸を通し、カードを回し、とんとん。
すぐに模様が出てくるんですよ。これ、楽しい〜♪

考えながら織っていると、何となくわけのわからなかった構造が見えてきて、少しずつ理解できそう。
だから、基本的な模様を繰り返し練習すれば、すぐに応用して模様を作れるのではないかなと妄想(←手を動かさなければこの妄想は現実にならないっ)。

作って何に使うか考え中。材料を変えたら雰囲気変わるし、カードを作って増やしたら面白いかも。色合わせも楽しいし。妄想が拡がって楽し〜。
この妄想を妄想で終わらせず、真実のものにしなきゃね〜。

で、サンレモは観ているのかっていうと、それほど集中してなくて、いい感じのBGMになってます。




日本で購入した本はこちら。『カード織りのテキスタイル・ストラップづくり』(学研、ペシュカ・内田潤子著)です。
カードが10枚、麻糸が5色入っていて、すぐにスタートできますよ。

日本に帰ってびっくりしました。こういう、ムック本(っていうんですよね?)の量が異様に増えている!

そんな中でも、学研は私のお気に入りです。イタリアにも『大人の科学』を何種類も持ってきて遊んでま〜す。(私は『科学と学習』育ちでーす。)




Tuesday, 12 February 2013

日陰の女子猫


『ねぇ、ちょっと。何でアタシはダメなの?

何で、この娘、ここに乗ってるの?』








『 … 何よ、この娘。猫のくせに変な格好しちゃってさ』










『どーせアタシは日陰の女子猫…』











突如くだらなくてすみません。

私のラップトップは、作業中の姿勢を保つ理由で一段高くして置いてます(IKEAの台を下に置いてぴったり!)。
※もちろん、キーボードは外付けを別に用意して下に置いて使ってます。

ラップトップを閉じておくと、ネコ(うちの女子猫、名前はネコ)がまさに”威風堂々と”乗って鎮座するので何かしら置いておくのですが、今は先月日本で会った友達から韓国土産でいただいた猫カレンダーを置くことにしてます。
韓国のキャラクターらしいですよ、この仮装猫。(仮装ばっかりしている猫なのかどうか知りませんが。)
今月は、『不思議の国のアリス』に出てくる時計ウサギか、『チャーリーとチョコレート工場』の工場長風の仮装みたいです。ちなみに先月は雪の女王様みたいなのでした。
なかなかインパクトのあるカレンダーで、猫除けの案山子の役割にぴったり☆(なんてね)

キモカワでなかなか気に入ってるカレンダー。友よ、ありがと〜。

Monday, 11 February 2013

雪の夜の散歩。今年は雪がよく降るなぁ

イタリア全土、雪みたいですね。
先週から「月曜は雪」と予報が出ていたけれど、朝起きたときはまだ降ってませんでした。
8時くらいかな、うちの近所で降り出したのは。

うちの相方、雪の日はいつも以上に散歩に行きたがります。
というわけで、夕食後、雪が止んでいたのでちょっくら行ってきました。

途中の公園。歩道と公園の境は雪で埋もれてます。


ん〜、思ったより積もってない。
車道はべちゃべちゃだけど車は普通に(スピード抑え気味で)走ってます。
歩道もすでにべちゃべちゃ。このまま行くと、凍って明日はもっと歩きにくくなるのではないかな〜。

12月に日本へ帰ったときの方がすごかった。出発日の朝に大雪になりました。
わが家から空港までは、普通の日ならば車で1時間かからない距離。
雪もあるし、朝の渋滞もあるし、早めに出たけれど、道路は案の定大渋滞。
チェックインはオンラインで済ませているものの、荷物のチェックインをしなければならない。一刻一刻せまりくるチェックイン締め切り時間、出発時間に冷や汗をかきはじめる私。

今回の帰国は旅行会社を通じてチケットを予約していたので、旅行会社に電話して遅延情報を確認してもらった。
私が乗る予定のフライトは遅延情報が入っていますとの情報をもらったけど、それでも大丈夫なのか、不安は募るばかり。
これ、乗れなかったら、チケットをどぶに捨てることになるんだろうか、、、。

