相方の姉、どこかでみそ汁を飲んだらしく、それ以来「あの、ほわーっとする暖かい感覚が忘れられない!」と、みそ汁もメニューに入っている街唯一の自然食屋が開催している料理教室で習い、いざ、味噌を買い求めて家で挑戦してみると、、、。
それが、残念なほどの大失敗!
味噌は近所のスーパーのエスニック食品売り場で売っている味噌を買ってきたらしい。
義姉が買ってきたこのブランド、イタリア(もしくはヨーロッパ?)ではエスニック食品をプロデュースするメーカーとして、そこそこ名が知れていると思う。
パッケージには、Misoという横文字とともに「白みそ」と日本語で書いてある。
しかし、裏を返すと箱にはハングル文字が、、、。
ということは、かなり高い確率で原産地日本じゃないやん、、、。
自分の作ったみそ汁があまりにも気に入らなかった義姉は、二箱買った(らしい)味噌の封を開けていない方を私にくれた。
賞味期限ギリギリで、、、。
ま、味噌だし、、、と賞味期限はあまり気にしないです。
さてこの「白みそ」と書いてあるパッケージのふたを開けると。
中身は醤油くらい色の濃い味噌。どの辺が「白」い、、、???
日本の赤みそよりずーっとずーっと濃いぞ。
自分で持っている味噌があるからしばらく開封しなかったけれど、先ほど日本味噌が足りなくなり、ほんの少しならばいいか、とこの韓国味噌らしきものを開けて使ってみた。
やっぱ、、、違うよね、韓国味噌と日本味噌。
妙な味のみそ汁となってしまった。
というわけで、韓国味噌は韓国味噌としてのおいしい使い方があるはず。
誰か、おいしい使い方をご存知でしたら、アドバイスをくださいませー。
イタリア人からどの味噌を購入するべきかアドバイスを求められたら、”S○V○”ブランド(○は伏せ字です)のものは日本味噌として勧めちゃダメですよー。
Friday, 2 May 2014
Wednesday, 23 April 2014
曲るか、そこで?(留まることを知らないバスネタ)
もう、バスネタのカテゴリーを作ろうかと思うほど、バスに乗るたびにネタを提供される、、、。
田舎路線ならではなのではなかろうか。たとえばミラノの中央部でこんなバスがあったら嫌だもん。
今日も然り。
ヨガレッスンを済ませた後の帰りのバス。
2連結バスなので満員とまではいかないけれど、多少の乗客がいて、静かに出発。
順調にバスは進み、、、あちこちで人を降ろしていき、私の住む街にさしかかったところで、、、。
曲った!
しかも! 曲るはずのない角を曲った!
は? なぜ曲る?
座ってうとうとしていたけど、すぐに気がついて立ち上がって「な、なんで曲るんですかっ?」と運転手にかけよった!
運転手ともうひとり残っていたお客さんがびっくりして「まだいたのー?」と。
ひゃー、乗客が他にいないと思って、勝手にコースを変えたっ!
こんなことまでするんかいなー、ここのバスは!
ひとつの街の中を巡回するバスではなく、二つの(この地域では)大きめの街の間を結ぶ路線なので、路線の最終地点に近づくと「乗客を降ろすだけで乗せない」という実際の規定なのか、暗黙のルールなのか、そういうことになっているのは知っている。
乗るお客さんがいないとはいえ、コースを変えるとは、、、。
曲った辺りは、私の家から街の中心を挟んで反対側。とはいえ、歩いて簡単に帰れる距離。でも、勝手に曲られたところを歩いて帰るのはちょっと悔しい。バス代払ってるし。
「○○まで行きたいんですけど、、、」と言うと、「あー、大丈夫、大丈夫。連れてってあげるから」と超気軽。
あったりまえでしょーよ、連れてってくれるのは。
残っていた客は「俺のせいじゃないよ、運転手のせいだよ」と鼻で笑う。
半分寝ていたので、何でそこで曲ったのか、乗客と運転手が何を話していたのかわからないけれど、どうもこの2人の間で了解してコースを変えて曲った様子。
ぐるっといつも走るはず街の北側とは反対の南側を回って、バスは私が降りたいところに到着。
降りるときに運転手のおっさん、「ビビった? ビビった?」と全く悪びれる様子なし。
「そりゃ、ビビったわ!」
私が住んでる辺り、こんなんですよ。気が抜けるでしょ。
気を抜いてたら、遠いとこまで連れてかれちゃうけどっ。
田舎路線ならではなのではなかろうか。たとえばミラノの中央部でこんなバスがあったら嫌だもん。
今日も然り。
ヨガレッスンを済ませた後の帰りのバス。
2連結バスなので満員とまではいかないけれど、多少の乗客がいて、静かに出発。
順調にバスは進み、、、あちこちで人を降ろしていき、私の住む街にさしかかったところで、、、。
曲った!
しかも! 曲るはずのない角を曲った!
は? なぜ曲る?
座ってうとうとしていたけど、すぐに気がついて立ち上がって「な、なんで曲るんですかっ?」と運転手にかけよった!
運転手ともうひとり残っていたお客さんがびっくりして「まだいたのー?」と。
ひゃー、乗客が他にいないと思って、勝手にコースを変えたっ!
こんなことまでするんかいなー、ここのバスは!
