毎週木曜日の夕方、近所でヨガを教えている。
先月からクラスのために借りているところを変えたので、歩いていけないわけではないけれど、歩いて行くには少し距離があるところになった。
街の反対側から来る人たちは、車で必ず私の家の近所を通る。なので、いつも車に乗せてもらっている。
今日、いつも乗せてもらっている人を待っていたら、クラスの待ち合わせ時間5分前になって「突然、具合が悪くなって、、、」と電話があった。
おっと。
小学生2人のママなので、学校に行くこともしばしば。もしかしたら風邪をもらってしまったのかもしれない。
電話があったときも学校の父母会議に出ていたとのこと。
では仕方ない。でも5分前。
すぐに相方に頼んで車で連れていってもらうことに。
車に乗り込んでエンジンをかけようとキーを回した。
が、しかし、、、。
う、、、動かない。
なぬーーーーー!
自分の車が動かないからちょっと焦り気味の相方。
いや、それより焦っているのは私。だって時間がせまってるんだもん。
「君は車のチェックして。私は歩いていくから! ありがとねっ!」っと言い残して、とっとと車から降りてすぐに歩き出した。
ふぅー。遅れてしまった。
でも、気を取り直して、クラス終了。
そして、そのあと、、、。
借りているところは教会の集会所の一室。
教会付属のバールから入って裏に回り、借りている部屋に入り、終わる時間の7時半〜8時くらいは、バールは閉まっているから、別の出口を1カ所だけ開けておいてくれる。
そう、開けておいてくれる、はず。
大きな南京錠とチェーンで、かた〜く、かたく閉じられているではないのぉ。
おぉっと! これは閉じこめられた!
他の出口を探しても鍵がかけられているから、私たち、本当の本当に閉じこめられてしまった。
私たち、管理している人の自宅電話番号まで持っていない。
すぐに一番近所に住んでいる生徒さんのうちの1人が旦那さんに電話する。
歩いて2分のところに住んでいるから、旦那さんを呼んで、教会の前に住んでいる神父さんの家をピンポンしようという作戦。
ただし、、、。私たち、神父さんの家がどれか知らない。「たぶん、あれでしょ」ってくらい。
自分たちが使っていた部屋の窓から、「誰かいませんか〜?」と叫ぶ私たち。
さみし〜。
住宅街の中なので、それほど心配はなかったけど、「誰かいませんか〜?」と叫んだ窓は教会の中庭側で、誰にも聞こえないってこともありえる。
うー、困った。
脚立があったけど、私たちがいる部屋プリモ・ピアノ(日本で言う二階)は、結構高い。脚立では届かない。
やっぱり、生徒さんの旦那さんに、神父さんの家と思われるところをピンポンしてもらうか、近くの人に声をかけて教会関係の知り合いがいないか聞くしかない。
旦那さんは仕事から帰ってきたばかりで、完全くつろぎモード。でも、着替えて出てきてくれるという。
とりあえず、叫び続ける私たち。
「閉じこめられちゃってま〜す!」
人が来た!
若い男性が2人。
なぜか、「シニョーラ、もうすぐ来ますから」って言ってる。(バールと集会所の管理をしているシニョーラのこと。)
待つこと5分。シニョーラがやってきた。
「ごめんなさいね〜」って。
完全に忘れて閉めてっちゃったらしい。
でも、私たちの後、21時くらいからはZumbaのクラスをやっていると聞いてたから、Zumbaに来た人たちは入れなくて困っただろうに。
いずれにせよ、そのバールの常連らしき若者に助けられた。
(というか、シニョーラ、今日は特別に20時からバールを再度開けるような雰囲気で来たけど、、、。その若者2人もバールに入ってきて、どデカスクリーンに早速テレビをつけて音楽をガンガンにかけはじめたし。鍵を開けて私たちを外に出すだけならばいらないでしょ、これ。)
前にヨガクラスをしていたところでも、中庭から外に出る門を閉められて出れなかったことがある。
このときは、管理している人の自宅番号を知っていたからすぐに来て開けてもらえたし、こんなに寒い時期ではなかった(今なら、0度前後)。
それ以後、毎回毎回、「あそこを開けておくからね」と私たちが来るたびにお互い確認するようになっていた。
今回閉じこめられたのは室内。いざとなれば、暖房を使って次の対策がとれる。
よかった、0度の中、放り出されなくって。
帰ってきて、相方が言うには、車が止まったのはうちだけではなく、大家さんちの家族の車も動かなくなったとか。
寒さのせいだろうと言っているけど、もっと寒かった去年は動いてた。
今後、冬にこういう車の問題が起きるかもしれないってこと、頭に入れておかねば。
ふぅ。
こんなことがあって、帰ってきてからもやることてんこ盛りで少し焦り気味。落ち着かない。
落ち着け、私。
金曜日(明日)は別のところでヨガを教えている。ここは自分で鍵を持っているから閉じこめられるってことはない。
ただし、雪予報が出ているらしいんだよね〜。
どうか、何事も起きませんように。
明日は別の日、大丈夫、大丈夫、と唱えながら寝ることにしよ。
Totoさん、おはようございます。イタリアではたてつけが悪かったり、デザイン重視で使い方が不透明だったりして、閉めたドアがなかなか開かずに困ることはわたしもあるのですが、外から鍵で、忘れたからと閉められてしまうなんて、それは大変でしたね。何とか連絡がついて、本当によかった。遠くから来ている方もいたでしょうに。
ReplyDelete冬は車の調子が悪くなることも多いし、連絡するべき人の電話番号がわからないということもありがちですが、こういうことが一気に重なるなんて!! これからは、運が上向きするしかないですよ、きっと。雪や凍結は、この寒さや天気予報からすると、イタリア各地で起こりそうではありますが。
なおこさん、ありがとうございます。
Deleteなんと、なおこさんのコメントを読んで「よーし、運は上向きになる!」と思ったら、曇っていた空がさーっと晴れたんですよ! ふわっと気分も上がりました!
車の問題はおそらくバッテリーなのですが、近所の友達が自宅で車のバッテリーに充電できる機材とやらを持っていて、車同士でバッテリーをやりとりする必要もなさそうです。(互いの車が調子悪くなったら困りますしね。)
私が住んでいるところは全く坂がない平坦なところで雪は少ない方なのですが、凍結には注意です。ペルージャはもう雪が降ったようですね。暖かくして過ごしてくださいね。
上の方は寒いからねー。私はバッテリー本体とケーブルを夜ごと
ReplyDelete外していたわよ。寒いと漏電しちゃうんだって。この方法を
スコットランド人に教わった後は、問題なく働いてくれてた。
385さん、返事するのに1カ月も置いてしまった〜。
Deleteバッテリー本体、全部外すんだ! 知らなかった! ちなみに、うちは先日バッテリーを交換したって言ってました。私がイタリアに戻る前に対応してもらっといて良かった。