Friday 30 November 2012

運転免許手続、やっと一安心。でも、不思議なことが起きました。

一昨日のリベンジ
今朝、ホームドクターのところに行ってきました。
11時〜13時までという、微妙な診察時間に「なめとんな〜」と相方と愚痴りながら10分前に行くと、私の前に10人ほど。
今日の午後は他の街でヨガクラスをしているので出かけなければいけないし、午前中に全部済ませてACI(Automobile Club Italia)に提出したいところ。
早く進んでくれ〜と待った。

で、待ってる間に気付いたんだけど、診療時間が10時から13時に変更されてた。
なぬっ! いつからっ? 先日は気付かなかった。
こんなことなら早く来れば良かった。

でも意外とスイスイと進んで、私の順番が来た。
必要な書類にサインをもらい、終わったのが11:40。
大概、こういう書類を作ってもらうとお金をとられるところだけど、なななんと、無料でやってくれた!

必要だった他のことを先生と話して、すぐにACIへ向かった。

ACIでは、先日の気の利く女性が出てきて書類を全部チェックしてくれ、免許につきものの目の検査などを含む健康診断のための予約をしてくれた。ここはACIに週に3回医師が来るらしく、一番近い日、月曜で予約が取れた。

ここで、不思議なこと発生。
これが後々変なことにならないといいんだけど。

通常、ヨーロッパ(多分EU)は二重に免許を所持することが禁止されているので、日本の免許から書き換えるならば、イタリアの陸運局が日本の免許を持っていくことになる。(これは日本の警察から聞きました。)
日本の警察からこの話を聞くまでは、みなさん口を揃えて「イタリアに免許を持ってかれちゃうんだよね〜」と言っていたので、単にイタリア陸運局がわざわざ免許を返却する手続きをしてくれないだけかと思ってた。
日本大使館を通じて免許が戻ってきたなんて話もちらほらと聞くけれど。
そういうわけで、日本の警察の話を聞いた以上、持ってかれても仕方ないのだと割り切ってました。(その後、日本に帰ったときに理由を話して再発行してもらえるとも聞くし。)

でも、、、。

あっさりと日本の免許を返された!(コピーを取っただけで)

え? いいのっ? やたっ!

これは、本当にいいのかなぁと不安だけど、言われたら渡せばいいかなと。
言われなかったら持ってればいいし。

とにかく、書類を提出したから一安心!
来週、健康診断に行く時に、手数料160.66ユーロを払って、あとは待つだけ。(のはず)

動き出しは超にぶい進み方だったけど、波に乗ればトントントン。
免許を持っていかれなかったこと、変なことになりませんように。


うちの眠り猫。ひたすら食べて、寝る。

Thursday 29 November 2012

県庁行ってきました。全部一歩前進な感じでいいぞ

今日は寝ている相方を横目に(完全に夜型な相方)、県庁のあるクレモナまで行ってきました。




電車で約50分。各地に被害を出している大雨が、今朝はまさに嵐の後と言わんばかりに晴れて、傘をささずに用事が済んだのでよかった。
(家の近所に被害は出ていませんが、イタリア各地で起きている大雨の被害をニュースで目にします。該当エリアの方、お見舞い申し上げます。まだ風が強いようです。お気をつけください。)

考えてみると1年以上来てなかった。
天気がいいし、ということで、ドゥオモ広場で写真を一枚。広角レンズをつけていなかったので、塔は入ったけどドゥオモが切れているという中途半端な写真に。ま、いっか。

県庁の手続き、領事館で作成してもらった書類に「イタリアでも公式に使用してよい」という許可を与えるハンコをもらうことです。
所要時間、3分。す、す、すすすすすごいっ。
速い! やっぱ、迅速サービスがいいでしょ、ね。

外の入り口では守衛さんがいちいち何をしに来たのか聞いてどこに行けばいいか教えてくれて、緒手続きするための部屋が並んだところに行くと、扉を開けて一番に出会った人が「何かご用ですか?」と立ち止まってくれる。
「○番の部屋に行ってください」と教えてくれた。
な、な、なーーーんとスムースな運び! この時点で、既に有頂天気味の私。