ひとつの街の中を巡回するバスではなく、二つの(この地域では)大きめの街の間を結ぶ路線なので、路線の最終地点に近づくと「乗客を降ろすだけで乗せない」という実際の規定なのか、暗黙のルールなのか、そういうことになっているのは知っている。
乗るお客さんがいないとはいえ、コースを変えるとは、、、。
曲った辺りは、私の家から街の中心を挟んで反対側。とはいえ、歩いて簡単に帰れる距離。でも、勝手に曲られたところを歩いて帰るのはちょっと悔しい。バス代払ってるし。
「○○まで行きたいんですけど、、、」と言うと、「あー、大丈夫、大丈夫。連れてってあげるから」と超気軽。
あったりまえでしょーよ、連れてってくれるのは。
残っていた客は「俺のせいじゃないよ、運転手のせいだよ」と鼻で笑う。
半分寝ていたので、何でそこで曲ったのか、乗客と運転手が何を話していたのかわからないけれど、どうもこの2人の間で了解してコースを変えて曲った様子。
ぐるっといつも走るはず街の北側とは反対の南側を回って、バスは私が降りたいところに到着。
降りるときに運転手のおっさん、「ビビった? ビビった?」と全く悪びれる様子なし。
「そりゃ、ビビったわ!」
私が住んでる辺り、こんなんですよ。気が抜けるでしょ。
気を抜いてたら、遠いとこまで連れてかれちゃうけどっ。
Saturday, 12 April 2014
自分の手で何とかなるものは、自分の手で。
昨日、ベルガモのyuminaさんとともに、Miyabiさんへ行ってきました〜! おいしかった〜。
あぁ、イタリアで食べる日本人が握る寿司。これ以上のぜいたくはございませんっ!
昨日もyuminaさんの1歳の娘、”チビ丸子”ちゃんが来てくれました。オシャレはばっちり、大人な表情もふと見せ、そしてスーパーキュートな笑顔を絶やさない。1歳に満たない女子は、昨日も女子会参加の意気込みバッチリでした!
yuminaさん、いつもありがとうございます。また行きましょうね〜!
そして食事、おしゃべりともに大満足して帰ってきた後、気分良く鼻歌なんて歌いながら、ずーっとどうしようと悩んでいたことに着手。
いやー、気分がいいと、いいアイデアが出るもんだ!
世の中、電子辞書なるものを使っている方はかなり多いのではないでしょうか。
私も、30代に入ってから、超小型の英和・和英のみの辞書から始まり、イタリア語つきの他言語モデルが現在2台目。
4〜5年前からおかしく、あるキーだけ反応が悪かったんです。
あるキーというのが、”E”。必要でしょ、これ。日本語もイタリア語も英語も、母音のひとつだもの。どの単語を入力するにも支障がでて、つねにこのキーをぐぐぐぐぐぐーーーーーーっと押し込むので、文字盤はハゲました、、、。
何とか押し込めば使えていたのですが、3年くらい前に「そーさ、開けりゃいいのさ」と思い立ち分解。
このキーの裏だけ、黒い油のような液体が。なーるほど、これがいけなかったんだ。
綿棒で掃除し、元通りに戻し、使ってみると反応が良くなりました。
どこから入ったのか、この黒い汚れ。その後も1、2回、この掃除で対応してきました。完璧な反応にはならなかったけど。
そしてここ数ヶ月、押しても”E”が全く反応しなくなり、いよいよ使い物にならなくなってきました。
”E”が入った単語を調べられない辞書って、、、8割、9割がた破かれた辞書な気分。
ここまで掃除をしつつ騙し騙し使うと、黒い汚れなんてまったくなく、何が原因なのか全くわかりません。
でも、電子辞書、しかも他言語モデルって高いんですよね。買い替えるなんて、とてもじゃないけどできません。
ちなみに分解するとこんな感じ。
汚いけど、これがモニターの表についていたスイッチ。どうせはがれていることだし、もったいなくない。しかも、紙程度の薄さ。
これを一部、チョキンと切り取り、劣化したらしいゴムにあてて使ってみると、、、。
あーら、元通り、動くじゃないですか。
これで、電子辞書、復活!
今買えば40000円くらいするので(当時もそれくらい出したと思う)、必要だけど買い替えるにはかなり厳しい価格。これがこんなアイデアで直ったわけです。
しかも、分解した部品を元通りに戻すと、見た目は何の変わりもなく。
あぁ、よかった。これでまた数年は使えそうだ。
でも、不思議なもんですね。このゴム。見た目は全く変わらないのに、このキーの部分だけが本当に反応しなかったんです。電気製品、あなどれませんわ。
あぁ、イタリアで食べる日本人が握る寿司。これ以上のぜいたくはございませんっ!
昨日もyuminaさんの1歳の娘、”チビ丸子”ちゃんが来てくれました。オシャレはばっちり、大人な表情もふと見せ、そしてスーパーキュートな笑顔を絶やさない。1歳に満たない女子は、昨日も女子会参加の意気込みバッチリでした!
yuminaさん、いつもありがとうございます。また行きましょうね〜!
そして食事、おしゃべりともに大満足して帰ってきた後、気分良く鼻歌なんて歌いながら、ずーっとどうしようと悩んでいたことに着手。
いやー、気分がいいと、いいアイデアが出るもんだ!
