Saturday, 2 April 2016

健康保険証、その後

あっという間に滞在許可証の更新を終えて数ヶ月が経ちました。(その間、何もブログ更新してない。)

滞在許可証の更新とともに、健康保険証(Tessera Sanitaria)の更新手続きを行い、仮のカードを受け取って過ごすこと数ヶ月。(経緯はこちら。)

医療系のネット化も進み、今では公立病院の検査予約や診察予約をネットでほぼできます。(以前は、コールセンターに電話するか、病院に直接赴いて予約。このシステムは今でも健在。)
検査結果も、診察記録も、ネットで見れます。画像の記録がない検査結果などは、ネットからダウンロードして印刷しとけば、病院に検査結果を受け取りに行く必要もありません。

先日、血液検査を受けて、結果が出たとSMSで連絡が届き、いざネットからアクセスしようとしたら、、、できない(最終的には自分の間違いだったのですが)。
よくよくアクセスに必要なコードが書いてある健康保険証を見ると、期限が切れてる。
そうだった。仮でもらっていた健康保険証は3月末前に切れてたのだ。

私は持病の定期検診があるので、年に2度は検査と診察がやってきます。先日の血液検査を元に、別の検査も受けなければならないし、診察ももうすぐ。
期限が切れていても保険証は使えるとわかっていつつも、切れてるものは「切れました」と手続きしに行かなければならない。
すぐにこういう手続きを行うところ、ASLに行ってきました。(申請する場所が近くて良かった!)

手続きは「新しい保険証が届かないんですけど、、、」って行くだけなので、簡単なもの。
「あと2ヶ月以内には届くはずです」と言われました。

なぜ届かなかったのか。
おそらく、滞在許可証を申請したときにもらう「半券」というもの(申請中であることを示すもの)で保険証更新の手続きして、滞在許可証原本を受け取ってから、それを提示していなかったからではないのかと思われます。
手続きには滞在許可証原本を持っていっていたので、提出するとコピーを取ってました。

いや、それともただの手続きの不備か? このあたりは謎ですね。

結局のところ、ネットから自分の検査結果を見るためのページにログインできなかった原因もわかりました。
古い保険証と仮の保険証のコードが違うんです、、、。古い保険証でネットの登録をしてるから、仮の保険証ではアクセスできなかった。私がアクセスするために参照した保険証を間違えたわけです。なるほど〜。だけど、ややこしいわいっ。

そして現在。私は仮の保険証を期限が切れたままで使い続けてます。
今日も別の検査を受けに行きましたが、検査予約自体はきちんとできているので、保険証を提示せずとも問題ありません。来週も別の検査があり、その後にも診察が二つあります。予約してあるし、問題になる心配もしてません。

でもねぇ、、、。早く欲しいなぁ、期限がきちんとした保険証。

Saturday, 7 November 2015

受け取りました! 滞在証!

何だかんだとぼやいていた滞在許可証の更新、受け取りがようやく全部終わりました!
今朝、めでたく滞在証を受け取って参りました!

先週は、金曜の夜に翌日の朝にクエストゥーラに行くことをメモ書きにして机の上に置いておいたのですが、寝ている間に相方が、新聞を広げるためにそこにあったものを適当に移動してしまい、朝にはすっかり忘れてしまってました。
昼になって思い出し、「しまった!」と思って、車で出かけている相方にSMSを送って「クエストゥーラの前を通って私の名前があるか見てきてーーー!」と頼んだところ、SMSを受け取る直前に相方も同じことを思い出していたようで、ちょうどクエストゥーラに向かっているところでした。でも相方が到着したときには既に閉まっていて間に合いませんでした。あぁ、忘れるなんて。

今朝は忘れずに行ってきました!
相変わらず、プライバシーもへったくれもなく、クエストゥーラの外壁に貼り出してある滞在証ができあがっている人の名前リストに自分の名前を見つけて、窓口に行って受け取ってきました。
「名前が外にありました」と半券を提出して伝えると、「おおお、ツイてるねー!」と言う担当者(今朝は違う人でした)。指紋をとるのかなと思いきや、これはなかったです。受け取りのサインと、滞在証原本にサイン。以上。

