Sunday, 18 September 2011

Ryan "ストレッサー" Air

パララッパ パパパッ パパパッ パラパッパーーーーー!!

飛行機の着陸とともに鳴り響く、大音量!

ウマ? 何のレース?

続いて、、、

「本日も定刻通りのフライト運行にご協力頂きましてありがとうございます!」(英語だったか、イタリア語だったか、もう定かでない、、、)


競馬か? おまえらはっ!?


(かの有名な?)格安フライトを提供するアイルランドのライアン・エアーの着陸時の放送。
そして拍手するイタリア人たち。

拍手すなっ! いちいちっ!








7月にバルセロナに行った時、乗り込んだのはこのライアン・エアー。確かに安い。(支払いは仕事を依頼してきた人だけど)

でも、”快適”で”楽しい”旅を提供するエアラインとはほど遠い、 ”ストレスかけまくり”エアラインだったのだよ、、、。






ライアンを利用したのはこれが初めて。相方にも初めての経験。
まずは、飛行機を手配してくれた人から「チェックインバゲージは必要?」と聞かれた。
何も考えずに「うん、必要」と答え、「じゃ、二人で一個にしてね」と言われる。
なぜなら、チェックインバゲージには、(オンライン予約の場合)15〜45ユーロかかるから。そりゃ経費はおさえたい。二人で一個(確か、私たちのフライトは15キロまで)で充分。

問題ないでしょう。夏場の旅行、服も軽くてすむ。機内持ち込み荷物もあるし。
でも、荷物の重量など制限が厳しいことは耳にしていたので、相方も私もちょっとドキドキモードに入る。

そう、問題は我々の荷物の量なのだよ。余裕だと思ったけど。


相方はラップトップコンピュータが壊れたから、仕事の場合は常に大量のハードディスクを運ばねばならない。いくつあるんだろうか。知らない。

チェックインバゲージにも詰め込み、出発時にはギリギリ15キロ。
さらに機内持ち込み荷物にも詰める。相方の大型のメッセンジャーバッグがパンパンになる。

私の手荷物はリュックひとつ。普通の大きさ。
というのも、私にはこのリュックしかないから。これ以外には大型バッグは口のあいたトートバッグしかない。
チェックインバゲージで事足りるので、余裕な気持ちでいた。


出発時、ベルガモのオリオ・アル・セリオ空港で、わしら固まる。

無事にチェックインを済ませた後、セキュリティコントロール(荷物と人体をチェックする、あのゲート)で、係員の女性が客の旅姿と搭乗券をチェックして、ちょっと大きめの荷物をもったライアンの客ならば「こちらで荷物を計ってください」と、ライアンの機内持ち込み制限サイズに作られたチェック用鉄カゴを示す。これで大きさと重量がバレてしまう計測されてしまう。
自分たちが並んでいる前で、何人もの人が「サイズオーバー」「重量オーバー」と蹴られて列から離れていく。


ぎょぎょぎょーーーーー。
相方のメッセンジャーバッグの重量、チェックしてこなかったーーーー。


もしもの場合には、ハードディスクをいくつか私のリュックに詰め込めばいいさ、とキリッとした表情で係員に搭乗券を見せる。

スルーーーーーーッ!


何のお咎めもなしにスルーできたのだよ、ここ。
よかったーーーー。


きっと、こちらの荷物がメッセンジャーバッグとリュックだったから、問題ないって思われたのね。見た目では重さなんてわかんないしさ。
相方のメッセンジャーバッグはパンパンで、例のチェック用鉄カゴに収まるかどうかもわかんないサイズだったけど、とりあえずここはクリア。
(荷物チェックして蹴られたのは、ほとんどゴロゴロのついたキャリーケースの人たちだった。)


ふふーん♪と鼻歌気分で搭乗口へ。
搭乗口にも3人くらいの係員が「まだチェックするんかい!」とツッコミたくなるほどにチェックしている。
こちらもクリア。ふふーん♪


離陸後、私は眠くなってフライト中に寝ていた。(だって、機内サービスももちろん有料だから、横をアテンダントが通っても何もお願いすることないし。)


突然、機内放送が鳴り響く。チャンチャラチャンチャンチャーーーーーン♪

何事っ?