世の中、電子辞書なるものを使っている方はかなり多いのではないでしょうか。
私も、30代に入ってから、超小型の英和・和英のみの辞書から始まり、イタリア語つきの他言語モデルが現在2台目。
4〜5年前からおかしく、あるキーだけ反応が悪かったんです。
あるキーというのが、”E”。必要でしょ、これ。日本語もイタリア語も英語も、母音のひとつだもの。どの単語を入力するにも支障がでて、つねにこのキーをぐぐぐぐぐぐーーーーーーっと押し込むので、文字盤はハゲました、、、。
何とか押し込めば使えていたのですが、3年くらい前に「そーさ、開けりゃいいのさ」と思い立ち分解。
このキーの裏だけ、黒い油のような液体が。なーるほど、これがいけなかったんだ。
綿棒で掃除し、元通りに戻し、使ってみると反応が良くなりました。
どこから入ったのか、この黒い汚れ。その後も1、2回、この掃除で対応してきました。完璧な反応にはならなかったけど。
そしてここ数ヶ月、押しても”E”が全く反応しなくなり、いよいよ使い物にならなくなってきました。
”E”が入った単語を調べられない辞書って、、、8割、9割がた破かれた辞書な気分。
ここまで掃除をしつつ騙し騙し使うと、黒い汚れなんてまったくなく、何が原因なのか全くわかりません。
でも、電子辞書、しかも他言語モデルって高いんですよね。買い替えるなんて、とてもじゃないけどできません。
ちなみに分解するとこんな感じ。
右のキーボードのEが何となくハゲてるの、わかりますか。
このキーボードの裏は、ゴムがついていて、このEの裏についたゴムは、他のどのキーを押しても反応しなくなってました。このゴムが劣化したわけです。見た目はまーったくわかんないけど。
始めは使わないキー(左の円形にあいた部分の上にある小さい3つのキーのどれかとか)を切り取ってEの裏に当てようかと思ったけれど、盛り上がるだろうし格好悪いなぁ。
どうしようかと考えていたときにピーンときたっ!
外付けで使っているモニターのスイッチの表側がはがれて、仕方なくセロテープで留めていたことを!汚いけど、これがモニターの表についていたスイッチ。どうせはがれていることだし、もったいなくない。しかも、紙程度の薄さ。
これを一部、チョキンと切り取り、劣化したらしいゴムにあてて使ってみると、、、。
あーら、元通り、動くじゃないですか。
これで、電子辞書、復活!
今買えば40000円くらいするので(当時もそれくらい出したと思う)、必要だけど買い替えるにはかなり厳しい価格。これがこんなアイデアで直ったわけです。
しかも、分解した部品を元通りに戻すと、見た目は何の変わりもなく。
あぁ、よかった。これでまた数年は使えそうだ。
でも、不思議なもんですね。このゴム。見た目は全く変わらないのに、このキーの部分だけが本当に反応しなかったんです。電気製品、あなどれませんわ。
Monday, 7 April 2014
遅ればせながら、ボローニャ国際絵本展レポート
もう10日ほど経ってしまいましたが、今年もボローニャ・フィエラのボローニャ国際絵本展に行ってきました!
相方は初日の昼から行っていたものの、おかげさまで私は別の仕事があったので、月曜から木曜までの4日間の会期期間中、水曜の昼から相方に合流。
私の役目は相方専属通訳とコミュニケーション担当なのですが、本当は火曜日に行きたかったんだなぁ、私は。
相方がこの絵本展の時期に同時開催されるボローニャ図書館でのイベントで、紙芝居をイタリア語で読むという大役をいただきまして、そこに行けたらよかったのですが、今回は自分の仕事を優先しました。
てなわけで、今回はあまりトークイベントを聞きに行けませんでした。
こちらは毎度のイラストレーションコンテストの入選者の展示の様子です。
今回も日本のイラストレーターさんたち、がんばってます。夏前に始まる日本巡回が楽しみですね。
毎回気に入ったものを写真に撮ってくるのですが、今回はこちら。
名前を控えてくるのを忘れましたが、このイラストは印象的でした!
相方は初日の昼から行っていたものの、おかげさまで私は別の仕事があったので、月曜から木曜までの4日間の会期期間中、水曜の昼から相方に合流。
私の役目は相方専属通訳とコミュニケーション担当なのですが、本当は火曜日に行きたかったんだなぁ、私は。
相方がこの絵本展の時期に同時開催されるボローニャ図書館でのイベントで、紙芝居をイタリア語で読むという大役をいただきまして、そこに行けたらよかったのですが、今回は自分の仕事を優先しました。
てなわけで、今回はあまりトークイベントを聞きに行けませんでした。
こちらは毎度のイラストレーションコンテストの入選者の展示の様子です。
今回も日本のイラストレーターさんたち、がんばってます。夏前に始まる日本巡回が楽しみですね。
毎回気に入ったものを写真に撮ってくるのですが、今回はこちら。
名前を控えてくるのを忘れましたが、このイラストは印象的でした!