受け取った滞在証はここ1、2年で変わったと聞いた、横型のA5サイズ。身分証明書(Carta d'Identità)も大きいイタリアですが、これよりも大きいです。身分証明書サイズだったら半分に折ってお財布に入ったのになー。
A5サイズの下には点線で切り取った後が。多分、実際はA4サイズで、下半分は発行元の控えにでもなってるのかもしれないと思います。

そして、待ってました、ILLIMITATA(無期限)です!
パスポートの期限も入っていません。写真の更新の必要性など、何の説明もなかったです。サインして「以上です!」と。
手続きから約1ヶ月ですね。(先週にも受け取れていたかもしれないし。)

これでシェンゲン条約国を通って日本に帰れるので、どの飛行機でも選び放題!なのですが、、、相方の胆石の手術がまだ決まってません。
今週病院から連絡があって「やった、手術だ!」と思いきや、術前検査のお呼び出しでした。この術前検査の後、実際の手術は今月中にできるかもしれないし、来年になるかもしれないと。術前検査まではたどりついたので、あと少しと前向きに見てます!

Tuesday, 27 October 2015

今年はいきなり濃い!



昨日、16:54の写真です。(薬局の時間は意図して写したんじゃなくて、偶然ね)
霧が、、、霧が濃い! まだ10月末。しかも日中。雨なわけでもなく、日中は日差しが(霧を通して)射すこともある曇り気味の日でした。

私がイタリアに来る前はこんなこともよくあったようで、自分の腕を前に突き出して、手の指がおぼろげにしか見えないなんてこともあったと聞いてますが、この時間にこれほど濃い霧になっているのは久しぶりとのこと。
出かける前は、西に面した窓がある相方の部屋からは、夕焼けが霧を透かして見えてとても幻想的だったとのこと。出かけたときには雲に隠れてました。残念。写真も一応西に向かって撮ってます。(小さなスマホなので、少し暗めに写ってると思います。)

私が住んでいるあたりは霧が出やすい地方。イタリアで霧が出ないところってどのあたりなんでしょ。もう少し南に行けば軽減されるのかな。

嫌な季節です。夜の車の運転がかなり怖いし(昨日のような霧では日中の街中でも怖い)、とにかくグレーの空が気分を落ち込ませます。家で楽しめることをもっと開発しなくちゃね。
今日は夜に運転して出かけなければいけないところだけど、昨日と似たような天気なので、相方に送り迎えを頼むことにしました。

そうそう、待ち状態の滞在証ですが、先週はできているかどうか確認しに行くことを忘れました。あはは、大切なものなのに忘れちゃうなんて。
私がいる管轄地域は、毎週土曜の午前中のみ、クエストゥーラの外壁に、プライバシーもへったくれもなく、滞在許可証ができている人の姓名が貼り出されます。
先々週は私の名前はありませんでした。今週の土曜あたり、できてるといいなー。

先日、他のシェンゲン国から来た友人に、私が今現在は他のシェンゲン国に行けないことを話すと、「そんなん大丈夫だよ! 空港でね、僕の友達だって言うんだよ!」
おまえは王様かーーーーっ!
シェンゲン国の人たちにとっては、入国審査も何もないはずと思っている空港でなぜ旅行を拒否されるのかわからないようで、説明には一手間かかります。
早く滞在証が出てくるといいなー。
日本里帰りフライトを予約したいところだけど、滞在証ができたところで、相方の胆石の手術が終わっていないので、まだ動けないままでしょう。どっちも早く終わってくれないかなー。

Friday, 9 October 2015

保健証、届きましたけど、、、やっぱり不可解なイタリア

昨日、期限切れ後の更新をしていた保健証(Tessera Sanitaria)が郵便で届きました。
もちろん、ポストにぽとん、です、はい。ちなみにうちのポストは通り掛かりの人が覗ける位置にあります。

無事に届いて、中身は青。そう、新しい色の保健証。
「おおおーーー」と驚きと喜びの混じる歓声を相方と二人であげて、その後、相方はそのまま外出。
ひとりでじっくり新しいカードを見ていると、、、。