空港のカウンターについたのは、なんと出発時間の5分前。
カウンターで聞くと、「まだ機体自体が到着していないんですよ」とのこと。
ほぉぉぉーーーーっと肩から力が抜けていく〜。良かった〜。

その後、3時間ほど空港で待って、フランクフルトまで乗ったものの、フランクフルトからの成田行きの乗り換え便は逃してしまいました。すぐに便を振り替えてもらい、フランクフルトで6時間ほど待って、何とか到着予定日のうちに成田到着。疲れるフライトでした。

日本出発の前にも、隣町で教えているヨガクラスに里帰り前の最後のクラスをしにいくときに雪が降りました。
1時間に1本しかないバスで通っているので、私は早めに着いてしまうのですが、雪が降り出したのはバスに乗っている最中。
着いてから生徒さんのひとりから「今日、クラスあるの?」と電話をもらい、「私、もう着いているからやるよ〜」と言ったら、雪の中を歩いて4人も来てくれました。
これは嬉しかった。ありがと〜♡

日本里帰り中も7年ぶりという都心のドカ雪の日に都内にいました。
朝早く、泊まっていた姉の家を出るときは降っていなかったけれど、とあるワークショップに参加しているうちにドカ雪に。
ワークショップ後、姉宅に帰る電車に影響は出なかったものの、姉宅は最寄り駅から徒歩15分の距離。
降り続く雪の中、小さな折畳み傘しかないし、雪仕度などしてないし、革のブーツも手袋もぐしゃぐしゃになって歩いて帰りました。普段の倍はかかったかと。
翌日は、雪は止んで天気は良かったけど、姪っ子を背中にしょって、甥っ子に荷物を持たせて、普段ならば徒歩15分の保育園までお見送り。これもまた普段の倍はかかって大変でした!

イタリアに戻ってきてしまうと、仕事は自宅作業。外にヨガを教えに行くのは週に3日。それまでに雪が溶けてくれるといいなぁ。
通勤がないのって、楽だわ、ホント。



Sunday, 10 February 2013

カルネヴァーレ、楽しいようで、そうでないようで、、複雑

イタリア各地、カルネヴァーレで盛り上がってるようです。
今年のカルネヴァーレは、楽しいこと、その逆なこと、両方とも私たちの身に起きてます。

楽しくなかったことを先に書きます。

2年前のカルネヴァーレの写真
今日はよく晴れた日曜日で、仮装をしている人もたくさん。
幼稚園以下くらいの年齢の子供の仮装はとーってもかわいい。
もちろん寒いので、仮装の下ももこもこに着込んで、上から衣装をバサッとかぶせて来ているから、みんな普段よりもチビデブ度が増してます。ころころしていて、さらにかわいかったりする。

それからカルネヴァーレといえば、紙吹雪。
この時期には、どこのスーパーでも紙吹雪を売っています。穴開けパンチで穴をあけた後の○の部分。カラフルで、紙吹雪が舞えばそれなりにお祭り気分になって楽しいもの。

無礼講で街を汚していい日かのように、紙吹雪をまきちらしながらみなさん歩いてます。
しばらくは石畳の目地に紙吹雪が詰ったまま。あれは、誰がそうじするのだろうか、、、。

これも行事のひとつだから、ナターレ(クリスマス)、カルネヴァーレ、パスクワ(イースター)と、「あぁ、そんな季節だな」と感じることはいいもの。

でもね〜。節度は大事。
今日は高校生くらいの女の子とすれ違うときに、至近距離から相方の顔にめがけて紙吹雪をバシッとぶつけられました。明らかにわざとです。逃げて去るわけでもなく、本当に通りすがり。一瞬、何が起きたのかわからないほど自然に。
すれ違うときに何か小さな声で言っていたけど、私も相方も聞き取れず。
ふざけて笑いながら道行く人に紙吹雪を降らせているわけではなく、本当に何気ない振りをして顔に投げつけて通り過ぎていった彼女。
これはどうかと思うよ。
相方はメガネをかけているから良かったものの、目に入ったりしたら危ないじゃないの。

