Monday 30 December 2013

日本帰省、ラストは飛ぶ事件も(自己満足記録) その3

甥っ子作の美味しくできたピザを食べた翌朝は、朝一からお仕事として、とある雑誌撮影に立ち合って通訳してきました。(日本語を大体は理解する方なので、ほとんど私はいらなかったけどね。)

このあと、太陽光が入ってきてステキな空間に

撮影現場なんて初めてだけど、私もついでにメイクさんにお願いして、ここ数年で一気に増えて濃くなったシミをプロの道具で隠してもらったり、、、スタッフの方が用意してくださったおにぎり弁当をいただいたり、、、タニタ食堂のスナックのおいしさを発見したり、、、。え、お仕事?

撮影のお仕事、通訳としてもちゃんとアテンドしましたよー。


撮影の後、こちらのブログによくコメントしてくれる385さんに会いに、彼女が働くオフィスへ。

オフィスから少し歩いたところにある自然派食品店GAIAの2階にある「晴れ屋カフェ」に連れていってくれました。
いただいたのは、(確か)里芋のハンバーグ。あれ? 山芋だったか? とにかく、イタリアじゃなかなか食べれない芋だからとばかりにいただきました。




そのまま話に花が咲き(世の中をナナメに見る私たちなので、華やかな花ばかりでなく、まさに色とりどりを咲かせます〜)、デザートに突入。キャロブのケーキです。


美味しかったわん。385さん、ごちそーさま! また帰ったときに遊ぼうね。


友達と会う日はまだまだ続きます。

父がめずらしく買い物に付き合って欲しいというので二人で横浜へ。買い物の目当ては、孫のクリスマスプレゼントです。今回かなりの時間を一緒に過ごした甥っ子、姪っ子のために、クリスマスプレゼントを選んできました。

その後、20年ぶりくらいに中学の同級生と再会!  この日に会えた男子3人。いやー、20年ぶりに会ってどんなことになるやらと思ったけど、話してるとなーんも変わんないなーという感じなので、20年なんて月日はあってもなくても同じようなもんでした。
帰りには、飲みには都合で参加できなかった幼なじみが駅まで迎えに来てくれて、そのまま2時くらいまでデニーズでおしゃべり。いやいや、あの遅い時間に出てきてくれてありがとー!


まだまだ続く友達集会。最後はここ。浅草。黄金に輝くいつものブツと、スカイツリーと、満月ちょい前の月と、夕暮れの中で、毎年集まっている大学の女子仲間などでクリスマス会。子連れの参加もありです。これは友人宅に行く途中に撮った一枚。



この景色に見とれていたわけではないけれど、この写真を撮る前に、私、飛びましてね。
いや、飛んだんですよ、本当に。ふわっと。

昼間に友達がマッサージをプレゼントしてくれて、二人で受けに行ってたんです。
私も友達も疲れが溜まっていたので、マッサージ後は全身から疲れが蒸発していくような感覚に。その友達と別れ、ほわわわ〜んとしながら地下鉄で移動し、浅草を歩いてクリスマス会をする友人宅に向かいました。
松屋前の信号が変わりそうだったので「渡らなきゃ!」と駆け出した途端に、足に何かがひっかかってふわっと、、、。まさに浮いた感覚。
コケた! 「浮いている間に姿勢を立て直した」って何の根拠もない自信をもつ余裕があるくらい、浮いている時間が長く感じられたほど。

次の瞬間、地べたにどべーっと行きましたよ、ド派手にコケました。
信号の変わりかけ、松屋前のものすごい交通量、週末の浅草の人出。この中で、全身で転んだ私。
携帯は道路に投げ出し、持っていた紙袋と、お総菜をひっくり返し、両手をついて、ざざーっと。

あぁ、信号が変わるー。携帯を轢かないでー!
心の中で叫んでいると、ここは浅草。人はわんさかいるので、周りにいた人が何人も集まってさささささっと私がぶちまけてしまった荷物を拾って元通りに入れてくれ、私の姿勢を立て直してくれたのでした。すばやかったー。

いやいや、マッサージでほわわわーんとしすぎてましたわ、ほんと。

転んだ原因は、、、雷門地下駐車場の東武線浅草駅前の入り口の段差。段差を埋めたようなシャープなスロープ状になってます。あの辺をほわわわーんと歩く方、気をつけてくださいねー。信号が変わりそうになっても、走り出しちゃいけませんよー。