有効期限:2016年3月27日。

はて? 半年切ってる?
この日付、手続きをするASLというオフィスで、旧保健証カードと一緒にもらった「更新中」の旨が書かれた紙の日付と同じ。

同封されているレターを見てみると、

Alla scadenza, se saranno confermate le condizioni per l'assistenza sanitaria, Le verrà inviata una nuova tessera; ....省略

と記載されている。

要するに、上記の期限までには保健関連の条件などの確認をとり、(また)新しいカードをお届けします、と。

は?

この"仮"で届いたらしい保健証は、確かにチップが入っていない。それなら、ASLでもらった紙と旧保健証カードで事足りるんだけど、、、。半年も使わないカードなんていらんわい!

実際、プラスチックのカード一枚発行するくらい、あちこちのお店でポイントカードを簡単に発行できるところを見ると、ごくごく簡単なことなんだろうと思う。でも、これ、税金から出ているわけでしょ。経費削れるやん、これ、、、。
利点があるとしたら、ASLでもらった紙はイタリア語記載。でも保健証は他のEU国でも有効なので、期限切れのカードとイタリア語の手紙では問題が出るから、、、? そんなに行かないけどさ、イタリア以外。(実際、私の場合、現在は滞在証更新中でEU国ほぼ行けないし。)

この仮カードを発行するくらいなら、なぜ家族ビザにプラスチックのちっさいカードを発行しない?
滞在許可証のカードタイプを見たことないからわからないのですが、やっぱり、チップがついてるのかしら。

いちいちツッコミどころが満載で、不満には事欠きません。


Thursday, 1 October 2015

でけたのだ。滞在許可証更新

なんだかんだとありつつも、滞在許可証の更新が済み、申請中の証、半券とやらを手にできました。
その間、1日分、許可証なしの滞在でした。だって、手続きする側がいいって言うんだもん。いいのよ。

前述した書類を持って、いざクエストゥーラへ。
もう顔を覚えられてるので、書類を出すと「はい、はい」といった感じで担当者が「5分でやっちゃいますからねー」と。
え? 5分で許可証ができちゃうの?

許可証自体ができるわきゃありません。当然ながら。
でも、5分とかからず手続き終了。
いや、担当者との世間話を入れたら5分かかったかな。
無事、期限の切れた滞在許可証に半券をホッチキス止めして「毎週土曜日に外の掲示板に許可証ができた人の名前が貼り出されるから見に来てね。名前があったら半券を持って窓口に来てね」と。

上記はうちの近所のクエストゥーラのやり方。土曜日には、名前のリストがクエストゥーラの外壁、プライバシーもへったくれもない状態で貼り出されるのだ。5年前の申請時と変わらない。(変えたほうがいいんじゃないの?)

あっさりと終了。あとは待つだけとなりました。
1ヶ月以内にはできるでしょうと言われてます。
年末には帰国したいなーと思ってますが、いまいち飛行機を予約する勢いが出ません。
シェンゲン条約国を通らないフライトを取ればいいだけの話だけど、羽田発着の楽さを味わってしまった今、神奈川県民、成田発着を選ぶ気が起きません。
それに、シェンゲン条約国を通るフライトの中には、預け入れ荷物の重量が倍近くになるフライトもあるので、そちらの方を選びたい。
そんなわけで、帰国計画保留中です。

クエストゥーラを出たその足で、健康保険証(テッセラ・サニタリア)の更新手続きへ。
進化してるのかしてないのかよくわからないこういうオフィス。
順番待ちの番号を出す機械が、スーパーのハム・チーズ売り場とか、魚売り場のところにある紙っきれの番号と同じものだったのが、タッチスクリーンのついた小型の機械に変わってました。
でも、、、。
入り口にない。
待合室の一番奥にありました。わからんっちゅーの。小さい機械だし。
番号を取ってから10人ほど待っている間、待合の一番端に座っていたので、数名の人から「番号を取る機械は、、、?」と聞かれました。何で入り口に設置しなかったんだろうか。(100%、小さい機械のための電源を取れるところがなかったからかと。)
さらには、待合室のイスに座ると、呼び出される番号を表示するスクリーンが、その前にあるコーヒーなどの自動販売機の陰に隠れて見えない。あぁ、なんて残念なIT化。IT化ばかりが優先されて、人間の動きが考慮されてない。かろうじて自動販売機の上に、一番上の呼び出し番号だけが見えるくらい。

