Thursday 9 January 2014

初めて食べた! グルジアのお菓子

私のヨガクラスに来てくれる生徒さん、去年度からイタリア人だけでなく、国際色豊かになってきた。
9月からスタートした2013/14年シーズンも続けてくれているグルジア人のインガが13年ぶりにお里のグルジアに帰っていたので、グルジアのお菓子をいただきました!


なんだろう? 端に紐が。

もうこれは「何ですか?」と言うしかない。初めて見たよ。
インガも「これ、見たことある?」と言って渡してくれた。

こちら、「チュルチヘラ」とか「チュルチゲーラ」というグルジアの典型的なお菓子。まともなグルジア語の発音は、私には無理。(ちなみにグルジア語の文字は、ものすごく特殊。興味があったらネットで調べてみて!)
端にタコ糸がついていて、ぶらさげられるようになっている。
見た目は、そう、サラミ。

ついでにインガが売っている様子を写真で見せてくれた。
店先にこの棒がごてごてごてーっとぶらさがってるのだ。
(売っている様子をブログに書かれている方がいらっしゃるので、「グルジア、お菓子」のキーワードで探すと出てきますよ。)

私がいただいたのは、あんこのような小豆色。
この色は、元となる葡萄ジュースによるとのこと。だから、白っぽいものからもっと濃い小豆色までいろいろ。
ぼこぼこした形は、中にナッツ類が入っているから。

インガがくれたものの中身はくるみ。インガのお気に入りだそう。

どうやって食べるかというと、それは簡単。
スライスするだけ。


こんな感じに。

食べてみると、触感は硬いグミのような感じ。
葡萄のジュースと小麦粉をまぜて作ると言っていたけど、何となく小麦粉の感じもある。
葡萄ジュースの味、するする。なんだろう、これは。ようかんよりはずっと堅くて、味はフルーツグミほどはっきりしていない感じ。説明が難しいなぁ。

相方は、食べたことのない変な味と言っていたけど、なかなかおいしい。
一本をいっぺんに食べるまではいかないけど、ちょっとつまむには面白いのだ。

インガほどひとなつっこい人に会ったのは久しぶりかも。
インガのグルジアの実家では、親戚であろうが、近所の人であろうが、いつでも誰かが訪ねてきて、お茶とともにおしゃべりが弾むんだと話してくれた。
彼女がイタリア人の方と結婚して移住してきて20年ちょっと。始めはかなり苦労したし、実家の頃のような人付き合いがなくて寂しくてたまらなかったとか。

インガが初めて私のヨガクラスに来てくれたその日に、お茶に誘ってくれて彼女の家にお邪魔した。
大学生の娘と高校生の息子も快く迎えてくれる。全然すれたところがなくて、私は毎週のようにインガの家に寄らせてもらった。
今は、時間の都合で行くことは少なくなったけど、いつでも迎えてくれる心の温かさのある人。(話を聞いていると、あまりの人の良さに時に心配になることもあるけど、、、)

今、プライベートのクラスとは別に、グループレッスンを3カ所で行っているけど、彼女以外にも、ロシア人(ロシアは広いので西側の人も、東側の人も)、スペイン人も来てくれている。最近ではイタリア人だけどアメリカ育ちで、イタリア語レベルも私とそれほど変わらないかも?なんて人も。
正直、外に出て見ず知らずの人から人種差別的な言葉をぶつけられて私自身が心を傷めることもあるけれど、決してそればかりではないのだ。

そんなことを思ってもうちょいイタリア生活がんばってみよっかと、このチュルチヘラをグミグミと噛んで味わってるとこなのだ。

2 comments:

  1. Totoさん、生徒さんとっても国際的な顔ぶれですね。こうしていろんな文化に、ヨガを教えながら接することができるなんて、すてきですね。インガさんも、祖国がそういう国だけに、Totoさんのようにこうしてさっと足を運んでくれるお客さんがうれしいことでしょう。お雑煮、おいしそうですね~

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    1. なおこさん、コメントありがとうございます。
      そうなんです、色々な国の方と交流できて、楽しんでクラスを開催できてます。もちろん大半はイタリアの方で、気軽に話しかけてくれる人、何となくもじもじしているのか距離を置く人、と色々な人がいてこれも楽しいですね。
      お雑煮、本当に即席なんですよ。でも、お正月気分を味わえたので大満足してます!

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