気に入ったのはこちら! 日本のこまつゆみこさんのイラスト。
日常の日本が動物になってる! 表情豊かな動物たちがほほ笑ましいです。
今年はビジネス取引の場となるブースがたくさん並んだ会場とは別に、開催50回を越えて51回目の今年、児童書販売コーナー、イベントコーナー、ワークショップコーナー、特別展示コーナーなど、一般、教育者、青年、子供向けの会場ができていました。
その特別展示のひとつで見つけたのがこちら。
フランスのラ・フォンテーヌ寓話に、切り絵作家のEmmanuel Fornageさんが切り絵で挿し絵をつけたものの原画(原切り絵?)です。
すっごーい。感動的な細かさの切り絵でした!
ここで私はふと自分のリュックのポケットからあるものを取り出しパチリ。
Emmanuelさんの絵の前で、自分のSIGGボトルを撮影。もうかれこれ7〜8年くらい使っているSIGGボトル。
丈夫で長持ちというし、持っている友達が羨ましくて欲しいなーと思っていて、どこかで見かけるたびに絵柄や色を物色し、安くはないので控えてたのですが、この絵柄ばかりは、その場で購入してしまいました!
果たして、このSIGGボトルの絵柄がどなたの作品なのかはわかりませんが、私ってこういう細かいものに魅かれるとこがあるのは変わらないんだなぁと改めて感じた瞬間でした。
※このSIGGのデザイナーがわかるかた、ぜひ教えて下さい!
そして、、、。
今回一番印象に残って、二日間歩き続け(大概の方は4日間会場をぐるぐる歩き回ってます。ほぼ休むことなく)、疲れているもののカメラを取り出さずにいられなかったのはこちら。取り出したのは結局携帯カメラだったけど、、、疲れててもできるって。
この人だかり。何だと思いますか?
バットマンがいますねぇ、看板のところに。
そう、こちらは、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンなど、アメリカンヒーローの漫画を出版するアメリカのDCコミックのブース。
人だかりを作っているのは若者たち、、、。なんかどこかでみたことある空気を醸し出しているような、、、?
よくみると、左隣のブースとの境になっている柱のところに貼り紙が一枚。
「○時になったら、サンプルの漫画を配布します」と書いてある!(販売か配布か覚えていませんが)
その指定時間の1時間以上前から群がり始めたのは、、、イタリアの漫画ファンたち!
そう、みたことある空気、秋葉原だーーー!
最終日は朝からさっさと片づけ始めるブースもたくさんあります。さっさと切り上げて帰ってしまう会社もあります。そんな中、片づけ最中に出てきた椅子が通路のど真ん中にあり、そこにどっかりと腰を下ろして休憩していた私は、次から次へと若者が駆けつけて、目の前で大きくなる人だかりにびっくりしてしまいました。
こんなふうに、最終日には展示用に持ってきた本を安く販売したりするブースもあり、それが密かな楽しみだったりもします。
今年もそんな片づけ中の販売や、前述の一般向け会場の児童書店で購入した本など、またまたたくさん抱えて帰ってきました。
最終日に驚くほど安く買えたもの(相方にプレゼントしたので写真にはないですが)、欲しかった日本の絵本(日本で買うより当然高かった、、、このボローニャフィエラの前週に日本で見忘れたものだったので、血迷って高いユーロ価格を出してしまったー!)や、アマゾンで在庫のない古本を注文して在庫がでてくるまで待っていたという本の新しいバージョンや、スペイン語の絵本も買ってしまいました(読めねぇって、、、)。ちなみにこの写真の本の半分以上は相方が購入したものだし、写真に載せてないけど買ってきた他本もあります。白い小さな本は、イタリアの有名なイラストレーター、フランコ・マッティッキオさんのもの。私は去年初めて知ったイラストレーターさんですが、もう60代になるいわば巨匠のひとりです。いつのまにか、相方が2冊も買い込み、1冊は相方へのサイン、もう1冊に私へのサインを巨匠からいただいてきたのでした。かわいいような、ちょっとシュールな絵も割と好きです。
![]() |
今年の戦利品(の一部) |
昨年の4月、このボローニャ国際絵本展の歴史をまとめた『ボローニャ・ブックフェア物語』が白泉社から出版されました。書いたのは、ボローニャ在住の漫画家、市口桂子さん。
これを読むと「こんな背景があったのか!」という驚きとともに、これに携わる方々の思いが伝わってきて、感動すら覚えます。
Sunday, 23 March 2014
染まった! BIOKAP
先週、大切な友人の結婚式に参列するために1週間帰国してました。相方も一緒に。
帰国前に「ちょっとくらい若さを取り戻して、、、」、なーんてことを考えて、去年の秋に失敗したヘナで髪染再挑戦。
前回は忍耐が足りず、30分から2時間くらい放置しなければいけないところを、30分になるかならないかで洗い流したので、確実に失敗。
今回はがんばるぞ!と2時間放置したのですが、、、。
またしても失敗。
今回の敗因は、ヘナで作ったペーストの温度が下がり過ぎたのかと。
さらには、すぐにピアスなどをつけたら、どうも反応したらしく、耳の裏側のピアスの金具があたるあたりが痒い。かっさかさになってしまったので、しばらくピアスも外してました、、、。
ヘナの扱いにまだ慣れない私なのですが、、、そんなことにはお構いなく白髪は伸びるわけ。
30代までは、実は抜いてましたっ!