こういう文句を言いつつ、自分の順番が来て、期限が切れた健康保険証を更新。
これは、現在の健康保険証と、クエストゥーラでもらった半券をホッチキス止めした滞在許可証を見せて手続き。
半券のコピーをとらないといけないかなと思ったけど、クエストゥーラからその足で行ったので、言われたら取りに行こうと思ってチャレンジ。オフィスの人がコピーしてくれたので問題なくできました。

申請中の旨を書かれた紙を1枚渡され「半年以内に新しいカードが届くはずです。届かなかったらまた来てください」と。
半年もかかるんかい!
半年というのは、余裕をもって半年ということであって、それまでに届くとは思いますが、郵便で届くので、これも半年過ぎてもおかしくないかもしれない、、、と不安がよぎります。前回は郵便で届いても、ポストに投函されるだけで、手渡しではなかったです。個人情報たっぷり入ってると思うんだけどなぁ。

いずれにせよ、今は、じっと待つ子です。

いろいろとアドバイスをいただいた皆さま、ありがとうございました!

Friday, 25 September 2015

またしてもずっこけ、でも前進 滞在許可更新

私の初回の滞在許可証、今週末で期限が切れます。
60日前から更新手続きを受け付けているはずのところ、夏休みを挟むからちょっと早いけどお役所関係が手薄になる前に情報だけでももらいに行こうと思い立ってクエストゥーラに赴いたのは2ヶ月ちょっと前。そこで「そんなに早く手続きできないわよ」と意外な情報を得て、ぎりぎりの今日、書類をそろえて行ってきました。

夏休み最終日とか、新学期が始まってから提出期限直前まで宿題が終わらない子供のように、当日の朝まであれやこれやと騒ぐ私たち。
今朝もクエストゥーラに行く直前にコムーネに行き、さらにコメルチャリスタに行って書類をそろえ、その足でクエストゥーラに向かいました。きっちりと前もってそろえる人は額に筋をたてて「ありえない!」と声が上がりそうですが、、、。証明写真は昨日のうちに撮っときましたよ!(当然のこと?)

ま、クエストゥーラで言われたことは、、、。
「ほら、あなたの許可証の期限、明後日でしょ。今日の日付で行っても何もできないのよ。」

ガーン。

まだなの? そうなの? でも私、(期限が切れても)イタリアにいていいってことよね?

通常は60日前から手続きできるって聞いてますが、、、とつぶやくと、「それはね、この許可証の前に別の許可証を持っていた人の場合。あなたはこれ(週末で期限が切れるもの)が初回の許可証でしょ」と。

なんだそりゃ? 何か手続きの違いでも? 問い詰めても仕方ないので問い詰めないし、言われたように手続きするしか道がない。あぁ、イタリア。

それでも、手続きの予約をとってくれました。というわけで、来週、またその予約の日に行くことに。

用意した書類だけは合っているかチェックしてくれたので、提出予定の書類をリストします。
・現在の滞在許可証原本とそのコピー(私の許可証のタイトルは、Permesso di soggiorno per stranieriで、滞在理由はMotivi Familiari)
・申請用の紙(使い古しのコピー、コピーで、こんな気軽な書類かい?と思わせるような、コピー機の埃とか、そんなもんまでコピーに写ってます。タイトルはCarta di soggiorno per familiare extracomunitario di cittadino dell'Unione Europea/cittadino Italiano (artt2,3 e 10 D.L.vo 30/2007))
・申請者本人のパスポート原本とその全ページコピー(全ページ必要かわかりませんが、用意してあります)
・配偶者のCarta d'Identitàのコピー(表、裏ともに)
・住居証明(Certificato di residenza、イタリア市民の家族として申請する場合に必要。もしくは別の書類の名前も書いてありますが、私は住居証明で。コムーネで今朝取得。印紙に16ユーロと、コムーネの手数料に0.52ユーロかかりました。実際に提出するのは、このコピーでいいと言われました。「原本は他に必要なときに使えるでしょ?」って。)
・配偶者の昨年の所得を証明するもの(今朝、コメルチャリスタからもらってきました。)
・証明写真4枚(近所のスピード写真で5ユーロ)
追記:上記の住居証明に使った印紙16ユーロとは別に、滞在証手続き用の印紙代16ユーロがかかります。タバッカイオなどで購入して用意しておきます。