ここのところ、私が人種差別的な言葉を浴びせられたり、こんなことがあったり。
相方はイタリア人だし、一般的に考えても、いきなりこういうことをされるのはおかしいでしょう。考えられるとしたら、相方が学校で美術を教えたときの子供だったか。だとしても、恨まれるような覚えはないし、10年かそれ以上は前の生徒からそんなことをされるのも変でしょう。
またまた街を歩くのが嫌になってしまう瞬間でした。



そんなことはあっても、カルネヴァーレはカルネヴァーレ。
私が住んでいる街は、この期間の毎週週末にパレードをやっている、らしいです。


2年前に見たカルネヴァーレのパレードの一部
2年前に、ちょうどカルネヴァーレの時期に日本から友達が来ていたので、パレードを見に行ったけれど、「こんなもんか〜」という感想。
だって、お金を払ってパレードをしているエリアに入らなければいけないんだもん。もっと立派なものを見せてもらえるのかと思った、というのが本音。
パレードのエリアに行くことはもうないな。自分たちに子どももいないし、甥っ子たちも街のイベントよりも、友達とただお祭り騒ぎする方が楽しい年齢になってきたし。

その甥っ子宅で、家庭のカルネヴァーレにお呼ばれして行ってきました。
去年はきちんと仮装して参加。家にあった相方の衣装、ベタだけど、黒白シマシマの囚人服。初めて仮装して参加したカルネヴァーレ。なんか恥ずかしかった。

今年はカルネヴァーレのホームパーティーの日に仕事が重なったし、ものすごく胃の調子も悪かったので、仮装をしないで行きました。(そんなに仮装にノリノリになれないしね。)


別に特別に何をするわけでもありません。
ただ、皆さん仮装してホームパーティーするだけ。
ここでお祭り騒ぎをして、カルネヴァーレが終わったら肉を断って自粛するぞという区切りをつける伝統行事(らしいです)。本当に肉断ちする人がどれくらいいるのかは知りませんが、、、。


暗くてわかりにくいけど、普通の格好に見える大人も子供も、実はちょっとした仮装をしてるんですよ。

やっぱり、こういうホームパーティーは楽しいもの。
少しずつイタリア人の会話にも入れるようになった自分を見ると、成長を感じられてよいもんです。(まだまだ、浮きまくってるけどね。)


楽しいホームパーティーは一昨日で、紙吹雪をぶつけられたのは今日。
なので、今は複雑な気分。
こんな嫌な気分の後は、いいことがあるよう願うばかりでありまする。

Thursday, 7 February 2013

日常に目にすることが増えた光景(人)

先日用事を済ませることができなかった郵便局に、今朝行ってきた。

その帰り、前を歩いていた女性が何気なく私を振り返る。顔だけで振り返って、手はベビーカーを押しながら歩き続けている。ちら見だけだった。
同じ方向を歩いているので、私が彼女の背中を見ている状況に戻って、何も変わらず歩き続けている。

振り返られても、特に何てことはないでしょう。

10メートルほどお互い先に進んで、私の前を歩いていたその女性が、向こうから来た老齢の女性に何か話しかけている。
このとき、その女性も老齢の女性も立ち止まっているから、私は二人が話している場を追い抜くことになった。
ふたりの話し方を見ていても、知り合い同士にも見えない。大した街中ではないから、道を聞いているにしたら状況が変。

老齢の女性が声が聞こえた。
「今、小銭持ってないのよ、全然。悪いけど、持ってないのよ。」

おっと。
前を歩いていたベビーカーを押した女性は、散歩かと思いきや、そのついでに道行く人にお金を恵んでもらおうとしていたのだ。

私の顔をちらっと見ただけだったのは、アジア人だったから。こんな小さな街ではこのタイプの物乞いはアジア人には寄ってこない。

明らかに服装でわかるジプシーもいるけれど、今回の彼女のようにイタリア人の若いお母さんと何の変わりもない格好をしていると、誰が物乞いしにくるか全然わからない。

相方と街を歩いていると、ときどき相方に小銭をせびりにくる人がいる。姿は小汚く、歯はボロボロ、目線もどこかへ行ってしまっているようなタイプ。
私たちもお金はないので、断るか、時に相方がタバコを一本あげたりする。正直、あの目を見てしまうと、ポケットからナイフでも出されるのではないかとドキドキする。