部屋に行くと、妙におばさんぽいおじさんが「すぐにやってあげますよぉ♪」ってな具合に、自分のしていた作業の手を止めてやってくれた。

結婚のとき、同じ手続きをしてもらいに来たときも、この調子で事が進んだように思う。
他にも並んでいる人がいたので待ったけど、今回は待っている人もいなくて速かった。

窓口が午前中しか開いていないので、早めに出てきていた。
残りの時間はぶーらぶらするんだよぅ。

子供用の本ばかり扱っている本屋さんがあるので、従兄の子供にあげるプレゼントを買おうと思っていた。この用事も完了。

さらにぶーらぶらしていて、ショーウィンドウでかわいい眼鏡ケースを発見。
眼鏡ケースだけってわざわざ買わないものかもしれないけど(私は1度買ったことある。で、使ってる。でも、眼鏡自体はほとんど使ってない)、かわいいのでプレゼント用に購入。

年末のギフト選びもこれで何個か終わったのだ。

やっぱ、自分の住んでる街をちょっと出て、普段見ないところを見ると楽しいなぁ。
(どんだけ老化が進みそうな生活をしてるんだかっ)

昼過ぎに帰ってきて、今若干曇り気味なような、陽射しがあるような微妙な天気。
晴れているときに行けて良かった!

°°°°°°°°°°°°°°°°°°°°
ということで、免許書き換え手続き、以下が終了。
・写真(スピード写真で5ユーロ)
・領事館で日本免許の翻訳+「この書類に間違いありません」的な書類(39.50ユーロ、2012年11月現在)
・領事館の書類に県庁で「イタリアで正式書類として認めます」というハンコ(印紙代に14.62ユーロ)


Wednesday 28 November 2012

免許手続きってやっぱり前途多難。手続き困難な要素はそこらじゅうに。

ようやく時間ができた!とばかりに、昨日、ACI(Automobile Club Italia)に行ってきました。
言われた書類は全部揃ってるはず。

言われた書類は全部揃っていた、、、。

が、、、しかし、、、。

「領事館の書類に県庁のハンコがないですね」と言われ却下。

なぬ〜! 最初に聞いたときに、「その手続きもぜーんぶ、ぜんぶ、うちがやるから大丈夫♡」と言ったじゃーん。

昨日は前に聴いた人と違う人と話したけど、昨日の人は「あと、お医者さんに書類を書いてきてもらうことになるから、先に用紙だけ渡して置きますね」って。

(めずらしく)気が利くじゃーん。

というわけで、気が利く人と話したものの、あっさり却下されて、
・県庁に行って日本領事館が作った書類にハンコを捺してもらうこと(正式書類という証明)
・自分のホームドクターに書類を記入してもらう

というところから出直し。

で。
今日は天気と疲れで県庁行きはすぐに挫折。遠いんだよね、県庁。
でも、さっさと進めたいので、夕方ホームドクターのところに行ってきました。

今日の診察は17時から19時。行って見ると、待ち合いには私の前に6人ほど。後から人が入ってきて合計10人ほどに。

17:00。
待てど暮らせど、ドクターが来ない。

17:05。
ひとりのおっさんが出ていく。どこかに電話している様子。

17:10。
だんだんとみんながわさわさしだした。「今日、ドクター来るか知ってる?」「いつもは時間通りなのに」「ドクターがいないのにオフィスだけ鍵が開いているっておかしい。」

さっき出ていって戻ってきたおっさんが、「電話してみたけど留守電になって出ない」という。

あーでもない、こーでもない、と言い合っているうちに、そこにいた女性2人が、ドクターの家族を知っていたり、家族がドクターのことをよく知っていたりだったので、電話し始めた。

で、ようやく、、、。

「今日、来ないって…」

なぬーーーー!
医者ってそんなもんなのかーーーー!

