あーん、バルセロナの旅からもう2ヶ月も経ってしまった。
このまますぅーっと忘れてしまいそうだけど、こんないつものナシクズシはイヤなので最後まで書きたいこと書くぞ。バルセロナへの愛は熱いのだ。
今回は”食”編。
基本はベジタリアンな私ですが、大勢の人がいるところで強く主張するのはイヤなので、フレキシブルなベジタリアンになってます。
バルセロナ、スペインと言えば、タパス、パエリアでしょー!って来るところだけど、今回の旅、タパスには一回も行ってない。パエリアよりもフィデウア(パエリアの麺バージョン)を選ぶ私。理由は米よりも麺が好きだから。最後にはフィデウアを食べたけど、こちらは納得のいく味ではなかったので残念な結果となってしまった。
こんなんで、スペインに行って何を食べてきたのか?というと、友達の家にいたので自分で作ったり、家の人に作っていただいたものを一緒に食べたり。
それ以外は、友達の家でバーベキューを2回、お好み焼を1回、中華ビュッフェを1回、ベトナム料理を1回、サブウェイが2回くらいあったかなぁ。
あんまり、スペイン、スペインしたものは食べてません。
でも、行ったところをご紹介しますぜ。旅行の情報というよりは、個人的な悦楽の記録ってとこだけどね。
※ブログに情報を載せることを前提に旅行しているわけではないので、写真もないし、価格も覚えてなくてすんません。
『お好み焼 リオ』
住所:calle Minerva 6 (最寄のメトロはDiagonal)
マンガのお店(スペイン語版日本マンガのコーナーも充実!)で日本コミュニティの冊子をパラパラッとめくって発見したお店。ちょうどいい時間だったので、そのまま行ってきました。
イタリアではなかなか食べられないソース物。自分で作っても、粉の味なのか具の味なのか、なんとなく甘くなっちゃうし。キャベツも固くてなんだかねぇ、、、。と、ため息ついていたところに『お好み焼!』。そりゃ行くわよ、もちろん。
こじんまりしたお店の奥には日本人女性が。詳しくお話を伺ってないけれど、きっと店主の方でしょう。もくもくと仕事してらっしゃいました。
厨房の手前には大きな鉄板が! なんか、鉄板って久しぶりに見たなぁ。
相方はお好み焼(2ヶ月前なので具は忘れた〜)のセット、私はもちろん焼きそばのセット(私が一番好きな食べ物は”焼きそば”なのです。ソース物でも中華物でもどちらでもOK)を注文して、セットのおにぎりとみそ汁が運ばれてきた! あぁ、嬉し〜。
お好み焼と焼きそばは、鉄板で男の子(きっとスペインの人)が無表情に焼いている。あぁ、店の雰囲気といい、鉄板からあがる湯気といい、日本だわ〜(男の子のかっこよい顔だけは異国を感じさせるけど)。
とにかく、久しぶりのお好み焼と焼きそば。本当においしかったです。特に焼きそば。イタリアではなかなか食べられないのよー。マジで。日本人経営の日本食レストランに行ったことないからわからないけど、中国人やイタリア人が経営する日本食レストランで出てくる焼きそばは”日本そば”の焼きそば。しかも、塩を入れて麺を茹でちゃうところもあったりするから、口に入れてがっかりすることばかり。日本の焼きそばをここで食べたときには涙が出そうになっちゃったよー(大げさ?)。
次は中華系のタパス。タパスに行ったんじゃん!って思われるかもしれないけど、「中華系タパス」と紹介されている(後からネットで見た)だけで、実際はギョウザ屋、要は飲茶バーなのだ。
『mosquito』
住所:c/Carders 46 (Born地区、前に紹介した自転車グッズの店Ramonasの斜向かい)
バルセロナ在住の日本大好きイタリア人に「ギョーザ、ギョーザ!」と連れてかれたのがここ。昼間に何度も店の前を通っていて”啤酒”(中国語でビール)と書かれたドアが気になってたところ。
注文をとったりする人たちはスペイン人のようだけど、店の奥で料理しているのは中国人のおばちゃんたち。中華のギョーザの味。メニューもそれなりに充実。水ギョーザから焼きギョーザ、蒸しギョーザ、その他、ビールのつまみに最高なものばかり。実際、食べ物メニューよりもビールメニュー(欧州系)の方が種類が多いので、ビール好きにはたまらないと思う。
ただし、毎晩混みあうので並ぶ確率高し。
あとはメトロFotana駅近くでベトナム系のカジュアルなレストランに行ったんだけど、住所もなにも情報なし。 ショップカードがなかったんだよね〜。(←だったら写真くらい撮れっ)
味はおいしかったです。ちょっと我らには問題ありだったけど。
というのは、、、。
相方は香菜(セロリ、パクチー、時には紫蘇やバジルも)がダメ。食べると口の周りが腫れてしまうアレルギーもち。
こちらの店は注文形式が変わっていて、メニュー兼オーダーボードに欲しい物をチェックしてレジで先にお金を払うスタイル。ボードには、入れないで欲しい物をチェックする欄もあるので、相方はパクチー、セロリなし、私は肉なしを頼んだのに、ぜーんぶ入ってた。パクチーはすぐに気付いて抜いてもらうものの、フォーの具の下の方には大量のセロリが。食べ始めてからだったので、相方はセロリをよけて食べてたけど、その日の午後はちょっと口の周りがかゆそうでした。
ま、こんな問題はあったけど、フォーはおいしかったし、ベトナム風のフランスパンのサンドイッチなど新しい味の発見があって楽しめました。
確か、Fontana駅前の通りを南下したところにあったはず、、、。見つけた方、行ってみてください。
全部、アジアじゃねーかー! どこに行ってたんだ、おまえはー!
とお叱りの声も聞こえてきそうですが、それだけアジアの味に飢えているわけですよ、私は。
でも、最後にはこーんな楽しい食事もしてきました。
ビーチでパーティでーす!
泊まらせていただいた家のご主人、セザールの60歳のバースデーパーティに奥様がサプライズで全部セッティング。
私も前日まで準備を少し手伝い、当日はセザールを現地まで連れて行くという係に。(セザールにはただのビーチパーティと伝えてあって、逆に相方と私を現地に連れて行くという設定で)
古くからの友達が大勢集まって、わいわいとワインやチーズ、奥様が前日からがんばって作ったローストビーフなどに舌鼓を打ったのでした。
タパスに行くのももちろん楽しいけれど、こんなパーティに参加できるなんてなかなかないこと。
バルセロナの食、タパスなしでも充分に楽しめた旅となりました。
さー、あと少し、バルセロナ情報あります。もうちょっとおつきあいくださいませ。
うんうん、土地の人とのカラミが一番のご馳走♪
ReplyDeleteしっかし、セロリでアレルギー反応が出るんだ……。
エビ、カニより頻用食材でってツライねぇ。
まだあるバルセロナ情報、なんだろーー。
385さん、
ReplyDeleteセロリがうちの食卓に登場することは、今後ないかも。スーパーでうらめしそうにセロリを眺めるだけ。
でも、今はダンナがしばらく出張状態なので、おとといここぞとばかりにセロリを買ったよー。
次のバルセロナ情報、本当に個人的な趣味でしかないけど、今からアップするぞー。