Wednesday 5 October 2011

まずは心がけることから

掃除、嫌いです。

のっけから、何を、、、。

でも、とにかく、掃除が苦手なの。

相方も掃除が苦手。私も苦手。誰が掃除するんじゃい?

ネコ。
だったらいいよな〜。
ネコの手を借りて掃除したいところだけど、トイレの砂を散らかす散らかし派。

掃除するのは私。相方は家にいるけどきちんと仕事してるから。

掃除が苦手な割には、たまに家の汚さにキレる自分がいる。
キレ度が高くて相方にアピールしまくる(=当たり散らす)ときには、相方も慌てて掃除しだす。
奥さん、キレるとわけわかんないから。

でも、そんな負のエネルギーのぶつけ先が相方では申し訳ないので、冷静なときに考えた。
掃除は心がけなのである。(一丁前に言い切ってみた。)

そして心がけること約2ヶ月ちょっと。
私も成長しましたよ、マジで。
前より掃除するようになったもん。

じゃ、2ヶ月以上前はどうだったのかっつーと、超イヤイヤ掃除してたかも。惰性で。
汚いまま放っておいた自分への怒りと、なぜ自分だけが掃除しているのかという不満と、なんでこんなややこしい掃除なのかってわけのわからなさと、ごちゃまぜ。
もちろん、室内も靴であがる家。自分は室内履きに履き替えて、相方も履き替えるようにしつけたとしても、お客さんだけは止められない。最初のうちは良かったけど、気がついてみると超汚れた家。
さらに、イタリアの水道水は石灰質が多くて、シンクや洗面台はそこらじゅうにカサカサと「こびりついてんな〜」と思わせるものがすぐに付く。
もっとさらに言えば、うちの床、食事するところ(兼私の作業場)からトイレまで、床が白い。汚れが目立つのだよ。寝るとき以外、この、人の出入りが多く、汚れが目立ちやすい部屋で過ごしているから、他のイライラと重なって汚れが気になり出しちゃったら、キレる相手は相方しかない!とばかりに、、、あぁ、かわいそうな相方。相方にキレなくても掃除を手伝ってもらうことはできるだろうに。

今では掃除に対する姿勢が変わったかも。
「やりはじめないとやる気はでない。」
こちら、脳の研究をしている薬学博士の池谷裕二さんの言葉。
かなり前に『ほぼ日』で見かけて、「う〜ん、とてもいい言葉だ」なんてうなずいてたものの、実際に(特に嫌なことは)”やりはじめないとやる気が出ない”わけで、なあなあになってしまってた。ここ最近、もうちょっと気合いを入れてこの言葉を念頭において行動してみた。

できるじゃ〜ん。私♪

イタリアの家ってなぜかどこもピカピカ。
お掃除大好きママが多いのかと思うのだけど、お掃除など家の用事をしてくれる人(掃除、アイロン、時には洗濯も)を雇っているケースが多いのも理由のひとつ。
高齢で掃除が大変、共働きで時間がない、などの理由で家の用事をしてくれる人を雇う家は多いと思う。(”裕福”という理由もあるけど。)
週に1〜3度ほどそういう人が来てくれてれば、家もピカピカなわけだ。

うちはお掃除してくれる人を雇えるような状況ではないので、他の家ほどピカピカではないけれど、自分にやる気が出たこと、綺麗にしておくことで自分の気持ちも変わること、この結果には満足してる。

そして今週から、もうちょっとマメに掃除のクセをつけようと考えて、風水を取り入れることにした。
曜日によって掃除場所を決めるのだ。
月曜は玄関周り、火曜は火の周り(キッチン)、水曜は水周り、木曜は仕事部屋、寝室やリビング、金曜は鏡や窓(あ、窓拭きなんてしたことないかも、、、)、土曜は庭(庭はない)、日曜は心のお掃除、だそうだ。(全部、ネットで調べた。)
ここまでマメに毎日掃除しなければいけないなんて決めてしまうと絶対続かないので、まずは心がけから。
風でも水でも何でも循環させるようにして、環境デトックスしながら生活しようと心がけて、運気を呼び寄せようっていうわけ。がんばる。

実際に汚いより綺麗な方が心地いいもんね。

ところで、こちらの掃除は、日本の一般家庭の掃除(埃を落として掃除機かけるとか)にプラスして”モップかけ”っつーもんがある。基本的に、床は木かタイル。木の床はモップかけする回数も少ない(学校が木の床だった人、ワックス掛けは年に数回だったでしょ)けど、床は週1くらいでモップかけしないと汚い。
これがあまりにも面倒で掃除から遠のいてたわけ。
最近ではモップかけもさっさと終わらせられるようになった。 やっぱ、慣れだよ、慣れ。

慣れと心がけ、嫌なことを習慣づけするにはこの二つが一番だね。

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