オフィスあけっぱなしで、ドアに張り紙もせず、いいのか、それで?
とんでもない状況(小学生のお子さんが2人いるし)とか陥っているのかもしれないとも考えられるけど、診療所の上にはご両親が住んでいると聞く。せめて、ご両親(元ドクター)に言って張り紙だけでもしてもらえるだろうに。

私はいくらホームドクターと言えど、それほど用事があるわけではないので年に数回しか行かない。最初のうちは何かと用があって行ったけど、そのときも本当につかまりにくいドクターだったと記憶している。
何せ、診療所が開いている時間に行ったとしても、「今日は○○通りのオフィスにいます」とのひとこと。歩いて10分くらいのところのオフィスにいると言う。
これ、病気で診療所に来てる人が見たらどう思うのだろうか。
今日も、熱が高くて来てる人がいた。本当、お気の毒に、と言うしかない。
最終的に、なぜドクターが来ていないのか分かる人はいなかった。

私は免許書き換えに必要な書類と、他にもちょっと話したいことがあっただけでよかったけど、こりゃないよな〜と思う。

嫌なら登録しているホームドクターを変えればいいだけ。
このドクター、人柄は悪い人ではないのだけど、これじゃ急なときに怖い。そのうち変えようと思ってる。

というわけで、何も進んでない。ぐぅ。

明日こそは県庁まで行ってハンコをもらってくるのだ。



Monday 26 November 2012

覗いてみると結構楽しいイタリアの薬局

薬局(Farmacia ファルマチア)は、用がないと行かないところだけど、行った時にじっくり見てみると「お、これは?」というものを見つけたりする。

先日用事があって行ったソンチーノ(我が家から車で20分ほどの歴史ある街)で、用事を終えてから歩いている道すがらにあった薬局のウィンドウに目がとまった。

あ、この薬局、オーガニック食品も扱ってる。
ウィンドウから見る限り、家の近所のオーガニック食品店より若干安いかも、、、?

ということで、薬局としては用はないけど、入ってみました。

基本は薬局なので、オーガニック食品の量は少ないけれど、いい感じ。

で、じっくり見ていると、レジ前でオイルの小瓶を発見。薬剤師のお姉さんに聞いたら、「うちの薬局で調合してるオイルで、、、」と説明してくれた。

足の疲れをとるトチノキオイル入り、筋肉痛用のアルニカオイル入り、万能なラベンダーオイル入り、お肌の美容にカレンデュラオイル入りの4種類を置いていて、ちょうど必要だったので、カレンデュラ入りを買ってきました!


ラベル右上の逆三角のマークは、イタリアの医療に関わる機関がつけているマーク。羽の生えた二匹のヘビと杯を表しているんだそうな。(神話に出てくるお話からとったらしいです。)ドイツ旅行したときにも見かけたな〜、薬局共通のヘビと杯のマーク。

薬剤師のお姉さん(マンガのキャラになりそうな人でした。『動物のお医者さん』とかに出てくる若い薬剤師さん的な、、、)が丁寧に説明してくれて、それも気に入って「買います!」って言っちゃった。

「お客様が神様なわけないじゃんっ!」ってイタリアで優しくされるとほろっと、、、。


で、使うこと数日。

いい感じですよ、いい感じ。

というのも、今使っているジェルクリーム状の乳液が物足りなかったから。
イタリアものでは珍しくdemeterの認証(オーストラリア発のオーガニックコスメの認証)を受けているものだけど、初めて使うものだったので、ジェルタイプということを知らなかった。
この時期、ジェルタイプでは軽すぎて無理っ。
触るたびにごわごわ感があったから、対策を考えねばと思ってたところ。かと言って、高いものを買いたくない。

この薬局で配合したオイル、10mlで13ユーロ(今なら1400円くらいかな)。1回に使うのは2〜3滴。悪くない。

で、効果もいい感じ。満足。

薬剤師のお姉さんにいい加減に扱われなかったことにほろっときて、あまりパッケージをよく見ないで買ってきてしまった(私もアホだね)けど、よく見ると、アルガンオイルも配合している。う〜ん、さらに気に入った!
(何といっても、数カ月前に買ったアルガンオイルを気に入って使っていたのに、落として瓶を割ってしまってのだ。もちろん中身はサヨウナラ。アルガンオイルはちょいと高価なのでその後買ってなかった。)

ふらっと入った薬局で、薬局オリジナルのいいものを見つけたのだ!