イタリア語の放送(だったと思う)が入る。早口すぎて私にはわからん。
放送を聞いて、相方が呆れる。


「宝くじを売ってる、、、、」

はぁ? 機内で宝くじだとぅ?


宝くじにはびっくりしたけど、他にも機内販売や機内サービスの宣伝の放送が時々入る。


お願いだ、寝かせてくれ、、、。


そして、着陸時、冒頭にも書いた、

パララッパ パパパッ パパパッ パラパッパーーーーー!! 」

何事かーーーーー?


心臓に悪いんだよっ。
さらには拍手? 通常運行で、いちいちすなっ。

とまぁ、バルセロナ滞在の喜びの方が大きかった私たちは、こんななかでも到着後はウキウキ気分で街中行きの電車に乗り込んだのでした。




そして、滞在中。
バルセロナの街を歩いていて、イタリアではなかなか見つからないステキなものを見つけるたびに私の頭をよぎるのは「帰りの荷物」。

これよ、これ、これのおかげでRamonasの自転車バッグを断念したし、毛糸も最小限の量にとどめたのよ。


でも、いくら毛糸を最小限の量にとどめたとはいえ、私のリュックは普通のサイズ。軽いといえど、かさばる毛糸を詰め込むには無理がある。


そして、私がとった手段は、「かばんを買う」こと。


ある程度、これは覚悟していた私。どーせ、買い物するだろうなーとは思ってた。それに、持ってきたリュックは年季物で壊れかけている。愛着はとってもあるけれど、物はいつか手放さねばならないときもくる。

「毛糸を買う」と決めてから、実は先にかばん探しを始めていた。
軽くて、ほどよいサイズで、安いかばん。そして、贅沢を言えば、造りもデザインもチープすぎないもの。今後も使いたいしね。

すぐに見つかった! ふふふ。勘を働かせて、バルセロナ内でわかるお店に行ったのだよ。
30ユーロちょいで、納得のいくものが見つかった。reisenthelのバッグ。容量、デザイン、価格、どれもOK!


そして愛用リュックは、空港に向かう直前にバルセロナの街中のゴミ箱に消えてった。
そういや、前回のバルセロナ旅行でも、穴の開いた愛用スニーカーを帰りの飛行機に乗る直前に捨てたなぁ。(決して、バルセロナは私のゴミ箱ではないんだけど。)

帰りの準備をちゃくちゃくと進める私たち。
荷物パンパンだってわかってるくせに、本を数冊手に入れた相方。重いじゃねーか。運んでやんねーぞ、オレは。
私もぎゅうぎゅうと押し込む。


とりあえず、チェックインバゲージにまたギリギリまで詰め込み、空港へ向かった。


ここでまた、ライアン”ストレッサー”エアーのストレスを受けるのだよ、、、私たち。





相方はEU市民。私はイタリアのIDを持っているけど、国籍は日本人。
EU市民以外は、EU諸国内を移動するときでも、パスポートコントロール(パスポートと滞在許可証)が基本的に必要。EU諸国内を飛び交うフライトには、イミグレーションがない。だから、チェックイン時に各社が工夫して行うしかないのかと思う。
ライアンの場合、これをチェックイン前に行っている。


もちろん、行きの便でも必要だった。
通常はチェックインカウンターではパスポートコントロール業務はできない(普通の航空会社職員だしね)。別の窓口で手続きせねばならなかった(パスポートと滞在許可証を見せてハンコをもらうだけ。)
でも、行きの便ではなぜか、チェックインカウンターのお姉さんが「こちらで確認します」と手続きしてくれた。おおおおおおおぉ。イタリアには珍しい気の利いたことしてくれるじゃないの!(単に、別の窓口を説明するのが面倒だったのかも?)


出発時に体験したこんな気の利かし方、ライアンの職員には珍しいかもしれない。
だって、オンラインチェックインして印刷した搭乗券にハンコがないと、オンラインチェックイン自体が有効にならないから、カウンターで搭乗券を再発行しなくてはならない。その再発行には、本当は40ユーロもかかる。金を取りすぎだぜ、ライアン・エアー!
それをタダで気を利かせてくれたんだから、すごい!
※きっと、私はイタリアの滞在許可証を持ってるから、イタリアから出国するときにチェックインカウンターの手続きだけで済んだのかと思う。だって、在伊外国人が出て行くことにイタリアは割と歓迎ムードだし、問題なのはイタリア再入国の時だから。


行きはともかく、帰りまでそんなに気の利いた扱いはしてもらえないことは覚悟してチェックインの列に並ぶ。
本当はハンコをもらわなきゃいけないんだけど、、、、。


どこに窓口があるかわかんないんだもーーーーーーーーん。


表示しとけよ、くっそーーーーーーー!


