姉一家は休暇の都合で遅れてヨーロッパ入りしたパパとともに南欧旅行へ。
私と相方にはしばしの休暇。ほんの数日でもチビ達がいるのといないのとでは、家の様子が変わる。ひとり、しゃべり続ける甥っ子がいない。一生懸命「あー」「うー」とおしゃべりに参加する姪っ子がいない。静か。
静か=ちょっと寂しい
相方も私も、昨日の夕飯はちょっと寂しかったけど、ワインで盛り上げたぜ。
さて、熱の冷めないうちにバルセロナに戻るぞ。
行ってみたかった美術館。
テキスタイル美術館へ!
(DHUB Museum、DHUB共通サイト)
こちら、中心街より少し北、大学ゾーンにある。
地下鉄Palau Reial駅で降りて、目の前にある庭を突き抜けると、美術館の建物が。街の喧騒もなく、静かな庭園を歩くのもなかなかのもの。(ちなみに、こちらの建物の外観はあまり美しくなかったです、、、。)
テキスタイル美術館、セラミック美術館、装飾美術館の3つが一つになって、DHUB Museum (Disseny Hub Barcelona Museum)になっている。(行くまで知らなかった!)
入館は、DHUBとDHUB Museum共通で5ユーロ。でも、DHUBでは入場料を払わなかったぞ。日曜の午後はDHUBが無料になるらしいけど、日曜でもなかったしなぁ。なんで?
テキスタイル美術館では常設展『Dressing the body』。
体の形から、「Increase」、「Decrease」、「Lengthen」、「Define」、「Reveal」、つまり、スカートや袖の形などボリュームアップして膨らます、ウェストなどボリュームダウンしてぎゅぎゅっとしぼる、ロングドレスや山高帽など体の線より伸ばす、体の線をはっきりと出す、ミニスカートや胸の開きなど露出するといったカテゴリーにわけて、体とファッションデザインの関係を展示。デザインの変遷に合わせて変わりゆくボディも展示していて面白かったのだ。
えっと、こちら、、、。全然覚えてないんだけど、窮屈なコルセットを外して体の線に合わせたボディになった展示のあたりかな。
なんとなく気に入ったドレス。ドレープと結びが綺麗。
普段、こんな服が着たいなーと思って撮影。
見様見まねで作ってみようかな。(いつになるか?)
中世のボリュームたっぷりドレスから、写真で紹介したような現代のものまで、展示はたーーーーくさん。ボディのみの写真を撮ってこなかった。くぅー、残念。また行くぞ。
装飾美術館も、中世以前のものから、モダンデザインまで、あらゆるもののデザインを展示してました。
たとえば、これ。
ベッドらしいんだけど。
誰がどうやって寝るのかな。
マットレスもこの形に合わせて作ってたのかな。
セラミック美術館は、名前の通り、色んな焼き物たち。
タイルから、皿、壺、家の装飾などなど。
またまたゆるアート発見。
これ、名前は何て言うのか知らないけれど、きっとカトリックで使うもので、下の皿部分に水を入れるものかと思うんだけど、注目は装飾の天使の顔。
「いらっしゃ〜い」
ってな感じの真っ平らな顔。
描くときにちょっと手が滑ったら、ヘの字まゆ毛になっちゃってたかもよー。
でも、こんなゆるアートばっかりではありませんよ。
ミロ、ピカソなど、スペインのアートの巨匠の作品もぽつぽつと。
5ユーロで大大大満足! な美術館。
5年ほど前のバルセロナ旅行では、グエル公園、サグラダ・ファミリアなどガウディの拠点を訪れたけど、今回はなぜか訪れる機会がなかった。
私がぐずぐずと家でのんびりしてたこともあるけれど、せめて中心街にあるカサ・バトリョやカサ・ミラ(ラ・ペドレラ)ならば行けたはず。両方とも前回も行ってない。
でもね〜、行列に負けてしまうのだよ。(前回のサグラダ・ファミリアはがんばったけど。)特にカサ・バトリョは入場料が高いし。一体、何があるんでしょ?
また来るさ、と余裕をぶっこいて、今回は素通り。また旅行資金をつくってから行こう。
というわけで、ガウディ建築なしのバルセロナ旅行。でもバルセロナは歩道の床タイルがガウディのデザイン。歩きながらガウディ体験♪
ゆるアートはこれで終了。
次回は街中で見つけたステキなお店を書こうかな。
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