脳天のあたりばかり生えるので、鏡を見てわかりやすいんですよねー。短いのが鬼太郎の妖気反応とばかりにピコンと立つから。
もうすぐ40代ってときに「そろそろやめとくか、、、」と抜くのをやめ、今ではショートボブの長さまで白髪が達するほどに。
髪の分け目によってはとても目立つので、染めなきゃ、染めなきゃと思いつつ、面倒で放ったらかしに。
帰国直前にヘナを取り出しても失敗。
染まらなかったものは染まらなかったのさ、と開き直りもすばやく、帰国も結婚式もそのままの頭で。
イタリアに戻ってきてから、前回(1年以上前だった!)に使ったBIOKAPを買ってきた。
時差ボケで夜は早く寝たいもんだから、一昨日は風呂に入らず昨日の朝ゆっくりお風呂へ。
髪染しちゃおっかなっと思ったけど、もうすでに風呂に片足を突っ込んだ状態。
準備とか面倒じゃなかったかしら、、、。
湯船につけた片足を戻してふきふきし、BIOKAPの箱を取りに行って見てみると、
1. 液体とクリームを付属ボトルの中で混ぜる。
2. ボトルの口をはさみでカットする。
3. 根元付近に薬剤を半分ほどつけて馴染ませて20分放置。
4. 残りの薬剤を全部つけてコームで馴染ませ、15分放置。
5. ぬるま湯を加えつつカラーをさらに行き渡らさせ、カラーを洗い落とす。
6. 付属のシャンプーで洗う。
いやいや、何とも簡単じゃないの。先に髪を洗っておく必要もなく、ブラッシングしてスタイリング剤の残りをできるだけ取ること、それだけ。(これ以外のメーカーの製品を国内外とも使ったことがないのですが、みんなこんなもん?)
ヘナの場合、髪をまず洗って、お湯を沸かして、自分で容器を用意してヘナペーストを作って、(やってないけど、本来は)筆を使って髪にペーストをのせ、すぐにシャワーキャップをしてタオルなどをまいて保温。ここで30分から2時間待たねばならない。
これに比べれば、BIOKAPはつけるだけ、馴染ませるだけ、覆って保温する必要もなく、洗い流すだけ。
なーんと、簡単。どうやら風呂場に持ってこなければいけないのは、ボトルのキャップについた注ぎ口をカットして穴をあけるためのハサミのみ。
2度もヘナで失敗した後は、BIOKAPがすばらしく簡単に見えてくる。
そして染まり具合も良かった!
前回の色番は3.0。今回はお店の愛想悪いおねえちゃんと話をして2.9という色を使うことに(こちらの色は匂いのないデリケートシリーズでした)。
一段濃いめかなという感じはするけれど、悪くないですよ、これ。
デリケートシリーズだったけど、塗って放置している約35分の間に、なんとなく頭皮はちりちりきましたけどね。私はデリケート肌でもないので、デリケートな方はお気をつけくださいね〜。
大概のBIOショップでは扱っていると思うので、髪を染めてみようと思う方、ぜひお試しくだされ〜。
BIOKAP
(急に思い立って染めたので、もちろん写真などはなしです。)
帰国前に「ちょっとくらい若さを取り戻して、、、」、なーんてことを考えて、去年の秋に失敗したヘナで髪染再挑戦。
前回は忍耐が足りず、30分から2時間くらい放置しなければいけないところを、30分になるかならないかで洗い流したので、確実に失敗。
今回はがんばるぞ!と2時間放置したのですが、、、。
またしても失敗。
今回の敗因は、ヘナで作ったペーストの温度が下がり過ぎたのかと。
さらには、すぐにピアスなどをつけたら、どうも反応したらしく、耳の裏側のピアスの金具があたるあたりが痒い。かっさかさになってしまったので、しばらくピアスも外してました、、、。
ヘナの扱いにまだ慣れない私なのですが、、、そんなことにはお構いなく白髪は伸びるわけ。
30代までは、実は抜いてましたっ!
脳天のあたりばかり生えるので、鏡を見てわかりやすいんですよねー。短いのが鬼太郎の妖気反応とばかりにピコンと立つから。
もうすぐ40代ってときに「そろそろやめとくか、、、」と抜くのをやめ、今ではショートボブの長さまで白髪が達するほどに。
髪の分け目によってはとても目立つので、染めなきゃ、染めなきゃと思いつつ、面倒で放ったらかしに。
帰国直前にヘナを取り出しても失敗。
染まらなかったものは染まらなかったのさ、と開き直りもすばやく、帰国も結婚式もそのままの頭で。
イタリアに戻ってきてから、前回(1年以上前だった!)に使ったBIOKAPを買ってきた。
時差ボケで夜は早く寝たいもんだから、一昨日は風呂に入らず昨日の朝ゆっくりお風呂へ。
髪染しちゃおっかなっと思ったけど、もうすでに風呂に片足を突っ込んだ状態。
準備とか面倒じゃなかったかしら、、、。
湯船につけた片足を戻してふきふきし、BIOKAPの箱を取りに行って見てみると、
1. 液体とクリームを付属ボトルの中で混ぜる。
2. ボトルの口をはさみでカットする。
3. 根元付近に薬剤を半分ほどつけて馴染ませて20分放置。
4. 残りの薬剤を全部つけてコームで馴染ませ、15分放置。
5. ぬるま湯を加えつつカラーをさらに行き渡らさせ、カラーを洗い落とす。
6. 付属のシャンプーで洗う。
いやいや、何とも簡単じゃないの。先に髪を洗っておく必要もなく、ブラッシングしてスタイリング剤の残りをできるだけ取ること、それだけ。(これ以外のメーカーの製品を国内外とも使ったことがないのですが、みんなこんなもん?)