イタリアの薬局は、基本的には処方せん薬局。
それにプラスして、売り場には保健衛生関連(と言えばいいかな)のものが置いてある。処方外で購入する薬、絆創膏や包帯の類、シャンプーなどお風呂で使うもの、歯磨き関連、ダイエット関連、サプリ、基礎化粧品、化粧品、おむつ、血圧計などなど。
薬剤師の資格によっては、ホメオパシーなど代替医療を扱っているところもある。

ただし、マツキヨだとか、普通のお店感覚でふらっと入るところではない。何といっても、基本は処方せん薬局だし。
お店の人は手が空いていると、必ずお客さんに寄ってきて「何か探してますか?」と声をかけにくるし。(←これが怖くて、用事があっても最初はなかなか1人で足を踏み込めなかった、、、。今は平気だけど。)
最近はマツキヨ感覚のチェーンがイタリアにもできた。イタリア語では多分、パラファルマチアと呼ばれる、薬局に類似したものという意味の言葉が当てはまるのかと思う。これはまさに、処方箋受け付けとハーブ調合がないマツキヨ感覚の薬局。(店舗によっては、処方箋受付もある。)
住んでる街にもこのパラファルマチア系チェーンが進出してきたので、時々マツキヨ気分で覗いたりしてる。(ここでも、「何か探してますか?」って声をかけられるけどね。)

他にも、エルボリステリアと呼ばれるハーブ薬局もある。エルボリステリアはハーブティーを調合してくれたり、自然派とくくられる基礎化粧品、エッセンシャルオイル、バッチフラワーレメディ、などを扱っているところ。
よく行くエルボリステリアが2件あって、乾燥粘土をコップ一杯の水に入れて一晩置いて粘土を沈殿させた後の水を飲んでミネラル分を摂取する(ついでに腸の掃除にもなる)ための土とか、エッセンシャルオイルを買いに行ったりする。

なので、使い分けはこんな感じ。
処方せんをもらったら→ファルマチア。
ホメオパシーが欲しかったら→ホメオパシーって宣伝してるファルマチア。
ハーブティーの調合が欲しかったら→エルボリステリア。
エッセンシャルオイルや自然派化粧品が欲しかったら→エルボリステリアやオーガニック製品を扱う店へ。(スーパーやファルマチア、パラファルマチアでも一部扱っている。)

間口はどどーんと開けっ広げになっていないのが常であるヨーロッパのお店。(だって万引きされちゃうじゃん。)
薬局にかぎらず、大抵のお店にショーウィンドウがあって、しょっちゅう入れ替えて目を楽しませてくれるので、これにも注目しておくと面白い。

ちなみに。
イタリア産の自然派化粧品は、オーガニック認定やら化粧品に対する試験認定制度が少ないので、実際に何を入れているのかわからない。ついていても、「アニマルテストしてません」っていうウサギさんのマークくらいかと。
そんなんだから、香りがやたらめったらと強い。香水の機能の方が重視されてませんか?ってくらい。ヘアケアにしろ、ボディケアにしろ、顔に付ける日焼け止めにしろ、今までに買ったイタリアメーカーは体臭隠しですか?って。それほど体臭がきつい人が多いとは思わないんだけど。

安心して使える信頼のあるものが欲しかったら、数少ない認定マーク付きを探すか、認定マーク付きの輸入物(ドイツの製品が割と多い)を選ぶか、成分を(イタリア語で)勉強してパッケージとにらめっこするしかない。あるいは、本当に信頼できる知識ある人がいるところに行くか。この場合、語学力がいるんだよね。ひとりすごくいいおばちゃんがいるんだけど、私が求めていることを自分で説明できなきゃ、おばちゃんも提案の仕様がない。

