今年のカルネヴァーレは、楽しいこと、その逆なこと、両方とも私たちの身に起きてます。
楽しくなかったことを先に書きます。
2年前のカルネヴァーレの写真 |
幼稚園以下くらいの年齢の子供の仮装はとーってもかわいい。
もちろん寒いので、仮装の下ももこもこに着込んで、上から衣装をバサッとかぶせて来ているから、みんな普段よりもチビデブ度が増してます。ころころしていて、さらにかわいかったりする。
それからカルネヴァーレといえば、紙吹雪。
この時期には、どこのスーパーでも紙吹雪を売っています。穴開けパンチで穴をあけた後の○の部分。カラフルで、紙吹雪が舞えばそれなりにお祭り気分になって楽しいもの。
無礼講で街を汚していい日かのように、紙吹雪をまきちらしながらみなさん歩いてます。
しばらくは石畳の目地に紙吹雪が詰ったまま。あれは、誰がそうじするのだろうか、、、。
これも行事のひとつだから、ナターレ(クリスマス)、カルネヴァーレ、パスクワ(イースター)と、「あぁ、そんな季節だな」と感じることはいいもの。
でもね〜。節度は大事。
今日は高校生くらいの女の子とすれ違うときに、至近距離から相方の顔にめがけて紙吹雪をバシッとぶつけられました。明らかにわざとです。逃げて去るわけでもなく、本当に通りすがり。一瞬、何が起きたのかわからないほど自然に。
すれ違うときに何か小さな声で言っていたけど、私も相方も聞き取れず。
ふざけて笑いながら道行く人に紙吹雪を降らせているわけではなく、本当に何気ない振りをして顔に投げつけて通り過ぎていった彼女。
これはどうかと思うよ。
相方はメガネをかけているから良かったものの、目に入ったりしたら危ないじゃないの。
ここのところ、私が人種差別的な言葉を浴びせられたり、こんなことがあったり。
相方はイタリア人だし、一般的に考えても、いきなりこういうことをされるのはおかしいでしょう。考えられるとしたら、相方が学校で美術を教えたときの子供だったか。だとしても、恨まれるような覚えはないし、10年かそれ以上は前の生徒からそんなことをされるのも変でしょう。
またまた街を歩くのが嫌になってしまう瞬間でした。
そんなことはあっても、カルネヴァーレはカルネヴァーレ。
私が住んでいる街は、この期間の毎週週末にパレードをやっている、らしいです。
2年前に見たカルネヴァーレのパレードの一部 |
だって、お金を払ってパレードをしているエリアに入らなければいけないんだもん。もっと立派なものを見せてもらえるのかと思った、というのが本音。
パレードのエリアに行くことはもうないな。自分たちに子どももいないし、甥っ子たちも街のイベントよりも、友達とただお祭り騒ぎする方が楽しい年齢になってきたし。
その甥っ子宅で、家庭のカルネヴァーレにお呼ばれして行ってきました。
去年はきちんと仮装して参加。家にあった相方の衣装、ベタだけど、黒白シマシマの囚人服。初めて仮装して参加したカルネヴァーレ。なんか恥ずかしかった。
今年はカルネヴァーレのホームパーティーの日に仕事が重なったし、ものすごく胃の調子も悪かったので、仮装をしないで行きました。(そんなに仮装にノリノリになれないしね。)
別に特別に何をするわけでもありません。
ただ、皆さん仮装してホームパーティーするだけ。
ここでお祭り騒ぎをして、カルネヴァーレが終わったら肉を断って自粛するぞという区切りをつける伝統行事(らしいです)。本当に肉断ちする人がどれくらいいるのかは知りませんが、、、。
暗くてわかりにくいけど、普通の格好に見える大人も子供も、実はちょっとした仮装をしてるんですよ。
やっぱり、こういうホームパーティーは楽しいもの。
少しずつイタリア人の会話にも入れるようになった自分を見ると、成長を感じられてよいもんです。(まだまだ、浮きまくってるけどね。)
楽しいホームパーティーは一昨日で、紙吹雪をぶつけられたのは今日。
なので、今は複雑な気分。
こんな嫌な気分の後は、いいことがあるよう願うばかりでありまする。
そうそう この紙吹雪そしてマシュマロっぽいのがシューって出てくるスプレー 不意に襲われてだんだん恐怖になるよね~
ReplyDeleteあ、でも何気にtotoちゃんも仮装経験者だったのね~
いいことありますように!!
akiちゃん、
ReplyDeleteあのマシュマロスプレーで襲われたらブチ切れるわ、きっと。カルネヴァーレの楽しさでかわいげたっぷりに襲われたならまだしも、おふざけでも何でもなくって、、、こっわ〜。
そそ、これからいいことあるよう前向きにいくわ!