ハンコがないから列から弾かれることを覚悟で並ぶ私たち。周囲に窓口を探しても、それらしき案内は見当たらないし。


当然のごとく、、、弾かれた。
「ハンコがありませんね、あちらの窓口に行ってください。」


指さされた方向には、、、、え? どこ?
よーく周りを見渡す。
うん、確かにチェックインカウンターの別の列からも、インド系、アラブ系、ラテンアメリカ系とおぼしき人たちが、わさわさとある方向に向かって歩いている。


あ、あれだーーーー。地味過ぎてわかんねーよっ。

窓口でハンコをもらい、またチェックインカウンターへ。
さっきまで並んでたからと、割り込んでも良かったかもしれないけど、私にそんな度胸はない。相方も(よくありがちな)そういった図々しさがないので、また素直に行列に並ぶ。(くーっ、結構混んでる。)

ハンコをもらって意気揚々とチェックインカウンターに「たのもーーーーっ」と乗り込む。


ガーーーーーンッ。カウンターに荷物を載せて青ざめる。
チェックインバゲージが2キロほどオーバーしてるーーーー。


係員、さらっと「2キロオーバーしているので40ユーロかかりますが、どうしますか?」と。(超過料金は20ユーロ/キロ)


すぐさま、すぐに取り出せるものを抜いて、少し余裕がある私のかばんに詰め込む。
ふー。制限内に収まったぜ。


こうして、超過料金を払うことなくチェックインを済ませた私たち。
次に待っているのは、、、、そう、セキュリティコントロールだよ。


「わしらのバルクバゲージ(キャリーケースのように形がきっちりとしていないもの)なら、大丈夫だよ。」
と励ましあい、ドキドキしながらも無事に通過。


そして残るは、、、搭乗ゲート。

もー、何で飛行機1本乗るのに、これだけ緊張しなきゃいけないんだかっ。
半ば疲れ切って、搭乗ゲートに並ぶ。もー、いーでしょ、問題ないでしょっ。


そして、呼び止められたのは私。


えー? 何、何? わたくし、何かいたしましたーーーー?
心拍数、あがる。ここに来て、乗れないのか?新しいかばんの底のサイズが、実はライアンの規定より大きいのがバレたのか?


「機内持ち込み荷物は1点までです。そのポシェット、そちらのかばんに入れてください。」


え? このバッグのこと? ひょえーーーー。そこまで見てたか、ライアン職員。
きちんと仕事してるじゃーーーーん。


慌てて、列の横にはみだして、斜め掛けしてた小さいバッグを大きなかばんに詰め込む。
さっき、チェックインバゲージから取り出した超過分を適当に詰め込んだから、結構パンパン。まさか、これで止められやしないでしょーね。


ここは、機内持ち込み荷物を一つにまとめれば文句ないらしい。

無事、搭乗。ふぅーーーー。なんて疲れる帰り道。








そして、帰りの飛行機の中。行きの飛行機よりも、ジャンジャカ、ジャンジャカと大音量で宣伝の嵐。ラジオを聞いているようだった、、、。
もちろん、眠れるわけがない。


ライアン・エアー、噂に聞いた通り、なんでもかんでもチャージしてくる。
座席指定にもチャージがかかるし、オンラインチェックインすらチャージされる。ちなみに、空港チェックインではもっとチャージされる。そのうち、機内のトイレも有料にするとかいう噂。マジかよっ。
身軽な行き来ならば格安ライアンは持ってこい。でも、(相方の)仕事+(私の)バカンス気分には旅の最初と最後にストレスがかかるだけなのだ。

ぐぐぐぐっ。次にライアンエアーを利用することはねーぞ、と拳を固めていた頃に着陸。

パララッパ パパパッ パパパッ パラパッパーーーーー!!