以上。
私の所得の証明も念のためもらってありますが、クエストゥーラの担当者は「いらないと思うけど、実際の手続きをするときに内容を見ましょう」ということ。私の分を提出するかは未定です。

昨日の夜、更新時の情報を残されている方のブログを探してざざっと目を通したけれど、なーんとなく私が住んでいるエリアでは手続き書類の数が少ないような、、、。それに、申請書自体も明らかに「申請書です!」みたいなものではなく、埃まで写ってるようなコピー一枚って、、、。ここに記入する内容も、氏名、出生地、誕生日、国籍、性別、現住所、電話番号、税金の番号(Codice Fiscale)、滞在申請の理由(私の場合は、イタリア在住のEU市民の配偶者)のみ。そして、この(きったない)紙に直接印紙(16ユーロ)が貼られるらしい。印紙はクエストゥーラの担当者が貼るから貼ってこないでね、と言われてます。ということは、他の方がブログに書いているような申請書らしい申請書にクエストゥーラの人が書き換えて、そちらに印紙を貼ってくれるのかな。いや、そんな面倒だし、間違えられたら怖い。

そうそう、私のところのクエストゥーラでは、滞在申請の理由が「家族」(Motivi familiari)の場合に発行される紙の許可証か、労働ビザや学生ビザなどの場合に発行されるものと同じカードタイプか選べると提示されましたが、、、。
予算なし、です。はい。紙にします。
カードタイプの場合、200ユーロと、カード発行代の27,50ユーロがかかると言われました。さらに、イタリア語のテストを受けなければいけない(EUで認められている試験の一定のレベルをパスしている人は受験の必要なし)とのこと。面倒です、正直。それに以前にアドバイスをくださったなおこさん(いつも適切なアドバイスをありがとうございます!)の懸念、カードタイプにかかる200ユーロは滞在申請理由が家族の場合にはかからないはずでは?ということに同意です(ごめんなさい、クエストゥーラに確認はしてません)。これを把握していない(かもしれない)クエストゥーラからの情報に合わせて200ユーロも払えません。
他にもカードタイプで申請しようとした方のブログも読み、本当にカードが発行されるのか不安なので、確実路線で割安の紙に。
だいたい、EUが制定している内容に沿わずいつまでも各地で異なるあやふやな手続きを続けているこの国の制度こそ、見直しと発展が必要でしょうと私は思います。

来週の手続き後、即、その足でASL(保健関連の手続きをする事務所)に行って、保険証の更新もしてきます。現在の滞在許可証の期限切れとともに保険証の期限も切れるということ、昨日の夜になって思い出しました(皆さんのブログのおかげです!)。
再来週早々、10月は通院を3件予約してあるので、これ必須。今や病院も保険証についているバーコードで予約管理が整ってきたのですが、更新してカードが届くまで一時的に「更新中」を証明する紙っぺら1枚になる私。紙っぺらに代わりになるバーコードついてんのかしら、、、。
この更新後、保険証も州ごとに発行されるもの(ロンバルディアは薄い黄色)ではなく、数年前に国共通になったブルーが届くはず。いまだに私の周りでこのブルーを持っている人を見たことがありません。黄色が届いたら、やり場のない怒りで家で暴れそう。

おっと、忘れてはいけないのは、いつ滞在証ができあがるのか。
全部かかっても1ヶ月くらい、らしいです。滞在理由が「家族」で申請する人が今時期少ないとのことで、割りと早くできるだろうとの見解です。(紙の滞在証は早いってことか?)

