Sunday 30 June 2013

新しいシステムは、色んな意味で大変!

わたくし、北イタリアのロンバルディア州に住んどります。
アメーバのようなマークのロンバルディア州です。
(大概の市町村のマークは、ヨーロッパだなぁと感じさせる盾の形のエンブレムが多いのですが、ロンバルディア州のマークを私はアメーバと呼んどります。他の州はどんなものか知らないけど。)

何歳以上が持つのか知りませんが、イタリアには"Tessera Sanitaria(テッセラ・サニタリア)"というカードがありまして、いわゆる保険証の役割と、税金を納める個人コードが登録されてます。

ICチップ付きのカードなんですが、来伊して自分のカードを作成したときは、ICチップ付きの割には、受取サインもなくポストに投函されるし(盗まれるよ、これ)、ICチップを何に使いたいのか全然わかりませんでしたが、最近出てきましたよ。ICチップを利用した使い方。

去年か一昨年くらいに出てきた、交通機関定期としての利用方法。
残念ながら私は定期的に電車に乗らないので使ってませんが、へー、なるほどねって感じでした。

そして、今年辺りから私も使えるシステムが出てきました。
医療関係の診察や検査の予約、検査結果の閲覧、印刷(試してないけど多分可能)、医療関係の登録情報などが見れるシステムです。

年が明けた頃からポスターには気付いていたのですが、もちろん、テッセラ・サニタリアを持っているだけでは足りず、登録しなくてはなりません。

うちの近所の場合、午前中の指定された2〜3時間の間に市の大きい病院へ行って、特設受付会場(テーブルと椅子とコンピュータがホールの端に置かれてるだけですけどね)で手続きするか、ASLという保険関係の手続きを行うオフィスで登録するようです。

こう書くと簡単そうでしょ?
そうでもないんですよ。やっぱりここはイタリアだしね。
数カ月かかりました、、、。当然かのごとく、、、。

一昨日、全部うまくいったようなので、初めてアクセスしてみました。

おぉぉ。あるある。私の情報が!
ホームドクターもここから変えられるじゃーん(あの後、しばらくしてから手続きして変えてきましたけどね。)
春に受けたPAPテストの結果も、既に紙面で結果を受取っているけれども、こちらでも見れてます。

その他、病院窓口に並ぶか、電話で長々と待たされるしかなかった、診察や検査の予約受付もできるようになってます。

なかなか便利なんじゃないかしら、これ。

た・だ・し。
すべてうまく動けば!

こういうことが1度で済むと、不思議すぎて何か落とし穴があるんじゃないかと思ってしまうイタリア生活ですが、当然のごとく1度では済みませんでした。

長くなるので、また次回に、、、。

2 comments:

  1. おぉぉ。なんだか便利そうじゃないか!
    ちゃんと機能してくれるといいね。

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    1. 385さん、
      うん、見た目はね、便利そうでしょ。「どうかな?」って疑いがいっぱいだけどね。

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