Monday 3 September 2012

ジェノヴァ報告 その2(食べ物)

いつもながらに、地元のものをほぼ食べない私たちなんだけど、少しは食べてきたから報告しとくわ〜。

・ジェノヴァでおいしかったジェラート
『Gelateria Profumo(ジェラテリア・プロフーモ)』
住所:Cia del Ferro 14r
今、住所から地図を調べると、私が行ったところとぜーんぜん違うところが出てくる。
うーむ、何でだろう。
でも、持ち帰ってきたお店の紙ナプキンのツバメのマークは同じお店なので、こちらも同じジェラテリアなはず。
でも、ジェノヴァではツバメマークのお店、数件見かけたなぁ。このジェラテリアは、パスティッチェリア(ケーキ屋)のスピンオフっぽいので、もしかしたらそのパスティッチェリアを見かけたのか、上記の住所のジェラテリアを見かけたのか、、、。
とにかく! おいしかったでーす。

・お菓子屋
Pietro Romanengo fu Stefano(ピエトロ・ロマネンゴ・フ・ステファノ)』


ジェノヴァで1780年から続くお菓子屋さん。
普段なら、いくらカラフルで綺麗なキャンディーなどがウィンドウに飾ってあろうとも、あまり入らないんだけど、何となく、入ってしまった。
ジェノヴァのお菓子、「パネ・ドルチェ」ってもの(固くて甘いパンにドライフルーツが入っていて、ゲンコツみたいなの、大きさは様々)が食べたくて、小さいものがないかなと探してたの。よく見るものは、顔の大きさくらいあるので、そりゃ食えねーよって、横目で見ながらあきらめてた(切ってもらえばいいんだけどさ)。
小さいものがないかと探してたら、この老舗にあった。(この老舗じゃなくともあると思うけど。)
よーし、そんなら老舗の味を味わおうじゃないの、入店。

で、入ってみたら、いかにも「老舗なのよ、あたしたちんとこ」っておばちゃんが二人。せっせせっせとギフト用の包みを作ってる。
まー、それにしても、こういうお菓子屋さんって目の保養になるよね。とっても綺麗。ショーケースの中に、細かく仕切られた箱があって、色とりどりの砂糖菓子でいっぱい。
「お探しのものは?」と聞かれて、思わず「これは何ですか?」と聞いて見た。
紫はきっとスミレ味、緑はミント味、薔薇の形をしてれば薔薇の味って、何となく想像がつくお菓子たちの中、想像着かないものが2つあった。
茶色の丸っこい物体。ひとつ間違えば虫のような。。。
「コーヒーです」と言われ、納得。コーヒー豆の形だったんだ。試食させてもらったら、うまい!
砂糖菓子なので甘いけど、中にコーヒーの液体が入ってる。うみゃーい。

もう一つ気になったのはこちら。


これ、エスプレッソカップに入れて撮影したので、相当小さいんですよ。そーだな、消しゴムのかすよりは大きいけど、もやしよりはずっと小さい。うまい例が見つからん。

こちらは、シナモンの砂糖がけ。
おおぅ、外見からは想像できなかった!
これが意外とおいしくて、前述のコーヒー豆型とこちらを少しずつ買ってきました。
本当に少しなんだけど、価格は老舗らしい高級価格でした、、、。目玉が飛び出るほどじゃないけど。

で、前述のコーヒー豆、家に持って帰るときにつぶれて中の液体が流出してしまった〜。
つぶれたものをお皿にいれて冷蔵庫にいれといたら、そのまんま凝固(砂糖だしさ)。薬味用の皿にがちっと固まって、と、、、取れない。しかも、フォークで軽くつついたくらいじゃ割れない。がんがんつついて周りに砂糖を飛び散らすのもいやなので、溶かしてサヨナラしてしまった。


最初に書いた、バネ・ドルチェ。帰ってきてから食べたけど、味はいたって想像通り。固めの甘いパンにドライフルーツ。何となく、想像つかん? 想像した人、ほぼその通りの味だから。



この他、ジェノヴァ、リグリアと言えば、ってものは、フォカッチャ、ペスト(バジリコを使ったジェノヴェーゼソース)、ジェノヴァのイースターパイなど色々あるらしいけど、いつものことながら、私たち、ジェノヴェーゼが味わえるレストランには行ってません。
フォカッチャはそこらじゅうで買えるし(おいしいもの、おいしくないもの、ある)、イースターパイもパン屋で売ってるから、レストランに行かずとも味わえるしね。



で、何を食べたかというと。
アラブ料理ですわ、アラブ。
NABIL


奥様がジェノヴェーゼ、旦那様がパレスチナ人(だったかな?)というご夫婦が経営するお店。
散歩中に偶然に見つけて、ドアが開いてたから、お昼休み中のところだったけど、「ショップカードをおくれ」とお願いしてもらってきた。おっさん、2階で昼寝してたのか、かなり寝起きっぽい姿で出てきてくれたわ。
(ごちゃごちゃした通りが多いジェノヴァ中心街は、確実に同じ店に戻ってきたかったら住所をゲットしておく方がよい。)
前菜は盛り合わせを二人で半分にして、おいしいファラフェルってこれだよ〜ってお互い感動。他にも、相方は、鶏肉とツバメの巣が入った何やら辛めのシチュー状のものがかかったごはん。私は、ベジタブル・クスクスを。相方の食べたものはマジでおいしかった〜。ベジタブル・クスクスも悪くないけど、パンチが効いているのは相方が頼んだ方。
ここのおじさん、すごく感じがよいんだわ。そして、奥様は陶芸家で、レストランのお皿は奥様が作っている。シンプルで素敵なんだよー。
ヨルダン、レバノンなどの家庭料理とワインが楽しめまーす。
私たち、リピートすること間違いなし。



以上、ジェノヴェーゼな味ではないのもあるけど、ジェノヴァで楽しんだ味の報告でした。

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