なので、この手の私でもわかる安心でお手軽なものを見つけられると嬉しい。

さっさと免許書き換え手続きをして、ひとりでこの薬局に来れるようにしなきゃね〜。

Saturday 24 November 2012

街独自の標識、こんなんあるんだ +イタリア駐車場事情

先日、来るまで20分くらいのところのSoncino(ソンチーノ)という街へ行ってきました。
街中にはミラノのスフォルツァ家が作った要塞が残っていて、周囲は緑に囲まれたこじんまりとしたところです。
近所ということもあって、ちょっとした用事で行くこともあります。

で、こんなん見つけました。消えかかっているけどわかるかな。


枠がなくてわかりにくいのですが、駐車場のスペースに描かれているマークです。

女性と乳母車が公共駐車場スペースに。

そう、これは赤ちゃんを連れた人優先の駐車スペースなんですよ。


その名も「Parcheggio Rosa(パルケッジョ・ローザ)」。「ピンクの駐車場」でさぁ。

妊娠中の女性、1歳までの子供を連れた人優先だそうです。


イタリアの公共駐車場、路上駐車スペースは、大概、白、青、黄色に分かれてます。(私の知ってるかぎり。)

白は無料で自由に停めていいところ、青は有料(指定時間外は無料になったりする)、黄色はそこに停める権利がある人用です。例えば、配達中の一時駐車とか、車いすの方とか。
その駐車場近辺に住んでいる人も、青か黄色か覚えていませんが、駐車権利を示す表示を車の中の見えるところ(ダッシュボードとか)に置いておけば、有料のところに停められます(この場合は、停められるエリアは決まってますが)。


ソンチーノで見つけたピンクは、青ラインの駐車場にありました。優先だからといって、無料になるわけではありません。単に場所を優先してもらえるだけです。

しかも、これは道路法に基づくものではないと看板に注意書きされてます。ソンチーノ独自のものなんでしょうね。


ちなみに我が家の前は白ラインの駐車場。
一応、アパートの裏庭に私用駐車場がありますが、門を開けて入らないといけないので、相方は面倒だから長期外出でもしないかぎり、一般の白ラインのところに停めてます。

不思議なのは、このスペースのほんの数メートル、うちのアパートの車入れ用の門の幅だけ先の部分は、青!
車の往来が多い道路だけど、たったのこれだけで有料と無料の差が出てしまう。誰がどうやって決めるのかねぇ。

家の前の白ラインが満車のときは、家の裏の道路の白ラインまで行って停めて歩いて帰ってくるか、この目の前にある青ラインのところに停めてます。
この青ラインのところは、最初の30分は無料(場所によって、最初の○○分は無料になってるところあり)。
30分以内に白ラインに停めてる誰かが移動するだろうから、空いたらそこに停めようという考え。
うちの相方は30分もしたら車を停めていることを忘れてしまうのではないかと、いつもハラハラしちゃうけど、一応、まだここでは駐禁をとられたことないです。

駐禁でも何でも、罰金は忘れた頃にやってくる。こんなとこに駐禁したっけ?って忘れてしまうくらい後に。
駐禁取り締まりの人が見に来て、車のナンバーなど書き留めて帰り、実際に駐禁キップと「罰金払え」って通知が届くのは数ヶ月後。あぁ、恐ろしや。

Thursday 22 November 2012

運転免許書き換え手続き - 翻訳してもらいました

運転免許をイタリアのものに書き換えると宣言してから、どんだけ経っているのだろうか。
なぜゆえ、こんなに遅いのか。

現在のところ、(手続きに時間がかかる)イタリアのせいではありませぬ。
私が手続きしないから、なんだよね〜。てへっ。

先日、在ミラノ領事館に行って、日本の運転免許証の翻訳をしてもらいました。
イタリアの県によって必要な書類が異なることがあるため、行く前には何の書類が必要なのか確認せねばなりません。
これ、書類の名称が県によって違ったり、手続き代行機関によって違ったりします。
大使館/領事館ではそんな各名称を把握しているはずもなく、何を持っていっていいのやら、、、焦りました。

結局、必要だったのは日本の運転免許証だけ。
ローマの大使館には「各陸運局などにある」申込書など書かれていて、、、なんだそりゃ?
代行機関に聞いても知らないって言われるし、領事館に聞いても明確な回答は帰ってこないし。

