昨日、近くの市で開催を始めたヨガクラスで教えた後、帰ってくると玄関で相方が私の靴を片方持っていた。
何事かいな?
と思ったら、相方は私の足サイズを知りたかったらしい。
これまた、何でかいな?と思ったら、相方マンマが来ていた。こちらの靴を私に持ってくるために。
シンプルな、黒のヌバック靴。かわいい。しかも新しい。
なぜゆえ? 私に?
理由は、私の足が小さいから。
相方家族の女性陣の足は普通サイズ。あるいは少し大きい。日本サイズで言えば、24〜25センチってところかな。
(25センチくらいの相方姉は170センチを超える長身)
で、どこかから来る小さめの靴は私のところに転がり込んでくる。
今までにも、私には大きいですけどっていうカンペールの新しい靴も舞込んできたことがある。
私に大きかろうが、他のみんなには小さい。
小さくて履けないより、詰め物して履ける私に、デザインが気に入ったならもらってくれと持ってきてくれるのだ。
今回の靴も、シンプルで私好み。
足を入れてみる。
ぴったり!となればいいところだが、ちょいと大きい。でも大きすぎないほど。
なので、喜んでいただくことにした。
この靴はいったいどこから来たのか?
試着して履けなかったものをわざわざ買ってくるわけない。
聞いてみると、相方マンマのボーイフレンドの家で見つかったもので、どうやら、そのボーイフレンドのお母様の持ち物だったとか。
てことは、、、?
相方マンマのボーイフレンドって80歳近い。
そのお母様はとうの昔に亡くなっている。
お母様が若かりし頃の靴。
推定、1930年代の靴だろう、と。
えぇーーーー? マジでーーーー?
80年近く前の靴が、新品で、綺麗なまんまでここにある。
これってすごい。
しかも、戦火をくぐりぬけた靴?
80年の月日を経て、私の手元に来たってすごくなーい?
「シンデレラみたい!」ってポーズをとってしまった。
この靴、サイズが34だか35(ヨーロッパサイズ、日本で言う22〜22.5センチ)だからって持ってきた相方マンマ。
靴のデザインによっては、35でも入る私。
相方マンマが帰った後、靴をぬいでよく見てみると、裏に39って打刻が、、、。
あり? すんごい大きいやん。(履いた感じ、そこまで大きくなかったけど)
急いで相方に「これ、39だけど、マンマは自分で履けるんじゃないの?」と言うと、」いいよ、外反母趾だから履けるわきゃない」と言われて、私がいただくことに。
本当の本当に80年前の靴なのかは、ちょっと疑問が残るところもあるけれど、そうなんだってことにして、私のところにやってきたこの靴を大事に履こうと思う。
ま、ヒール靴、全く履かなくなった私なので、いつ登場することか、、、。
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