舐めときゃ治る程度で手の平をすりむき、膝と恥骨を打った模様。
それだけかと思いきや、、、痛みが出てきたのは、家に帰ってきたころ。地元の駅に着くと、妙に階段の上り下りが辛い。痛みをガマンして普通に歩けるけれど、特にぶつけた左膝に力が入らず痛い。
実家はエレベーターのない団地の5階。でも、小さい頃から松葉杖だろうが、肉離れで帰ってこようが、登ってきたこの階段。がんばって上って家に入り、レギンスを脱いで膝を見ると、、、腫れてるぅ。痛いわけだわ。夜中にごそごそと湿布を探して、久々に湿布のお世話になりました。
この後、翌日から右肩が痛み始め、、、。ある特定の方向に手を伸ばすと痛みが。
これ、嫌なのがイタリアに帰ってきてから。冬場の湿度が高い北イタリアは、こういう痛みが後を引く。
何かが災いして痛みが始まった右肩(中学生の頃に怪我をしたので、その影響?)が、去年の冬に痛みを増して辛かったところ、イタリア人から湿度のせいだと言われた。だったら乾燥した冬の日本に行ったら治るんじゃないかと思っていたら、去年の帰省で見事治った! でも、また同じ肩をやってしまったー。
今は棚からお皿を取るのも痛いぞ。
膝はコケてから2週間して、ようやく、膝をついてもあまり痛くない程度まで治ったけどね。

こんな足をひきずりながら、お次は急きょ決めた関西行き。目的は入院中の叔母に会うため。母とともに行ってきました〜。

新幹線から富士山を拝み、奈良で叔母に会い、大阪で入籍した従兄の奥様に会い、日帰りの予定が京都で一泊することになり、関西三都、駆け足で行ってきました。

新幹線から観た富士山 この辺りまではお天気良好

京都で一泊したので、翌日は目的もなく京都をぶらっと。
朝早かったし、荷物もあったので、がんばる観光はせずに、ぶらっとだけすることにして商店街へ。商店街でも歩いているといろんな寺社があるので、有名どころへ行かずとも、充分楽しめた京都散歩。

かぼちゃ供養をする寺町通の矢田寺


今まで寄ったことのなかった錦天満宮に行ってみました。
テレビで観た建物の壁にくっついた鳥居も見てきたよー。




1カ月の帰省は本当にあっという間。これだけのことをしていても、まだ会いたいのに会えなかった人、行きたいのに行けなかったところがたくさん。
これだけ動いておきながら、どれだけ欲張りなんでしょうか、私。
本当はのんびりしたかったという気持ちが強かったからかもしれない。のんびりは全くしてません、本当に。

どれだけ時間がなかったかというと、、、。
スーパーに買い物に行けたのが、最終日の夜7時以降というほど。スーパーが遠いわけではなく、スーパーに寄ってる時間すらなかったんです。
帰国中のスーパー探索って、日本を離れている人には重要度が高いと思うんです。(でしょ?)
それが思う存分にできなかったのは心残り。(それだけのことと言えば、それだけのことだけど。)
スーパーは夜中まで開いているけれど、翌朝は5時半には家を出ないといけないし、スーツケースは制限ギリギリまで詰め込んで、すでに成田に送った後だったので液体は買えないし、大きいものも買えない状況。配るためのお菓子だけ買ってきました。
その代わり、いろんな方からいただいたありがたーいお土産でスーツケースはいっぱい。今も、385さんからいただいたショウガシロップを炭酸水で割って飲みながら書いてまーす。おいしい。


オマケの写真を一枚。藤子F不二雄ミュージアムの庭で、静かに庭掃除していたお姉さんが作ってたもの。落ち葉のドラえもんだったー!

ドラえもーん。どこでもドアを出してくれー! そしたら日本に行っちゃうのにな。



日本で見たもの、食べたもの(自己満足記録) その2

さてさて、帰省中盤では、、、。

今、日本では「アヒージョ」というものが流行ってるのでしょうか。
お仕事の打ち合わせを兼ねて食事したイタリアンレストランで出てきて、イタリアンレストランなもんだから、みなさんに「イタリア料理なんじゃない?」と言われたけど、言葉の響きはイタリア語ではない。「知らなーい」と言いつつ食べたけれど、調べてみたらニンニクを入れたオリーブオイルで煮込む(?)料理らしいですね。スペイン料理でした!

そのアヒージョ、いつも伺う友人宅でも出てきました!

マッシュルームのアヒージョ

見た目も面白いし、意外なあっさり感で美味しかった〜。このアヒージョ、「家庭で簡単に作れますよーって売り場で紹介しているスーパーも多いよ」と聞きました。
いつもこちらのお宅に伺うと、家庭の味とは思えない美味しい料理をワインとともにいただいてます。こういうことを見習えたらなぁと思いつつも、こんな場では食べと飲みが専門の私。いつもありがと〜。


そして危ぶまれたけど持ちこたえた土曜日にヨガ友と鎌倉へ。
観光ではなく、ぶらぶらするだけの鎌倉。私は道案内役。こういうのはやっぱり女友達と行くのが一番なのだ。おしゃべりに花咲く一日。
鳩三郎グッズも買い足してきました〜。えへへ。

久々の八幡様境内

そしてまたまたヨガのワークショップを2日間。これも面白かったー。
とっても勉強になり、というよりも、これから自分で勉強するためのヒントを短い時間の間に凝縮していただいてきました!