びっくり箱か、おまえらはっ! もー、えーっちゅーねん。
そして、拍手すなっ! イタリア人たち! 

※初めて大きい文字なんて使ったら、他が急に小さくなってしまいました。読みにくかったらごめんね〜。

Saturday, 17 September 2011

思い出したように、、、

空の写真を久しぶりに。

明日からは天気が崩れるんだとか(毎回、こんな予報を聞くけど、7〜8割方は当たらない気が、、、)。
そして、一気に涼しくなるんだとか。

ホントか?




涼しくなってしまうのかと思うと、グレーの空が怖い。恐怖だ。

きょうふのみそしる、にしよっかな。(ふるっ、さぶっ)



今、大野更紗さん著『困ってるひと』を読んでいる。
なんて言ったらいいかわかんないけど、すごく面白い。いや、面白いなんて言葉で片づけちゃいけないのかも。

ぜひ、読んで。

Friday, 16 September 2011

Barcelona 街の風景

さ、これでバルセロナの旅の記録を終わりにしよう。

街の風景です。(あくまでも、私の視点だからね)





建物の裏手の広場で太極拳の練習をしている人たち。
木の陰になってしまったけど、中華系のおばちゃんが、左の男性に指導してます。
いいなぁ、こういうの。








これはどういう意味の標識なのかな。

道路にでて遊ぶなってこと?











こんな木を発見。

んん? 近寄ってみよう。











綿みたいなものが!








木の幹はこんなにゴツゴツ。

何の木かご存知の方がいらっしゃったら教えてください!










こちらは銀行(だったと思う)のウィンドゥに貼られた広告。
街のあちこちで見かけます。
かわいいよね。







でも、かわいそうにね。

どこに行っても、こういうことをする人はいるのだ。










さて、こちらは5年前。2006年末にバルセロナを訪れたときの写真。

Parc de la Ciutadellaの一角。








現在は、、、。行ってみてびっくり。




金っ?
(天辺の馬が)金色に塗り替えられてるーーー!

どーした? 血迷ったか、バルセロナ市?

(写真はHarinezumiで撮ったので、レトロな色になってますが、、、)







とまぁ、こんな感じのバルセロナの旅。
また訪れる日を待ち望んで、、、。

Thursday, 15 September 2011

Barcelona 私のお気に入り- my favorite from Barcelona

°°English version is added! Please scroll down to end of Japanese.°°

バルセロナに行く前、「街情報は在住日本人から!」と考えてブログあさりしました。
(ガイドブックって高いし、、、住んでる街ではイタリア語のガイドブックしか手に入らないし、、、)

すぐに見つかったのが、patronistaTさんの『地中海の街から バルセロナ/スペイン』。
ブログから察するに、ご自身はバルセロナのファッション関係のお仕事に就かれているようで、このあたりも私のアンテナにびびっと来た。

色んな情報を参考にさせていただきながら、、、このブログで私が恋に落ちたのがこちら。
『cyan(シアン)』のバッグです! (紹介されているブログはこちら


がま口にすすすぅーーーーっと引き寄される私にはたまらないっ!

バルセロナ到着直後の一週間くらいは、仕事があって家に篭っていたけど、後半は時間ができたからすぐに行ってきました!

もー、ひとめぼれ。

見てください。色といい、形といい、ステキでしょ。
口金は片方が木なんですよっ。








上の写真では紐を二重にして短めにセットしているけど、長くして斜め掛けすることも可能。
こちらは大きいサイズで、もう一周り小さいポシェットサイズもありました。

Cyanのバッグ、がま口だけではなく、他にもいろいろとあります。
私はがま口狙いだったけど、お店で他のタイプも手に取って見ることができました。(シーズンの終わりだったので数が少なかったのが残念だったけど。)
どれもシンプルで上品。服を選ばず、きれいな色がなじみます。

長くおつきあいできるバッグに出会いました。 手に取ると嬉しくなります。
以前のようにバリバリと働いていないので、買い物なんてそうそうできないけど、恋に落ちたら仕方ない。これぞ、toto流の”恋は盲目”。
通販も企画されているとのことなので、いずれは日本から手に入るかもしれません。

