昨夜、寝しなに思ったこと。
徒競走の「徒」って何だ?
オリンピック、パラリンピックでは、陸上競技で100mとか200m、距離だけ表示すれば徒競走ってことになる。
テレビで、100mとか数字と文字しか見てなかったから、「徒競走」って言葉を忘れてた。
「ぎょうにんべん」に「はしる」だ。
「徒歩」の「徒」だ。
調べてみた。
三省堂大辞林によると行人偏は、「道、または行くことに関する文字を作る」のだそうだ。
「徒」に関しては、質疑応答のサイトに「自分の足で歩くこと」ということを書かれている方も。
ふーん。なるほどね。
自分の足で競争するのが「徒競走」なわけだ。一件落着。
ところで。
オリンピック、パラリンピック、ほとんどテレビつけっぱなしでした。
パラリンピックの陸上競技、特に膝辺りから義肢を装着して徒競走に出場している選手に目が留まった。
速い人は股関節の前後の稼働範囲が大きいように思う。
つまり、一歩が大きい。
例えば、同じスピードで足を交互に前後に股関節から動かせるならば、歩幅が大きい人の方が圧倒的に有利ってわけだ。
100m走は真横から撮影したものを放送するから、今回はその辺に妙に着目してしまった。
どうしてあんなに速く走れるのだろうと疑問に思って、義足を装着した選手をじーっと見ていたけど、義足であろうがなかろうが、股関節の稼働範囲が大きい人はきっと有利なのかと思う。
私、股関節は固くはないけど、むちゃくちゃ柔らかいわけでもない。
当然のように、左右の違いもある。
股関節に限らず、足の付け根から下腹部が柔軟で滞っていないことは、とーってもいいことでしょう。
リンパ節が詰ってるし、排泄にも重要。
しかも、この上には大事な大事な腰、果ては上半身が乗っかってる。
ここが動かなきゃ、歩けない、よねぇ。(解剖学的に説明できるほどの知識はありません。)
ということで、今年(イタリアの”ことはじまりシーズン”は夏休みが終わってから始まる)のヨガは、下腹から股関節を柔軟に解放するってことに重点を置こうかと思う。
先週から、プライベートクラスの生徒さんのレッスンがはじまっていて、今週はオープンクラスがはじまる。
デスクワークもしくは高齢の方が多い私の生徒さんたち。体の中心から末端へ、末端から中心へ、意識して動かしていこう。
何かしら、体にも心にも違いが表れると嬉しいな。
(あ、生徒の「徒」も、徒競走の「徒」だ〜。生きて、自分の足で歩くってこと?)
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