それから、いつも東京駅近辺指定で会う友達がいます。ワークショップが終わってからこの日も待ち合わせは東京駅。
今回は丸の内郵便局のビルの再建が終わった「KITTE」に行ってきました〜。名前がいいよね。

屋上テラスからこんな景色を楽しめますよー

丸の内で会う目的のひとつはこれ。「インデアンカレー」です。関西の方は知ってるよーって?
この友達に初めて連れていってもらって、ツボにはまった!




見た目は何てことのないカレーだけど、ひとくち食べると何とも言えない甘さが口に拡がり、その1秒後にはカーッと辛さが来る。こんなの初めて。
カレーライス以外も食べてみたいけど、帰国時しか行かないから、やっぱりカレーライスを選んでしまう。付け合わせのキャベツのピクルスもたまりませんわー。
簡素なカウンターに、妙に美しいロゴのグラフィック。また行くよ。これ。

『インデアンカレー』丸の内店


そして翌朝、6時過ぎから甥っ子にピザ生地をこねさせ、、、。パジャマでこねてくれましたよ、小さなおててで。この日はもちろんピザ。こねたものの、和食派の甥っ子は、自分で作ったピザに手をつけませんでしたけどね、、、。

イタリアから持っていった簡単発酵のピザ粉ミックスを使用

こうして帰省中盤も過ぎていきましたー。

日本で見たもの(自己満足の記録) その1

日本に1カ月いたんですけどね、なぜだかどーしようもなく忙しく感じていて、焦っちゃうくらい忙しくて、「なーんもできないじゃんかー! 何のためにひとりで帰ったんだー?」と嘆いていたけど、振り返ってみると1カ月分それなりに楽しんでいるもの。

「何もできなかった」と嘆かずに、きちんと「こんなにいろんなことできたぜ☆」と確認するためにも、写真を整理しつつ、私の帰省を振り返ってみようかなと。

帰省中の滞在は基本的に実家と姉の家。今回は最初から姉の家で世話になる予定をしていたものの、予定以上に姉宅に行くことになり、実家と姉宅の移動ばかりだったかも。

帰国直後にヨガのティーチャートレーニングに参加し、新たなステキな友達と、これからの自分の練習に取り入れ、ここイタリアで生徒さんに伝えていきたい知恵を得てきました。私、成長してるぅ。

トレーニング中のお休みの日には、友達に蔵前散歩に連れていってもらい、未だに行ったことのないスカイツリーを拝み、

おおお、空が青い〜
地元江の島で海に入り、SUP(Stand Up Paddle)を初体験(乗っている写真はないけど)。ついでに板の上でヨガの逆転ポーズなどとったりして、海と空が逆さになる景色は、そりゃもう、新しい世界!
去年の夏、ジェノヴァの海では指をくわえて見てたけど、次は絶対に板を借りて乗りたい!

今回お世話になった東浜のショップの前から

2日連続江の島というのも、地元といえど、とっても近いわけではないのでなかなかやらないことだけど、今回はSUPの翌日に、甥っ子姪っ子を連れて新江の島水族館へ。ウン十年振りくらいに行ったかと、、、。

お魚をみて、



富士山をみて、



イルカのジャンプをみて、



クラゲを見るってな一日でした。



混んでましたよ、12月の日曜日。すごいね、えのすい。甥っ子は年間パスをもって通うえのすい通(姪っ子はまだ入場無料の年齢)。ふたりとも注目の的はイルカでもペンギンでもクラゲでもなく、引退した潜水調査船と、イルカショーで踊るお姉さんたち。イルカが飛び上がるたびに声をあげて拍手するのは、私ひとり、、、。さみし、、、。

こちらが帰省の前半10日間ほどのできごと。
帰国日は朝8時半に成田について、そのまま時差ボケ矯正とばかりにアーユルヴェーダのワークショップに行ったりと、なかなかアクティブな10日間でした。(続く)

Sunday 22 December 2013

すごいなぁ

しばらく日本にいましたー。
イタリアに戻ったら雨続きのグレーな空で、「イタリアに戻ったら(今度こそ)がんばるぞー!」とちょっぴり気合いをいれた気分も、ガラガラガッシャン。

日本に滞在中、一番印象に残った「すっげぇ、日本のサービス!」なことは、、、。
東急東横線のクリスマスの日の夜間延長運転。

なんですかね、この必要なのかどうなのかわからない優しさ。
これで経済効果をあおると言うならば、それもよしかもしれませんが。

通常運転の時間に帰ればいいじゃん、みんな、、、。
(↑都市部に出かけると夜7〜8時台には帰りの電車が終了してしまう土地に住んでる私のひがみのつぶやき。)