今は、バルセロナの「Como Agua de Mayo」というセレクトショップ(バルセロナに4件あります)と、バルセロナから遠いけどビルバオの「Amélie」というバッグシューズのお店に置いてます。
いつか「Amélie」にも行きたいなー。ビルバオはグッゲンハイム美術館を見に行くことが夢(展示よりも建物。ブラボー、フランク・ゲイリー! 無駄なのか何ナノかわかんない造りがすごい)なので、訪れる日も近いかな。

本当はもっと早くアップしたかったのだけど、先週まで1ヶ月とちょっとの間、家族が来ていたので写真を用意する時間もなく、やっと先ほど写真を撮ったところ。
ステキなバッグはステキなシチュエーションで、って思っていたけど、なかなかチャンスがなくて、家の中で撮った写真となってしまいました。

せめて、と思って、相方がいないと普段はいれないコーヒーを用意して”カフェにいます”な雰囲気を作ってパチリ。


あ、ぜんぜんカフェな感じは出てない、、、?












I was looking for blogs about Barcelona by Japanese who live in Barcelona. Blogs by Japanese are the best way to get the local information. In my town (in Italy), I barely find tourist guide books in English. Still I takes too long to read Italian books to me.
It didn't take long to find a nice one. "Chichukai no machi kara, Barcelona/Spain" by patronistaT. I suppose she (from the blog, I think the author is female) works in the clothing and fashion industry. Her blog caught my eyes also by that point.
Then, I found some posts about bags named "cyan" in the blog. I fell in love at fist sight!!!
Clasp! I don't know why but I am always attracted by handbag or purse with clasp. (But should be very nice design, of course.) The cyan bags are absolutely wonderful!! You know, I fell in love with cyan!!
During my stay in Barcelona for 2 weeks + some days, I have been busy the first half with my job. When I finished it, what comes next? Go to the shop!
When I looked at the bags in the shop (Como Agua de Mayo), just "beautiful!", I knew I loved them. Its color, form and design, just beautiful. One part of clasp is wood, so cute!!
I love bags with clasp as I wrote above, so I bought the one with clasp. But other bags I saw in the shop were also very elegant and yet simple. It should suit on any style. I visited Barcelona in July, that means the end of the season (for fashion). I could not see a lot by cyan,,, that was too bad.
Anyway, I am so happy to find one which I love and I will spend long time with. Now I don't work like I used to in Tokyo, and I have to keep tighten my purse string (haha). But when I fell in love with something like this, it's another thing. This is the moment that my "Love is blind" works.

You can find the "cyan" bags in "Como agua de Mayo" in Barcelona (there are 4 shops in the town), and "Amélie" in Bilbao. Someday, I'd like to visit Bilbao. Always it's on my list where I want to go. I'd like to watch Guggenheim Museum there (I'd like to watch the building! Bravo, Frank. O. Gehry!). So sometimes soon, maybe? Of course, "Amélie" is in my itinerary. Also "cyan" may be available online soon. As I read the blog I mentioned, the designers are planning to start it.

I wanted to take photos with the bag in a nice situation, but eventually I took photos at home. After coming back from Barcelona, we have been very busy with hosting my family from Japan for 5 weeks. Finally, here you are! At least, I made up the scene as if I was in a bar (café) with the bag...... well the photo (above) doesn't look like a scene in bar???

Tuesday, 13 September 2011

pros & cons イタリア

渡伊して1年経ちました。
悪口を書きたくないからと口を閉ざしていたけど、理不尽なこともたくさん。
悪口ばっかり書いても仕方ないから、日本ではできない素晴らしいこと、日本の外に住んでいるから体験するイヤなことを並べて書いていこうかと。(うまく自分のストレス掃き出し口を作ったつもり)

初回はproから。

地中海沿岸に住んでて良かったーと思うこと。
さっき、オレンジが古くなりかけたからって、3コ分を一気に搾った。ぐぐぐっと飲み干す。もちろん、搾った後の果肉も混ぜて。
そう、ここでは”オレンジの生搾りジュース”を存分に楽しめるのだよー。オレンジが安いのさ。うまいよー、地中海沿岸で太陽の光をうけたオレンジ!
日本では、もったいなくて3コ分の生搾りなんてしなかった。私は1コ分ですらもったいなくて、チビチビと普通に食べていたもの。それを一気に飲み干すっ!
贅沢〜♪