びっくりしたのは、、、。
「あの人、小学校の同級生なんだよね」との相方の一言。

えぇーーーー。小学校の同級生に物乞いされるのか。(決してカツアゲではなく。)



道路に座って「お腹が空いています、食べるものがありません」という紙を掲げている人、スーパーの入り口で客に小銭を求める人、電車で物乞いをする人。
最近では電車で物乞いする人たちは、「私たちは家がありません、仕事もありません、子供を食べさせていくお金がありません。どうかお恵みを」といった内容が印刷された小さな紙を各ボックス席の窓際のテーブルに置いていき、紙の回収がてら小銭を集めている。用意周到で要領がよすぎる。特急券が必要な特急電車でもうまく乗り込んでやっている。
これは旅行中でもあちこちの国で目にする光景だろう。

が、しかし。
前を歩いている若いお母さんがいきなり物乞いとは。

こんなパターンもあった。
家の前の道路で、反対側を普通に歩いていた高校生くらいの女の子が、いきなり、はっと気がついたように道路を走って渡って私たちのところに来て、「パンを買いたいんだけど、お金くれませんか?」と。
これは若さゆえなのか。親がやるから自分もやるのだろうか。

ともかく、突撃物乞いにでくわす頻度がかなり高くなりました。
顔がアジア人なので、こんな小さな街では物乞いも私のことは避けていくけどね。

Wednesday, 6 February 2013

1日1回小掃除

掃除、苦手です。嫌いです。

イタリアに来たとき、何を使って、どう掃除すりゃいいのん?と疑問に思い、コニャータ(義妹)にそのまま聞いて、今では笑い草になってしまっている。
そりゃ、聞かれた方は目が点でしょう。

土足が当たり前の生活、床はタイル、石灰質を多量に含む水が流れ出る水道。
だから、普通の埃に加え、土ぼこり、靴の跡、見事に白く固まってこびりつく石灰。

掃除好きならば、新しい掃除方法などに目を輝かせちゃうのかもしれないけれど、私のような掃除嫌いにはダメ。わからないこと、嫌なこと、面倒なことは、いつも後回し、後回し、、、。

その後、掃除機を買い、掃除方法、使用する洗剤などはわかったものの、掃除は嫌い。
これではいかん、と、先週末から1日1回小掃除を実行。
大掃除でもなく、掃除でもなく、小掃除時間。自分だけかも知れないけど、「小」という文字がついただけで「掃除」という感覚から受けるストレスが和らいだような、、、?(笑)

ランチタイムの後の30分、どこでもいいから掃除するのだ。30分もかからなかったらそれでよし。何かするのだ。

日本の300円ショップで(わざわざ)買ってきた掃除用具を使って家具の埃を落として拭いてまわるだけならば10分もかからない。
洗面台を掃除するのだってほんのちょっと。ついでにお風呂とトイレを掃除したって30分もかからない。
でも、これを掃除しようってときに一気にやろうとすると、ものすごーく苦痛な大仕事になるのだ。私にとっては。

いいペースになりそうだわ、これ。
汚れが目に付いて嫌だなぁと思ってしまったときに、嫌だなぁと思いつつ掃除用具に手を出すのとは違う。

で、週に1回は、この小掃除の替わりに、1時間かけてキッチン兼ダイニング兼私の作業部屋、廊下、ベッドルーム、バスルームに掃除機をかけ、床を雑巾掛けする。
ベッドルームは木の床なので掃除機をかけるだけで、後は年に数回ワックス掛けしてもらってるけれど、来週からは乾拭きもしよう。(義母宅に掃除などをしにきている人は、私の住んでいるアパートの大家さんとも契約をしていて、アパートの共有部分、大家さんの長女夫婦宅の掃除に来ている。で、この方、厳しくて、私にはアパート共有のワックス用の機械を使わせてくれない。でも、義母の家の用事がない日を狙って、年に1、2回来てもらっている。義母の家の用事の替わりなので、私たちにとっては無料なのだ。)