来週、以上の書類をもって手続き行ってきまーす!

Friday, 14 August 2015

怒! イタリアの医療(というか、近所の病院)

この136年ぶりの猛暑がいよいよ終わりを告げているような雲行きになってきました、イタリア。
こんな暑い中、相方は6月頃より腹部の奇妙な痛みに苦しんでました。いや、今も。
7月半ばに、腹部エコー検査で胆石と診断されたので、さっさと取ってしまおうと、手術の申し込みまでしてました。(公立の病院に)

エコー検査と同時に胃カメラの指示が出ていたので、エコー検査で胆石とわかった今、受ける必要は本当はないのではないかと思ったけど、とりあえず受けておこうということに。受けた結果、胆石があるから胆汁がきちんと流れていないとの疑いが出て、胃カメラの最中に組織検査用のサンプルをとられました。明らかに胃の内部に炎症があり、現在進行中なのか調べる意味もあっての組織検査です。

そして、
怒り・その1
組織検査の結果が検査後約10日で出ると言われていたので、検査後11日目の今朝、結果の受け取りと組織検査の支払いで病院に行ったのですが、、、受付に届いていない。
受付のおばちゃんが言うには「通常は10日くらいで届くんですよ。でもね、今、ほとんどの医師が休暇中だから、、、」と。
いや、病気に休暇はないんだが、、、。乾いた苦笑いするしかないよ、はははー。
受付のおばちゃんに文句を言っても仕方がないから怒りのぶつけどころがない。

そして外科外来。
外科外来は胆石とわかったときにホームドクターが出した指示で、この予約をとるときにもちょっとしたトラブルがあり、予約手続をしてくれた窓口の人には「システムが反応しないから」と流されました。反応しないものはしないのだから仕方ないでしょう。でも数日後にはきちんと予約が取れたと連絡が来ました。
そして当日行ってみると、私には理由がよくわからなかったのですが、実はこの予約は間違っていたということがわかりました。運良くも、たまたまいた医師が診てくれることになり、意外にもスムースに診察室に呼ばれたので、無駄足にならず、ほっ。
外科外来の担当医師は(珍しく)患者の話にきちんと耳を傾け、わかりやすく説明してくれ、最後には今後の治療の選択肢をきちんとした予後の説明つきで提示してくれました。こんな医師に出会えただけでも超ラッキー! 手術を希望して申し込み書を書いてもらいました。痛みが頻繁にあるからできるだけ早く手術できるように優先度の高い指示書を書きますからと嬉しいお言葉つきで書いてもらった書類を入院受付に提出。医師からは、優先度は高いとは言え最大60日は待つことにはなりますよと言われていたので、そんなもんだろうと思ってました。

そして、
怒り・その2
外科外来の担当医師が、患者が外来に来たときに患者から受け取らなければならない紙(ホームドクターの処方指示の紙)を受け取りわすれたので電話があり、今朝、その紙を届けるためにも病院へ行って総合受付のようなところに提出。
提出したことを外科外来に伝えるために先ほど相方が電話をかけ、ついでに手術の予約状況を聞くと、、、。
「最大60日の待ち日数と言われたならば、通常は120日かそれ以上ですから」と。

はい?

何のための待ち日数の伝達なわけ? 60日は気休め?

こんなときイタリア人含め、冗談のようにも、あきらめのようにも聴こえるように大概の人が言う。「イタリアだからさ。」
イタリアだったらいいわけ? それ言えば、誰もが納得しなきゃいけないわけ?
理不尽だよ、本当に。

医療機関で働く人も人間だから、休暇くらいはとりますよ、当然です。
でも、この時期以外ならば通常通りに出てくる検査結果に滞りが出るようなシフトを組むわけ? だったら、検査結果が出るまでの日数をこの時期は長く連絡してくれればいいのに。

怒りのぶつけどころがないだけに、何だか苛立ちが収まらない。
こうやって溜まっていくのね、小さなストレス。