これには本当に焦らされました、、、。だって、なかなかミラノに出かけないし、すでに領事館に「行きます」って予約を入れちゃったんだもん。
(少しでも遠方から大使館/領事館に行かれて何かしらの手続きをされる方は、必ず先に電話などで連絡をおいた方がいいです。近隣の方は作成に数日かかる書類を、当日中に作成してもらえます。)

でも! こんなとき頼りになるのは、在伊日本人の方のブログ! 
心強いアドバイスをいただきました!
最終的には、この心強いアドバイスをいただく前後に、領事館に改めて問合せメールした回答が届いて解決しました。

というわけで、領事館に行く前日までバッタバタとしていたのですが、ついでに代行手続きしてもらおうと思っていた自動車学校以外の機関にも行ってきました。

Automobile Club Italia、通称アチ(ACI)です。
こちらは県の陸運局直下のオフィスなので、こういう手続きは慣れている模様。
それに最初に行った自動車学校より手数料が安い! というわけで、こっちにお願いすることにしました。
このACI、健康診断など全部含めて手数料は160.66ユーロだそうです。(微妙な数字)

というわけで、安いところ見つけたし、翻訳書類も手に入れたし、あとはこのACIに申込に行くだけ。

だったら、、、
早く行けよっ。だよね。

これまでに用意したもの。
・証明写真、5ユーロ
・在ミラノ領事館で作成してもらったTraduzione Patente di Guida(翻訳)とDichirazione(翻訳が正しいものと宣言するもの)、39.50ユーロ(2012年11月現在)




近所の写真を一枚。

先月から新しくヨガクラスを始めた隣の市に行くときに乗るバス停の前にある木。

見事!
相当背が高いんですよ。街灯なんて完全に越してるし。

これから葉を落として、冬を耐えて、また春に青々と葉をつける。すごいね、自然は。

Sunday 11 November 2012

気分を換えて散歩へ

昼ご飯の後、どーも気分が盛り上がらずウダウダとしてました。
で、宣言した通り、1時間弱のシエスタ。

この際、もっと寝たろかと思ったけど、私のクローゼットの中に潜んで寝ていたネコが出てきてベッド周りでカサカサと(本など触って)遊び出すので起きることにしました。

さー、作業しよっかなと机をふいたところで相方登場。
散歩に行こうと言う。

えー、せっかく作業しようと思ったのにぃ。

でも、雨は止んだ様子。ならば行くか、とカメラを持って出かけました。

雲間から太陽が少しだけ除いていました! 「ビタミンD確保!」とちょっと気持ちもあがりました。

先ほど書いた、近所のオーリオ川(徒歩3分ほど)。うちからチェントロ方面に出かけるときは必ずここに架かっている橋を渡ります。案の定水位が上がってました。



北の方(ベルガモやもっと山方面)で雨になると、大概はこうなって、折れた木がものすごい早さで流れてくることもある。

みたことあるのは上がっていてもこの水位。いつもこれを越えないとこがすごい。
すぐ上の緑のところが遊歩道。
きっと、途中、途中で横に水を流してるんだろうな。






面白いのは色んなものが流れてくること。

今日は、パンが流れてきてた。
写真中央の下の枠ギリギリあたり、数個の白っぽい丸いものがあるの、わかりますか?






拡大したらわかるかな。下の白いもの3つ。パンなのだ。









川の流れが通常の速さの時は、いつもカモが遊んでるのどかなところだけど、今日は速かった〜。

相方に川沿いを散歩したい?って聞かれたけど、革のブーツだったのでぐちゃぐちゃになるのもイヤだし、やめときました。

川沿いを行かず、まっすぐチェントロへ。
チェントロで友達の弟から「商店街の店が一緒になって展示会してるから行ってみて」と言われて(本人も出してるから)、そこへ行った後、帰ろうかと思ったけど、せっかくだからとジェラートを食べに行った。(何がせっかく?)