ヘナの場合、髪をまず洗って、お湯を沸かして、自分で容器を用意してヘナペーストを作って、(やってないけど、本来は)筆を使って髪にペーストをのせ、すぐにシャワーキャップをしてタオルなどをまいて保温。ここで30分から2時間待たねばならない。
これに比べれば、BIOKAPはつけるだけ、馴染ませるだけ、覆って保温する必要もなく、洗い流すだけ。
なーんと、簡単。どうやら風呂場に持ってこなければいけないのは、ボトルのキャップについた注ぎ口をカットして穴をあけるためのハサミのみ。
2度もヘナで失敗した後は、BIOKAPがすばらしく簡単に見えてくる。
そして染まり具合も良かった!
前回の色番は3.0。今回はお店の愛想悪いおねえちゃんと話をして2.9という色を使うことに(こちらの色は匂いのないデリケートシリーズでした)。
一段濃いめかなという感じはするけれど、悪くないですよ、これ。
デリケートシリーズだったけど、塗って放置している約35分の間に、なんとなく頭皮はちりちりきましたけどね。私はデリケート肌でもないので、デリケートな方はお気をつけくださいね〜。
大概のBIOショップでは扱っていると思うので、髪を染めてみようと思う方、ぜひお試しくだされ〜。
BIOKAP
(急に思い立って染めたので、もちろん写真などはなしです。)
Friday, 7 March 2014
バスで友達がでけた!
たびたびバスネタを載せておりますが、、、。
つい先日、私も「バスで終始しゃべり続けるデビュー」なるものに至る友達が!
これまでにでてきたアフリカ系の底抜けに明るい女性でもなく、運転中に写真の見せ合いっこをする運転手でもおばはんでもなく、、、。
これまで会ったか会ったことないか?っていう運転手さんと!
(そう、運転手と友達になって運転手中に30分ほどしゃべり続けた私なんですけどね、、、)
私が乗るバス停は、バスが角から曲ってきたところにすぐある新設されたバス停。
そこは同じ方向に行く道路が二車線。当然、バスは歩道寄りの車線に入るはずなのに、、、。
この運転手、待っている、しかも手を挙げて合図してる私を無視して、向こう側の車線に入り、次のラウンドを曲ろうとしていた!
ヤバい!
と思って、バスに駆け寄り、ドアをガンガン叩いてみた。
ドアは開いて「何やってんだよ! 危ないじゃないか!」と一発。
いやいや、何やってんだよってそれはこっちのセリフで、、、。何でバス停で待っている人がいないか確認しないのかな。
「そこのバス停で待ってましたよ! 何で止まらないのよ!」と私も負けませんよ、そりゃ、これが最終バスなんだから。
運「ダメだよ、あんなとこで待ってたら」
私「バス停でしょ? あそこは!」
運「何で次のバス停で待たないんだよ。次のバス停の方が停まりやすいだろ! ここはすぐに車線を変えなきゃいけないから大変なんだよ」
私(怒! 何の言い訳だ、このおっさん!)
私「他のバスは停まってくれますよ! いつもあそこで待ってるんだから! ここの方が家から近いんだから、何で遠いバス停まで行かなきゃいけないの?」
運「何分待ってたの? 仕事は何時に終わるの?」
私「これから仕事に行くんですよ。5分前くらいからちゃんと待ってましたよ、私!」
運「あー、ごめん、ごめん。悪かったよ。でもな、あっちのバス停の方(私には遠い方)が見やすいし、停まりやすいんだよ」
(↑運転手の都合優先かいっ!)
切符の打刻をしたくて打刻の機械に挿しても動かない。よく見ると電源が入ってない。
私「これ、壊れてんですか?」
運「あ、あんた、切符もってんの、、、?」
バカにしとんのかーーーーー!
すぐに打刻機の電源をつけてもらって切符に打刻。運転席のスイッチひとつで電源入るじゃん! つけとけーーー!
運転手は運転を続けながらこんなやりとりをしつつ、、、。
どう考えても、運転手が悪いでしょ?
もう面倒だわーと思いつつ、後ろの座席に行こうとしたら、、、。
運「ちょっと待ちなよ、どっから来たの?」と。
私「日本ですけど、、、」
これを機に、「まー、そこに座んなよ」と運転座席の近くを指す。
「ごめん」と言い出したころからだいぶ穏やかになっきて、さらに嬉しそうに「日本人と話すの初めてだよー」と。
まー、和解しとくか、と私は運転席の近くに座って、、、。
私が降りるまで30〜40分のおしゃべり突入〜。
初めての日本人ってことで、何でここにいるんだ、何の仕事だ、日本はどうだ、何曜日にこのバスに乗るんだ、、、などなど。
最後には私が降りるときに握手までしてしまった〜。
運転手と握手して「ありがとね」なんて初めてだよ、私には。
この日の帰りは遅いので、相方が車で迎えに来てくれる。このことを話すと、、、。
「運転席の上の方に"運転手に話しかけないで下さい"とか書いてなかった?」と。
あぁ、書いてあったかもねぇ。一応イタリアでもそういう注意書きはあるらしいし。
とにかく、この日はイタリア人デビューした気分だった。
何って、大声で他愛ないおしゃべりを続けることに。運転中だからある程度の声をあげないと聞こえないしさ。
そして翌日。
その日は午後のヨガクラスのため同じ路線に。
行きはよく見る寡黙な運転手。
そして帰りは、、、昨日の運転手、エウジェニオだー!