キッチン兼ダイニング兼私の作業部屋は、毎朝ほうきで掃いている。毎朝のようにここでヨガをするから。
昨年末から相方完全土足禁止達成に成功したけど、寝転がる前にはやはり掃除しておきたいもの。
土足禁止にして土ぼこりは減ったものの、やっぱりゼロにはならない。そんなもんか。埃はどこからでも舞込んでくるものだ。
朝のこの一仕事はいい習慣だけれども、それ以外の掃除の習慣化が嫌で嫌で後回しにしてしまっていた。

家で仕事しているからできる、このランチ後の小掃除。
家で仕事しているからこそ、学校の時間割のように決めて取り組まないと好きなだけ弛れていく私の生活。
このランチ後の小掃除はうまくいきそうだぞ。

Tuesday, 5 February 2013

またかよ、郵便局

日本に郵便を出したくて郵便局へ行ってきた。午後3時過ぎくらい。

郵便ならばPから始まる番号を取り、支払いや口座関係だとAで始まる番号を取る(他にも郵便局に口座を持っている人用のEで始まる番号もある)。

Pを取って、現在何番の人が呼ばれているのか掲示板を見る。

Pがない。

窓口を見る。

全窓口(半分も開いてない)、通常ならば郵便関係を対応している窓口も含め、Aの対応をしている。

むむむ?

周りを見回す。郵便関係の書類(不在届けとか)や封筒など持っている人がいなさそう。

よーく見てみる。

何やら小さく掲示が出ている。
「時間制限しました」と。

は?

それによると(私が理解したことによると)、小包、特別郵便などの扱いは月〜金の14時まで。郵便またはその関連の業務は月〜金の14時まで。
いずれにせよ、郵便業務全体が月〜金の14時までになってしまったのだ。

あの〜。ここ、郵便局だよねぇ。郵便業務を制限してしまった郵便局。もはや郵便局と呼ぶにふさわしくないじゃんっ。

イタリア全国こうなってしまったんだろうか。いや、もっと大きな街の大きな郵便局では考えられないだろう。

気分の良い日ではなかったので、周りのひとに聞いたり郵便局員に聞いたりして詮索するのはやめておいた。
家でイライラしてたから気分転換を兼ねて出かけ、郵便局までの道のりで老人にガン見されてすれ違いざまに人種差別の嫌味な言葉を吐き捨てられたばかりだったから。(←たまにある。結構辛い。)


郵便がからむ数々の悪い体験をすると、郵便局にもイタリア税関にも呆れ返る。でも、ここで生活をしている限り避けて通れぬ組織。
痛いパンチが重なったときは、どこにこのストレスをぶつけようか、、、。



こんな日は、、、こんな日は、、、。暖かい紅茶を飲んで忘れよう。
こんな日もあるさ。明日は近所の別の郵便局に行こう。ここはもともと午前中しか開いてないんだけどね。



心の中、噛みついてやりたいくらいの気分です。ガオー。


Sunday, 3 February 2013

思い出したときに花粉対策(本当は秋なんだけど)

花粉症の季節が来てるようですね〜。

と言っても、私は春の花粉症を持っていない(はず)なので、身をもって「来たぞ」とは感じられないのですが、来ている、らしいです。

ここイタリアでは、何の花粉が一番はやっているのか知りませんが、「アレルギーなの」と鼻をぐずぐずさせてる人を見ます。

私の花粉症は基本的には夏の終わりから秋の初め。ブタクサやイネがメイン。
でも、なんとなくアレルギーじゃないかしら?というくしゃみは、この時期に出ることもある。

そういえば友達に花粉症対策のホメオパシーを送ってあげるんだった!と思い出して、先日薬局に行ってホメオパシーの粒々を買ってきたのですが、私は自分用に別のものを買ってきました。まずは自分で人体実験。