チェントロにはおいしいと言われるジェラート屋が2件ある。そのうちの1件がうちの方面にあるのでそこへ。

バニラ味が嫌いな私。選択肢は必ずフルーツ系かチョコ。
今日は気分転換と思って、普段は食べないようなものに手を出してみた。
「ビスコッティ(クッキー)・なんちゃら」とかいう、薄茶色のジェラートに小粒のクッキーが入っていて、チョコシロップがかかっているもの。
ジェラートの味の名札が出ているところには、コーヒーカップにクッキーがささっているような絵だったので、カフェラテ味にクッキーが入っているもんだろうと相方と予想して、これを選んだ。

しかーし。

味はまさにバニラとかクリームとか、そんな類であった、、、。今日の撃沈何度目か。

もうひとつの味はいつも通りダークチョコにしただけ撃沈度が浅くてすんだかもね。

明日からまた太陽が戻ってくるという予報なので、それに期待しよっと。

この時季は、、、雨が降っちゃうと、、、もうダメ、あたし

タイトルの通り、今日はダメな日です(まだ昼ですが)。
雨の多いこの時季。空はグレーです。
イタリア北部各地、浸水災害に遭っているとニュースが流れます。被害に遭われた地域の方、お見舞い申し上げます。

うちの近所のオーリオ川もギリギリの水位に達して、いつ遊歩道が浸水するかと心配しますが、私は未だ浸水を見てないのでラッキーな方でしょうか。

朝、自発的な二度寝をしたのが堕落の始まりだったかも。
「自発的な二度寝」とは、朝起きて(6時半〜7時くらい)トイレに行き、キッチンの鎧戸を開けて、猫に餌をやり、そしてふらふらとベッドに戻っていくという。
こんだけのことすれば、起きてもいいんだけど、今日は日曜だし、ここ数週間疲れっぱなしだし、と自分に言い訳してベッドに戻った。

で、起きること9時。
起きてベッドルームとキッチンをバタバタと行き来してると、キッチンからバスルームに行く途中にある納戸のようなところで、ネコが「はっ! バレてもた!」という顔をして飛び去った。

イヤ〜な予感。

またやられた〜。トイレ外の用足し。この前、トイレの砂を替えたばかりなのにぃ。

実は昨日の夜もやられている。このときはトイレ内で立ちネコション。





え? 何? わたしの話題?

そーよ、あんたの話題よっ。










気に入らないことがあるとトイレ外に用を足すのではないかと最近思ってます。

今朝はベッドルームから締め出したこと。
昨日は、事件の直前に相方がネコを撫でていたようなのですが、撫でる代わりに顔でもつねったんじゃないかと、、、。

相方か私、どちらかがトイレやお風呂に入るとき、一緒についてくるのが好きなのですが、ついてくるのが遅れてバスルームから締め出されたときなど、バスルームの扉の前に用を足すことが何度かあった。
このドアはすりガラスがついていて、すりガラスの向こうでネコがお尻をあげて後ろ足で足踏みしている姿が、、、。これに気付いたときは既に遅し。
お風呂からあがったら掃除する運命に。

ゆっくりお風呂に入ってらんないじゃんよー。

ぐぅ。


そして先ほど、自分の不注意で、キアという種(食用です)が入ったビンを落として割ってしまった〜。

キアとは南米で獲れる種で、ケシの実くらい小さい。オメガ3やオメガ6など、栄養価が非常に高い。普段、肉魚を食べない私には重宝してたのにぃ。

ビンに入りきらなかった少量の種が残っているだけ幸い。

こんな日は、大人しくするに限ります。

ということで、朝も寝てたけど、ちょっくらシエスタでもしよっかなー。


Monday 5 November 2012

ほんのほんのほんの一歩の前進(免許更新いつになるやら)

晴れた、晴れた!