乗るときに挨拶をしつつ、さすがに通勤時間帯なので乗客が多いから私も適当なところに着席。
静かにバスはいつもの路線を走る。
私が降りるところは、ほぼ全員が降りた後のひとつ先。割と最後のほうなので、乗客はいつも私ひとりか2人ほどしか残っていない。
ほぼ全員が降りる駅前のバス停を過ぎたところで、この運転手エウジェニオが「おーい、どこにいるのー?」と声をかけてきた。
昨日あれだけおしゃべりしてりゃ、もう今日は"友"。
「ここだよー。次で降ろしてね」と運転席の近くにいってお願いする。
運「今日もヨガしてきたのかー?」
私「うん、してきたよー。またね〜」とバスを降りる。
切掛けってこんなもんなのね。
このエウジェニオ、ちょいと他の運転手と違うところがある。
他の運転手、定期を購入して乗ってくる客の定期まではチェックしない。
でも、彼はチェックするのだ。乗ってきた客に「チケットは? 定期なら見せろ」と。
イタリアのバスでここまでチェックする運転手は正直見たことがなかった。だって、切符をチェックするのは他の担当員がいるから。よく聞く、突如現れるチェック係だ。
でもなぜかチェックを自分でするエウジェニオ。
常連のおばはんがひとり、「定期、私持ってるわよ」とエラそーに無視していったけど、他の人たちは顔なじみでもきちんと見せている。
あぁ、機能しているって(イタリアでは)すばらすぃ。
次回はいつ会うかしら、エウジェニオ。
私もバスでしゃべり続けるイタリア社会にデビューしてしまったのだ。どうかお願い、事故だけは起こさないでねーと思いつつ。
つい先日、私も「バスで終始しゃべり続けるデビュー」なるものに至る友達が!
これまでにでてきたアフリカ系の底抜けに明るい女性でもなく、運転中に写真の見せ合いっこをする運転手でもおばはんでもなく、、、。
これまで会ったか会ったことないか?っていう運転手さんと!
(そう、運転手と友達になって運転手中に30分ほどしゃべり続けた私なんですけどね、、、)
私が乗るバス停は、バスが角から曲ってきたところにすぐある新設されたバス停。
そこは同じ方向に行く道路が二車線。当然、バスは歩道寄りの車線に入るはずなのに、、、。
この運転手、待っている、しかも手を挙げて合図してる私を無視して、向こう側の車線に入り、次のラウンドを曲ろうとしていた!
ヤバい!
と思って、バスに駆け寄り、ドアをガンガン叩いてみた。
ドアは開いて「何やってんだよ! 危ないじゃないか!」と一発。
いやいや、何やってんだよってそれはこっちのセリフで、、、。何でバス停で待っている人がいないか確認しないのかな。
「そこのバス停で待ってましたよ! 何で止まらないのよ!」と私も負けませんよ、そりゃ、これが最終バスなんだから。
運「ダメだよ、あんなとこで待ってたら」
私「バス停でしょ? あそこは!」
運「何で次のバス停で待たないんだよ。次のバス停の方が停まりやすいだろ! ここはすぐに車線を変えなきゃいけないから大変なんだよ」
私(怒! 何の言い訳だ、このおっさん!)
私「他のバスは停まってくれますよ! いつもあそこで待ってるんだから! ここの方が家から近いんだから、何で遠いバス停まで行かなきゃいけないの?」
運「何分待ってたの? 仕事は何時に終わるの?」
私「これから仕事に行くんですよ。5分前くらいからちゃんと待ってましたよ、私!」
運「あー、ごめん、ごめん。悪かったよ。でもな、あっちのバス停の方(私には遠い方)が見やすいし、停まりやすいんだよ」
(↑運転手の都合優先かいっ!)
切符の打刻をしたくて打刻の機械に挿しても動かない。よく見ると電源が入ってない。
私「これ、壊れてんですか?」
運「あ、あんた、切符もってんの、、、?」
バカにしとんのかーーーーー!
すぐに打刻機の電源をつけてもらって切符に打刻。運転席のスイッチひとつで電源入るじゃん! つけとけーーー!
運転手は運転を続けながらこんなやりとりをしつつ、、、。
どう考えても、運転手が悪いでしょ?