そういやこちらに住み始めて間もない頃もこれを飲んでたんだよな。きちんと飲んだかどうかも覚えてないし、そのせいか、効果があったかどうかも覚えてない。

Ribes Nero. (学名 Ribes Nigrum)ブラックカラント、黒スグリです。
飲み方は簡単。症状や製品によって摂取する方法は異なるけれど、大抵、20〜30滴(ひどいときは50滴とか90滴とかいう指示もあり)を少量の水の中に入れて飲み干すだけ。無色透明だけれども、なんとなく香りと苦味がある感じ。
(2年前に飲んでいたものは茶色くて、もっと苦かったけどなぁ。)



なぜ2本あるかって?
左のものは上に書いたように薬局で勧められて買ったもの。今飲んでます。
右のものは、今朝バンカレッレ(お祭りの時になると出てくる出店)で買ったもの。
違いは流通経路の違いなのかなぁと捉えてます。プロデュースしている会社の規模とか?

2本も手元にある理由は、、、。今朝、そのバンカレッレで以前に飲んだことがあるココアを見つけて、同じお店にRibe Neroがあったから比べてみたくて買ってしまった。

アホだなぁ、お財布の中身は豊かではないのに。しかも、1本飲み終えるのに、数カ月はかかると思うのに。

いやいや、身体を豊かにして(花粉症を予防して)、ついでに心も豊かにして(身体が元気ならば心も元気)、さらに経済回してきたってことで(世の中の経済を12ユーロ動かしたぞー)、自分にも世界にも投資したことにしよう。(←長い言い訳)

黒スグリは、ビタミンCが豊富で、カリウム、リン、ビタミンB5、鉄分、ポリフェノール、アントシアニンなど、広範囲にわたって栄養価が高い植物なんだそうな。
アレルギー対策、日頃の風邪対策にもいいんだって。

というわけで、2本も買って万全に対策しようという意気込みのこの1年。
結果リポートは私の花粉症が全盛になる秋口に。忘れてたら誰か声をかけてね〜。



しかし、、、カメラが替わって、初めてミラーレス一眼になったんだけど。うーん、難しいなぁ。

Friday, 1 February 2013

せんねん灸、試してみました

今回の里帰りで日本から持って来たもの。
そりゃ、たーくさん、たーくさん、欲張りに持ってきてしまったのですが、そのうちのひとつ。

タイトルに書いたこちら。

お手軽なお灸の代名詞、『せんねん灸』でございます。こちらは「レインボー」という商品。初心者向けらしい。



もうすぐ出国が近づいていて、最後に会った友達と名残惜しみながら東京駅構内のお店をぶらぶらしていて雑貨屋さんで見つけた『せんねん灸のふくろ』という商品。
まさに初心者向けのお灸セット。

30代に入ってしばらくしてから「これが冷えか!」と冷えを自覚するように。
こうなったら、冷え路線まっしぐら。冷却ジェルの靴下を履いているかのような冷え感。
これもお灸で利くのかなぁ。

いや、いいみたいだよ、せんねん灸さんのホームページによると。

このホームページ、初心者にもわかりやすくて面白い。お灸でも、東洋医学でも、興味がある人は見入ってしまうと思う。(私も見入ってしまった。)
早速、ホームページに出ている詳しいツボブックなどを参考に、このレインボー灸をやってみました!

が、しかし、、、。

何も感じないんだけど。熱いんじゃないの? お灸って。

場所が悪い? 気温が低いから? 体調のせい? 
何が悪いのかわからないけれど、初めてのせんねん灸は「?」がいっぱいの結果に。

さらに「?」なんだけど、熱さを感じなかった割には、お灸をすえてから1時間ほど経った今、なーんとなくつちふまずの辺りがもや〜んと暖かくなっているような? 気のせい?

どうなんでしょうか。もうちょっと続けてみないとわかんないなぁ。

ところで、せんねん灸さんのネットショップを見てたら、いろんなお灸を試してみたくなった〜。オトクすぎるトライアルセット(今なら特別価格!)とか、欲しいっ。
しかも、ポイントとか、ネットショップ限定プレゼントとか、ただいま、私の「消費者の心」はくすぐられてる。
すぐに買えないのが残念すぎる〜。

次の帰国時には、銀座のお灸ルームに行きたい〜。