でも、風邪気味。
そして仕事もたてこんでいるので、夕方になってやっとほんのちょっとの散歩に出かけただけ。

家の前で「右に行く? 左に行く?」と相方と相談。(右は住宅街、左は中心街)

静かな右を選んだけど、三歩ほど進んで(散歩じゃないぜ)相方がふと立ち止まって、反対方向を見る。

「何かあるなら、あっちに行くけど、、、」と提案しかけた私。

で、思い出した。
あっちに用事があるのは私だ。

もう忘れるほど前、免許更新すると決めたではないか。(1ヶ月以上前やーん。)
あれから、週に何度か、相方が免許を取ったとこで話もしやすいという自動車学校に費用の話などしに向かったものの、いつ行ってもクローズ。(←小さい学校で、路上教習に出てると誰もいなくなる)

電話で聞けばいいものの、相方、その人の名前を覚えてないから電話しにくいと言う、、、。

苛立ちを覚えつつも、一生懸命足を運ぶ私。
向かいにある八百屋に行くついでもあるし、散歩にもなるし、いいではないかと思いつつも、やっぱイライラするもんはイライラする。

先日、「もー1ヶ月くらいこれじゃんか、どーしてくれるよ?」とつっかかった(自分1人でできないくせに、つっかかるときだけは立派につっかかる)。

「じゃ、家の近所の自動車学校に行こう」(←相方)


はぁ? 待って、通って、期待して、、、。
イライラ爆発! 路上で蹴りを入れる。(軽くですよ、軽く)





そんなこんなで、本日、風邪をひいてようが何だろうが情報はほしいので行ってきました、近所の自動車学校に。

路上教習があろうが何だろうが、受付に人がいる。よーし。

では、以前に書いたものにプラスして整理すると、、、。

※Provincia di Cremonaの場合です。(2012年6月にもらってきたメモと、今日行った自動車学校でもらった紙に記載されているもの合体させて転記) 

・Patente estera non scaduta + fotocopia
・Certificato medico ufficiale sanitario 
・1 Foto 
・C/C 9001 €9.00 - 4028 €29.24 (今日行った自動車学校では手数料に含まれる)
・1 fotografia (sfondo chiaro 33 x 40 mm)
・Fotocopia cardta d'identita
・Traduzione della patente (rilasciata dal Consolato) 
・Dichiarazione di autenticità della patente in marca da bollo da €14.62 
・Fotocopia permesso di soggiorno 
・Certificato storico di residenza
・certificato anamnestico(これが増えた。既往症歴のこと)

大差はないです。というか、ほぼ同じなはず。

今日聞いてきた重要な手数料:
・今日行った自動車学校に手続きを依頼する場合:140ユーロ(C/C 9001や4028に振込む金額、日本領事館で作製してもらう翻訳文を県庁で承認してもらうときの印紙代を含む)
・Certificato medico ufficiale sanitarioの手数用65ユーロ(こちらはイタリア人が免許更新するときも必要なもの、料金は自動車学校による)

プラス、自分で用意するものにかかる手数料:
・領事館で作製してもらう日本語免許の翻訳:40ユーロ近く(定かに覚えていないけど、値上がりしてそれくらいになってたかと、、、領事館サイト要チェック)
・Certificato anamnesticoにかかる手数料:ホームドクターに作製してもらうもので、おばちゃんいわく、ドクターによって25〜100ユーロくらいだとか。
・その他、領事館に行く交通費とか、写真代とか、、、。

やっぱ、かかるなぁ。Certificato anamnesticoにかかる手数料が安くて済みますように、、、。

いずれにしろ、早く済ませてしまいたい、、、。

次のステップは、日本免許のイタリア語訳(領事館に行く)、ホームドクターに既往症歴を作ってもらう、住民履歴を取得する、だな。

というわけで、県庁に行く手続きは代理で行ってもらえるらしいので、クレモナまで行かなくてよくなった。(1年以上行ってないな、クレモナ。)

そういや、イタリアの県の範囲がここ2年くらいで変わるらしい。うちは、Lodi、Cremona、Mantovaが一緒になる。
どこが中心になって、名前は何になることやら、、、。
東西に拡がりすぎなんだよ、LodiからMantovaって。果てしない。
現在の県境を崩すことを全く考えないところがイタリアだなぁ。崩したら大揉めしそうだしね。





最近のネコやん。


朝ご飯食べてるのかと思いきや、、、。

微妙にずれている、、、。

どうも、寝てたらしい。

この位置で寝るとは、かなりうちのにしては珍しい、、、。