もう面倒だわーと思いつつ、後ろの座席に行こうとしたら、、、。
運「ちょっと待ちなよ、どっから来たの?」と。
私「日本ですけど、、、」
これを機に、「まー、そこに座んなよ」と運転座席の近くを指す。
「ごめん」と言い出したころからだいぶ穏やかになっきて、さらに嬉しそうに「日本人と話すの初めてだよー」と。
まー、和解しとくか、と私は運転席の近くに座って、、、。
私が降りるまで30〜40分のおしゃべり突入〜。
初めての日本人ってことで、何でここにいるんだ、何の仕事だ、日本はどうだ、何曜日にこのバスに乗るんだ、、、などなど。
最後には私が降りるときに握手までしてしまった〜。
運転手と握手して「ありがとね」なんて初めてだよ、私には。
この日の帰りは遅いので、相方が車で迎えに来てくれる。このことを話すと、、、。
「運転席の上の方に"運転手に話しかけないで下さい"とか書いてなかった?」と。
あぁ、書いてあったかもねぇ。一応イタリアでもそういう注意書きはあるらしいし。
とにかく、この日はイタリア人デビューした気分だった。
何って、大声で他愛ないおしゃべりを続けることに。運転中だからある程度の声をあげないと聞こえないしさ。
そして翌日。
その日は午後のヨガクラスのため同じ路線に。
行きはよく見る寡黙な運転手。
そして帰りは、、、昨日の運転手、エウジェニオだー!
乗るときに挨拶をしつつ、さすがに通勤時間帯なので乗客が多いから私も適当なところに着席。
静かにバスはいつもの路線を走る。
私が降りるところは、ほぼ全員が降りた後のひとつ先。割と最後のほうなので、乗客はいつも私ひとりか2人ほどしか残っていない。
ほぼ全員が降りる駅前のバス停を過ぎたところで、この運転手エウジェニオが「おーい、どこにいるのー?」と声をかけてきた。
昨日あれだけおしゃべりしてりゃ、もう今日は"友"。
「ここだよー。次で降ろしてね」と運転席の近くにいってお願いする。
運「今日もヨガしてきたのかー?」
私「うん、してきたよー。またね〜」とバスを降りる。
切掛けってこんなもんなのね。
このエウジェニオ、ちょいと他の運転手と違うところがある。
他の運転手、定期を購入して乗ってくる客の定期まではチェックしない。
でも、彼はチェックするのだ。乗ってきた客に「チケットは? 定期なら見せろ」と。
イタリアのバスでここまでチェックする運転手は正直見たことがなかった。だって、切符をチェックするのは他の担当員がいるから。よく聞く、突如現れるチェック係だ。
でもなぜかチェックを自分でするエウジェニオ。
常連のおばはんがひとり、「定期、私持ってるわよ」とエラそーに無視していったけど、他の人たちは顔なじみでもきちんと見せている。
あぁ、機能しているって(イタリアでは)すばらすぃ。
次回はいつ会うかしら、エウジェニオ。
私もバスでしゃべり続けるイタリア社会にデビューしてしまったのだ。どうかお願い、事故だけは起こさないでねーと思いつつ。
Saturday, 1 March 2014
さて、どうしよ。イタリア人のアイロン習慣
ただいま、ほんの小さなことに悩んでおります。
先日から、知り合いの60近いおっさんが入院してまして、その間の洗濯物を引き受けることに。
たった今、洗い終えて干しているのですが。
さて。
アイロンして渡すべきか、、、。
カットソー素材のパジャマのズボン、下着なのですが、、、。
かなりの割合のイタリア人の方が、下着、靴下含め、なんでもアイロンするんですよねー。
私は相方がワイシャツでも着ない限りは、洗濯物にアイロンしません。ほんっと、必要にせまられたときのみ。これが私の習慣。
この知り合いのおっさん、一人住まいで唯一の身内のお姉さんは遠方住まい。さて、普段はアイロンかけを自分でしてるのだろうか。それとも、家のことをいろいろとしてくれる方がやってくれるのだろうか。
いや、そんな人がいるならば、友人たちに洗濯物やら、着替えを病院まで持ってきてもらえるようお願いしないだろうなぁ。
入院中に少しでも気持ちよく過ごせるよう、アイロンするかーと思ったけど、本日退院。
いずれにせよ、気持ちよく過ごせるならば、アイロンしてあげるべきなのか。
「アイロンするべき?」と聞くと、「何言ってんの?この子」と、アイロンしない方がおかしいような反応を示すイタリア人もいなくはない。
ちょっとした地味なカルチャーショックのはざまにゆれる瞬間なのでした。
先日から、知り合いの60近いおっさんが入院してまして、その間の洗濯物を引き受けることに。
たった今、洗い終えて干しているのですが。
さて。
アイロンして渡すべきか、、、。
カットソー素材のパジャマのズボン、下着なのですが、、、。
かなりの割合のイタリア人の方が、下着、靴下含め、なんでもアイロンするんですよねー。
私は相方がワイシャツでも着ない限りは、洗濯物にアイロンしません。ほんっと、必要にせまられたときのみ。これが私の習慣。
この知り合いのおっさん、一人住まいで唯一の身内のお姉さんは遠方住まい。さて、普段はアイロンかけを自分でしてるのだろうか。それとも、家のことをいろいろとしてくれる方がやってくれるのだろうか。
いや、そんな人がいるならば、友人たちに洗濯物やら、着替えを病院まで持ってきてもらえるようお願いしないだろうなぁ。
入院中に少しでも気持ちよく過ごせるよう、アイロンするかーと思ったけど、本日退院。
いずれにせよ、気持ちよく過ごせるならば、アイロンしてあげるべきなのか。
「アイロンするべき?」と聞くと、「何言ってんの?この子」と、アイロンしない方がおかしいような反応を示すイタリア人もいなくはない。
ちょっとした地味なカルチャーショックのはざまにゆれる瞬間なのでした。
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