ブラッドオレンジだってあるよ。こちらもたまらなくおいしい。
最近見ないんだけど、季節外れなのかな。冬場はよく飲んでました。
これから来る暗いグレーの季節の中で輝く楽しみのひとつかもね。



オレンジジュースの写真を撮りわすれた(一気に搾りたてを飲み干した)から、最近のネコを。

なんで私の机の上で寝るんだろうか、、、。

Monday, 12 September 2011

Barcelona 食を少し

あーん、バルセロナの旅からもう2ヶ月も経ってしまった。
このまますぅーっと忘れてしまいそうだけど、こんないつものナシクズシはイヤなので最後まで書きたいこと書くぞ。バルセロナへの愛は熱いのだ。

今回は”食”編。
基本はベジタリアンな私ですが、大勢の人がいるところで強く主張するのはイヤなので、フレキシブルなベジタリアンになってます。

バルセロナ、スペインと言えば、タパス、パエリアでしょー!って来るところだけど、今回の旅、タパスには一回も行ってない。パエリアよりもフィデウア(パエリアの麺バージョン)を選ぶ私。理由は米よりも麺が好きだから。最後にはフィデウアを食べたけど、こちらは納得のいく味ではなかったので残念な結果となってしまった。
こんなんで、スペインに行って何を食べてきたのか?というと、友達の家にいたので自分で作ったり、家の人に作っていただいたものを一緒に食べたり。
それ以外は、友達の家でバーベキューを2回、お好み焼を1回、中華ビュッフェを1回、ベトナム料理を1回、サブウェイが2回くらいあったかなぁ。
あんまり、スペイン、スペインしたものは食べてません。

でも、行ったところをご紹介しますぜ。旅行の情報というよりは、個人的な悦楽の記録ってとこだけどね。
※ブログに情報を載せることを前提に旅行しているわけではないので、写真もないし、価格も覚えてなくてすんません。




お好み焼 リオ
住所:calle Minerva 6 (最寄のメトロはDiagonal)

マンガのお店(スペイン語版日本マンガのコーナーも充実!)で日本コミュニティの冊子をパラパラッとめくって発見したお店。ちょうどいい時間だったので、そのまま行ってきました。
イタリアではなかなか食べられないソース物。自分で作っても、粉の味なのか具の味なのか、なんとなく甘くなっちゃうし。キャベツも固くてなんだかねぇ、、、。と、ため息ついていたところに『お好み焼!』。そりゃ行くわよ、もちろん。
こじんまりしたお店の奥には日本人女性が。詳しくお話を伺ってないけれど、きっと店主の方でしょう。もくもくと仕事してらっしゃいました。
厨房の手前には大きな鉄板が! なんか、鉄板って久しぶりに見たなぁ。
相方はお好み焼(2ヶ月前なので具は忘れた〜)のセット、私はもちろん焼きそばのセット(私が一番好きな食べ物は”焼きそば”なのです。ソース物でも中華物でもどちらでもOK)を注文して、セットのおにぎりとみそ汁が運ばれてきた! あぁ、嬉し〜。
お好み焼と焼きそばは、鉄板で男の子(きっとスペインの人)が無表情に焼いている。あぁ、店の雰囲気といい、鉄板からあがる湯気といい、日本だわ〜(男の子のかっこよい顔だけは異国を感じさせるけど)。
とにかく、久しぶりのお好み焼と焼きそば。本当においしかったです。特に焼きそば。イタリアではなかなか食べられないのよー。マジで。日本人経営の日本食レストランに行ったことないからわからないけど、中国人やイタリア人が経営する日本食レストランで出てくる焼きそばは”日本そば”の焼きそば。しかも、塩を入れて麺を茹でちゃうところもあったりするから、口に入れてがっかりすることばかり。日本の焼きそばをここで食べたときには涙が出そうになっちゃったよー(大げさ?)。





次は中華系のタパス。タパスに行ったんじゃん!って思われるかもしれないけど、「中華系タパス」と紹介されている(後からネットで見た)だけで、実際はギョウザ屋、要は飲茶バーなのだ。

mosquito
住所:c/Carders 46 (Born地区、前に紹介した自転車グッズの店Ramonasの斜向かい)
バルセロナ在住の日本大好きイタリア人に「ギョーザ、ギョーザ!」と連れてかれたのがここ。昼間に何度も店の前を通っていて”啤酒”(中国語でビール)と書かれたドアが気になってたところ。
注文をとったりする人たちはスペイン人のようだけど、店の奥で料理しているのは中国人のおばちゃんたち。中華のギョーザの味。メニューもそれなりに充実。水ギョーザから焼きギョーザ、蒸しギョーザ、その他、ビールのつまみに最高なものばかり。実際、食べ物メニューよりもビールメニュー(欧州系)の方が種類が多いので、ビール好きにはたまらないと思う。
ただし、毎晩混みあうので並ぶ確率高し。





あとはメトロFotana駅近くでベトナム系のカジュアルなレストランに行ったんだけど、住所もなにも情報なし。 ショップカードがなかったんだよね〜。(←だったら写真くらい撮れっ)
味はおいしかったです。ちょっと我らには問題ありだったけど。
というのは、、、。
相方は香菜(セロリ、パクチー、時には紫蘇やバジルも)がダメ。食べると口の周りが腫れてしまうアレルギーもち。
こちらの店は注文形式が変わっていて、メニュー兼オーダーボードに欲しい物をチェックしてレジで先にお金を払うスタイル。ボードには、入れないで欲しい物をチェックする欄もあるので、相方はパクチー、セロリなし、私は肉なしを頼んだのに、ぜーんぶ入ってた。パクチーはすぐに気付いて抜いてもらうものの、フォーの具の下の方には大量のセロリが。食べ始めてからだったので、相方はセロリをよけて食べてたけど、その日の午後はちょっと口の周りがかゆそうでした。
ま、こんな問題はあったけど、フォーはおいしかったし、ベトナム風のフランスパンのサンドイッチなど新しい味の発見があって楽しめました。
確か、Fontana駅前の通りを南下したところにあったはず、、、。見つけた方、行ってみてください。




全部、アジアじゃねーかー! どこに行ってたんだ、おまえはー!
とお叱りの声も聞こえてきそうですが、それだけアジアの味に飢えているわけですよ、私は。

でも、最後にはこーんな楽しい食事もしてきました。

ビーチでパーティでーす!

泊まらせていただいた家のご主人、セザールの60歳のバースデーパーティに奥様がサプライズで全部セッティング。
私も前日まで準備を少し手伝い、当日はセザールを現地まで連れて行くという係に。(セザールにはただのビーチパーティと伝えてあって、逆に相方と私を現地に連れて行くという設定で)

古くからの友達が大勢集まって、わいわいとワインやチーズ、奥様が前日からがんばって作ったローストビーフなどに舌鼓を打ったのでした。




タパスに行くのももちろん楽しいけれど、こんなパーティに参加できるなんてなかなかないこと。

バルセロナの食、タパスなしでも充分に楽しめた旅となりました。




さー、あと少し、バルセロナ情報あります。もうちょっとおつきあいくださいませ。

Sunday, 11 September 2011

ぽかーんとしてるけど

おとといまで約1ヶ月ちょっとの間、チビを二人連れて姉が来ていたのが金曜日に帰国し、がらーんとした家の中でひとり、ぽかーーーーん。

その間のソファ寝の生活も終わって、夜はいつものベッドに戻り、天井を見上げてまた、ぽかーーーーん。

いつもは在宅仕事の相方が、チビの帰国直後から、今のプロジェクトで外に出ることが多くなり、さらにひとりで、ぽかーーーーーん。

こんなときはネコしかいないんだけど、暑い時期はごはんが欲しいときしか寄ってこない。

わたし、ぽつーーーーーん。


なーんて、ぽかんぽかんとしてらんないのよ。まだもう少しバルセロナの旅のことも書きたいのに書いてないしさ。活動開始だよ、さぁ。

でもね、、、。
昨日は用事があってミラノに出て、がーーーーんっ! メトロが値上がりしてるぅぅぅぅぅぅ。
1回1ユーロだったのが、今月から1.5ユーロにぃぃぃ。50%の値上げ、ひどいっ。
70分だか75分有効だったものが、90分に延長されたものの、きついよ、これ。

暑い時期を過ぎたから、やっぱり自分の足だけが頼りなのかも。体力つけなきゃ。